【2025年最新】新宿区の洗濯機処分方法5選!料金や捨て方、買取まで徹底解説

「新宿区で洗濯機を処分したいが、重くて運べず、粗大ゴミにも出せない…」
「引越しが近いのに、洗濯機の正しい捨て方が分からなくて困っている」

このようなお悩みで、このページにたどり着いたのではないでしょうか。洗濯機は「家電リサイクル法」の対象品目のため、新宿区はもちろん、日本のどの自治体でも粗大ゴミとして処分することはできません。

しかし、法律に沿った正しい処分方法は複数あり、ご自身の状況に合わせて最適なものを選ぶことが可能です。

この記事では、新宿区にお住まいの方が洗濯機を正しく、そして賢く処分するための全知識を、公的情報を基に分かりやすく解説します。

この記事でわかること【目次】

  1. 大前提:洗濯機は「家電リサイクル法」の対象です
  2. 【新宿区版】洗濯機の正しい処分方法5選
  3. 処分方法を徹底比較!あなたに最適なのはどれ?
  4. 処分前に必須!洗濯機の「水抜き」と準備の手順
  5. まだ使える洗濯機は売却も可能!買取のポイント
  6. 新宿区の洗濯機処分に関するよくある質問

この記事を最後まで読めば、あなたの状況に一番合った洗濯機の処分方法が必ず見つかります。

1.大前提:洗濯機は「家電リサイクル法」の対象です

まず、なぜ洗濯機が粗大ゴミとして捨てられないのか、その理由である「家電リサイクル法」について簡単にご説明します。

家電リサイクル法とは、テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目に含まれる有用な資源をリサイクルし、廃棄物を減らすための法律です。この法律に基づき、消費者は処分時に「リサイクル料金」「収集運搬料金」を支払う義務があります。

洗濯機(および衣類乾燥機)のリサイクル料金は、主要メーカーのもので一律2,530円(税込)が基本です。正確な料金は処分の際に必ず公式サイトで確認してください。

2.【新宿区版】洗濯機の正しい処分方法5選

それでは、新宿区で洗濯機を処分するための具体的な方法を5つご紹介します。それぞれの手順、費用、メリット・デメリットを比較し、ご自身の状況に合うものを選びましょう。

方法1:家電量販店に引き取ってもらう

最も一般的で安心な方法です。依頼する状況によって2つのパターンに分かれます。

ケースA:新しい洗濯機に買い替える場合

新しい洗濯機の購入店に、配達と同時に古い洗濯機の引き取りを依頼する方法です。購入から設置、古い製品の搬出までを一度に済ませられるため、最も手間がかかりません。

ケースB:処分のみを依頼する場合

「その洗濯機を購入した店舗」または「お近くの大手家電量販店(ヤマダデンキ、ビックカメラなど)」に処分のみを依頼します。自分で店舗の指定場所まで持ち込むか、自宅まで回収に来てもらうかを選べます。自宅回収の場合は、リサイクル料金のほかに収集運搬料金が必要です。

方法2:家電リサイクル受付センターに申し込む

東京23区の住民が利用できる公式な戸別回収サービスです。購入店が不明な場合や、ネット通販で購入した場合などに便利です。

  • 申込先:家電リサイクル受付センター(インターネットまたは電話)
  • 費用:リサイクル料金(2,530円~) + 収集運搬料金(3,157円)
  • 手順:
    1. センターに申し込み、料金や収集日を確認する。
    2. 収集日当日、作業員に現金で料金を支払う。
    3. 収集日の朝、洗濯機を指定された場所(玄関先など)に出しておく。

注意点:家の中からの運び出しはサービスに含まれていません。集合住宅の2階以上にお住まいの場合や、一人で運べない場合は注意が必要です。

方法3:指定引取場所へ直接持ち込む

自分で運搬できる車などがある場合、最も安く処分できる方法です。

  • 費用:リサイクル料金のみ(収集運搬料金はかかりません)
  • 手順:
    1. 郵便局で「家電リサイクル券」を購入し、リサイクル料金を支払う。
    2. リサイクル券を洗濯機に貼り付け、指定引取場所の営業時間内に自分で持ち込む。

注意点:新宿区内には指定引取場所がありません。近隣の区(大田区、江東区、板橋区など)へ持ち込む必要があります。場所の詳細は事前に必ず確認してください。

(参考:新宿区公式サイト 指定引取場所一覧

方法4:不用品回収業者に依頼する

手間をかけず、迅速に処分したい場合に最適な方法です。

  • 特徴:依頼すれば最短即日で自宅まで回収に来てくれます。家の中からの運び出しも全て任せられるのが最大のメリットです。
  • 費用:業者ごとの設定料金(リサイクル料金、運搬費、作業費などが含まれることが多い)
  • こんな人におすすめ:
    • 洗濯機が重くて一人で運び出せない方
    • 洗濯機以外にも処分したい不用品が多数ある方
    • 引越し日が迫っており、とにかく急いで処分したい方
    • 買取可能なら買い取ってほしいと考えている方

注意点:業者を選ぶ際は、必ず新宿区の「一般廃棄物収集運搬業許可」を持つ、信頼できる業者を選びましょう。無許可業者とのトラブル(高額請求・不法投棄など)が報告されています。

方法5:リサイクルショップや買取業者に売却する

状態の良い新しいモデルの洗濯機は、お金を払って処分するのではなく、売却できる可能性があります。詳しくは後述の「5.まだ使える洗濯機は売却も可能!」で解説します。

3.処分方法を徹底比較!あなたに最適なのはどれ?

ここまで紹介した5つの方法を、目的別に比較表にまとめました。

処分方法 費用の安さ 手間の少なさ スピード こんな人におすすめ
1. 家電量販店 △(標準) ◎(特に買い替え時) 洗濯機を買い替える人、手続きが確実な方法を選びたい人
2. 受付センター △(標準) △(運び出しは自分) 処分だけしたい人、自分で玄関先まで運び出せる人
3. 指定場所持込 ◎(最安) ×(手間大) ◎(即日) とにかく費用を抑えたい人、車で運搬できる人
4. 不用品回収業者 ×(割高傾向) ◎(全てお任せ) ◎(即日可) 手間をかけたくない人、急いでいる人、他にも不用品がある人
5. 売却 ◎(収入になる) △(査定など手間あり) 比較的新しい人気モデルの洗濯機を持つ人

4.処分前に必須!洗濯機の「水抜き」と準備の手順

どの方法で処分するにしても、回収前に洗濯機の「水抜き」作業が必須です。これを怠ると、運搬中に水が漏れ出し、床や他の荷物を濡らす原因となります。

  1. 給水ホースの水抜き:蛇口を閉め、洗濯機をスタートさせて1分ほど運転し、ホース内の水を抜きます。その後、蛇口から給水ホースを外します。
  2. 排水ホースの水抜き:洗濯機を一番短い時間で「脱水」運転させ、内部の水を排水ホースから排出します。
  3. 本体の水抜き:脱水完了後、排水ホースを排水口から抜き、本体を少し傾けてホース内に残った水をバケツなどに出し切ります。
  4. 付属品の取り外し:給水・排水ホースやアース線を取り外し、ビニール袋などにまとめておきましょう。

5.まだ使える洗濯機は売却も可能!買取のポイント

処分費用を払うどころか、臨時収入になる可能性もあります。お持ちの洗濯機が以下の条件に当てはまるなら、一度査定を依頼してみる価値は十分にあります。

買取対象になりやすい洗濯機の特徴

  • 製造年式が新しい:一般的に、製造から5年以内が高価買取の目安です。3年以内なら、さらに高値が期待できます。
  • 国内の人気メーカー製品:パナソニック、日立、東芝などの国内大手メーカーは中古市場でも人気があります。
  • 高機能・大容量モデル:乾燥機能付きのドラム式洗濯機や、洗濯容量の大きいモデルは特に需要が高いです。
  • 付属品が揃っている:取扱説明書や保証書、付属のホース類などがすべて揃っていると査定額がアップします。
  • 状態が良い:目立つ傷やへこみ、カビや嫌な臭いがないことが重要です。日頃からきれいに使っているかが査定に影響します。

新宿区内には家電を扱うリサイクルショップが多数あるほか、出張買取を行っている専門業者もあります。「洗濯機 買取 新宿区」などで検索し、複数の業者に査定を依頼して比較するのがおすすめです。

6. 新宿区の洗濯機処分に関するよくある質問

Q. 洗濯機の給水・排水ホースだけならゴミとして捨てられますか?
A. はい、ホースや糸くずフィルターなどの付属品だけであれば、自治体のルールに従って可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できます。
Q. バケツ型の小型洗濯機も家電リサイクル法の対象ですか?
A. はい、対象です。電気で衣類を洗濯・脱水する機能を持つ製品は、大きさに関わらず家電リサイクル法の対象となります。
Q. 衣類乾燥機も同じ方法で処分できますか?
A. はい、衣類乾燥機も洗濯機と同様に家電リサイクル法の対象品目ですので、全く同じ方法で処分する必要があります。リサイクル料金も同額(2,530円~)です。
Q. 引越しで時間がないのですが、どうすればいいですか?
A. 引越し日が迫っている場合は、即日対応が可能な不用品回収業者に依頼するのが最も現実的です。引越しで出た他の不用品もまとめて回収してもらえるため、手間が一度で済みます。

まとめ:ご自身の状況に合った、最適な処分方法を選びましょう

今回は、新宿区で洗濯機を処分するための5つの方法を解説しました。

洗濯機は法律に則った正しい処分が必要ですが、見てきたように様々な選択肢があります。ご自身の洗濯機の状態、かけられる費用や手間、緊急度などを総合的に考えて、最適な方法を選んでください。

特に、一人での運び出しが困難な場合や、引越しなどで期限が迫っている場合は、無理をせず不用品回収業者などのプロの力を借りるのが賢明です。その際は、必ず信頼できる許可業者を選ぶようにしましょう。