
木工機械を買取してもらいたい人は必見! 一番高く売る方法やコツは?
「木工機械の入れ替えをしたいが、古いものを買取してもらえないだろうか」「使っていない木工機械があるが、邪魔なので買取してもらいたい」とお考えではありませんか? まだ使える状態のものなら、廃棄処分するのはもったいないですよね。とはいえ、どこにどんな方法で買取してもらえるのかよく分からないことでしょう。
そこで今回は、木工機械の買取について詳しく解説します。
この記事を読むことで、木工機械を買取してもらうコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.木工機械は買取してもらえる?
最初に、木工機械の主な種類や目的・中古需要について見ていきましょう。
1-1.木工機械とはどんなものか
木工機械とは、木材加工をするための機械のことです。たとえば、建築会社や家具製造会社などで使われます。木工具を機械化したもので、短時間に効率よく作業できることが特徴です。木工機械の主な種類には、以下をご覧ください。
- 万能木工機
- パネルソー
- NCルーター
- バンドソー
- 超仕上かんな盤
- NCボーリング
- 自動かんな盤
- 横切盤
- 研磨機
- 集じん機
1-2.木工機械は中古需要が高い
木工機械は、中古需要が高いものです。特に、以下のようなところで中古の木工機器を活用してます。
- 工務店
- 建具店
- 木材店
- 木工所
- 製材所
- 家具メーカー
- ハウスメーカー
- 建設会社
中古であっても問題なく使えることができれば、新品を購入するより安く済み、経費削減効果が期待できます。また、本格的に導入する前のお試し用・見習い社員の教育用などの需要もあるでしょう。
2.買取してもらえる木工機械の条件は?
買取してもらえる木工機械の条件や買取相場を見ていきましょう。
2-1.木工機械の人気ブランドは?
木工機械の人気ブランドには、以下のようなものがあります。実際には、下記以外のメーカーのものも買取可能なことがあるので業者に確認してください。
- 日立工機
- 竹川鉄工
- 西野製作所
- 奥平
- 藤久機械工業
2-2.買取相場は新品の5~30%程度
木工機械の買取相場は、新品の約5~30%です。下記は、買取一例となります。
- 日立工機自動かんな盤(P100FA1):~120,000円程度
- 日立工機木工用バンドソー(CB75FA):~120,000円程度
- 藤久機械工業(BKG-16):~85,000円程度
なお、実際の買取価格は中古市場での需要や木工機械の状態によって大きく上下します。詳しくは、業者の査定結果を参考にしてください。
3.木工機械を売る前に確認しておくこと
木工機械を売る前に確認するべきことを解説します。
3-1.年式が古いなど中古市場で需要がないものは買取不可
業者では、中古品として再販することを前提に木工機械の買取をしています。したがって、以下のようなものは買取不可となるでしょう。
- 年式が古い
- 破損・ひどい汚れなどがある
- 主要部品の欠品が多い
- 不人気ブランド
- 故障していて修理不可能
3-2.外観の汚れや木片などをクリーニングしておく
木工機械を高く売るためには、以下のポイントに注意してください。
- 外観の汚れやホコリ・木片などをクリーニングしておく
- 付属品・使用説明書・オプション品をそろえてリスト化しておく
- 不要になった時点でできるだけ早く売る
- 木工機械の買取を強化している業者に売る
なお、型番や製造年月を調べておくと、査定がスムーズに進みます。使用説明書や保証書・本体付属のラベル表記などを確認してみてください。
4.木工機械の買取先でおすすめのところは?
木工機械の買取先でおすすめのところを詳しく解説します。
4-1.工作機械買取専門業者に買取してもらうのがおすすめ
工作機械買取専門業者では、不要になった木工機械を買取してもらえます。工作機械買取専門業者に買取を依頼する主なメリットは、以下をご覧ください。
- 木工機械の買取実績が多く、正当な査定が期待できる
- 買取対象となる種類が豊富
- 故障や不具合があるものでも状態によっては買取可能
- 場所や日時を指定して回収してもらえる
- 木工機械以外の工作機械・器具の買取も同時に依頼できる
4-2.不用品回収業者は工作機械の取り扱いがあるかによる
不用品回収業者では、木工機械の取り扱いがあるかどうかによります。多くの場合、木工機械は引き取り処分だけ対応か、引き取りも不可となることが多いでしょう。まずは、業者に確認してみてください。なお、法人の木工機械を不用品回収業者に処分してもらうためには、業者が「産業廃棄物収集運搬許可」を取得している必要があります。
4-3.ネットオークションはプロによる出品が多い
ネットオークションに出品して売ることもできます。ただし、プロの業者による出品が多く、個人の出品はほとんどないのが現状です。また、落札されたとしても、こん包や配送の手間がかかり、クレームなどの対応が必要になる可能性もあるため、積極的にはおすすめしません。
4-4.リサイクルショップはほぼ買取してもらえない
リサイクルショップでは、木工機械の買取はほぼ不可能でしょう。木工機械は、企業向けのものであり、個人の需要が少なくなります。買取しても再販できる可能性が低いため、状態のいいものでも買取が難しいのです。また、査定のために店頭に持ち込んでも、買取不可となると再度持ち帰ることになる点でもおすすめできません。
5.木工機械の買取に関するよくある質問
最後に、木工機械の買取に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.木工機械の寿命は何年ぐらい?
A.大体10年を目安にしてください。なお、使用頻度や環境によっては、10年に満たなくても寿命を迎えることがあります。寿命を迎える前に買い替えることがおすすめです。
Q.購入後ほとんど使っていない木工機械なら高く売れる?
A.一概には言えません。たとえば、購入後数年放置した結果、内部部品が劣化して使いものにならないケースもあるからです。また、購入後すぐでも、不人気メーカーのものは査定金額がほとんどつかないことでしょう。
Q.複数台の木工機械を買取してもらいたいのですが?
A.まずは、木工機械の内容・数量を業者に伝えてください。回収の際に、トラックや人員の手配が必要になるからです。また、大量にある場合は、内容確認のために業者がやってくることもあるでしょう。
Q.買取してもらうときに必要なものは?
A.以下のものを用意しておきましょう。業者によっては、事前にコピーしておいてほしいと言われることもあります。
- 個人:免許証・保険証・パスポートなどの身分証明書
- 法人:担当者本人の身分証明書および社員証など所属証明ができるもの
Q.木工機械の買取査定を複数の業者に依頼してもいい?
A.構いません。ただし、まずは信頼できると判断した業者2~3社にしぼりましょう。査定結果を比較し、いずれかの業者を選んで正式に依頼してください。なお、取り引きしない業者にも一言連絡を入れておくことを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は、木工機械の買取について詳しく解説しました。木工機械の買取は、実績が豊富で専門知識の詳しい工作機械買取専門業者が最もおすすめです。予約した日時に指定した場所まで引き取りに来てくれるので、こん包や配送の手間もかかりません。まずは、型番や製造年月をチェックして伝え、買取査定を依頼してみるといいでしょう。提示金額に納得できたら正式に依頼してください。なお、高く買取してもらうためには、事前に汚れやホコリ・木片などをクリーニングしたり付属品をそろえたりしておきましょう。
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