
水槽の処分にお困りの方必見! 水槽の処分方法3つのポイント
アクアリウムを楽しんだり、ペットを育成したりするときに活躍してくれる水槽。けれども、不要になったり新しい水槽に買い替えたりしたいとき、どのように古い水槽を処分をすればいいのでしょうか?
そこでこの記事では、不要になった水槽の処分方法や処分前に確認しておきたいポイントなどを紹介します。
1.水槽を処分する前にすべきこと
水槽の処分を考える前に、水槽の中に入っているものを処分しなければなりません。アクアリウムやペットの飼育で使用していた水槽を処分する前に、水槽内で使用していた底床(ていしょう)や水槽アクセサリーなどを先に処分しましょう。
1-1.底床の処分
アクアリウムでは底床(ていしょう)と呼ぶ土壌を使用します。粘土の塊であるソイルや砂・砂利・セラミック・溶岩石などが一般的な底床(ていしょう)です。
これらを処分するときにはどのようにすればいいのでしょうか。小さな水槽ならそれほど量もありませんが大きな水槽ともなると大量に処分しなければなりません。庭のあるご家庭なら、庭の土に混ぜることができますがマンション住まいの場合は困りますよね。
自治体によっては燃えないゴミとして処分できるところもありますが量が多いと断られることもあるようです。インターネットでは「公園や河原などに捨てる」という意見も見受けますが不法投棄になるのでやめましょう。まずは、お住まいの自治体にご相談ください。
1-2.水草の処分
水草を処分するときには、ベランダなどで日干ししてカラカラに乾燥しから燃えるゴミとして処分しましょう。勝手に公園の池などに捨てるのはマナー違反です。
1-3.水槽用アクセサリーなどの処分
は虫類などのペットを水槽の中で飼育する場合、プールや流木などの水槽アクセサリーを使用することも多いでしょう。木やプラスチックなどは基本的に燃えるゴミとして処分できますが、大きさが30センチ×30センチ以上のものは粗大ゴミになることもあります。サイズの大きなものは、自治体に問い合わせをしてから処分するようにしてください。
1-4.飼育できなくなった生体は
諸事情で、熱帯魚やは虫類などを飼育し続けることができなくなった場合は、勝手に池や川などに放流したり野山に捨てたりしないでください。
ペットの命を祖末する行為はモラルに反する行為です。また、観賞用の魚やは虫類などを遺棄することは社会問題にもなっています。
最近では、生体を買い取ってくれるショップがあり、水槽やアクセサリーも丸ごと引き取ってくれるところも多いようです。インターネットなどで検索して引き取りをしてくれるショップを探してください。
2.水槽の処分方法
不要になった水槽を処分する方法は以下の4つがあります。
- 粗大ゴミや不燃ゴミなど自治体のルールにしたがってゴミに出す。
- リサイクルショップに買い取りをしてもらう。
- ネットオークションで売る。
- 不用品回収業者に依頼する。
それぞれの方法をご紹介しましょう。
2-1.リサイクルショップに買い取りしてもらう
一般的な観賞魚用水槽の中でも大型のアクリル水槽は需要があるようです。また、出張買い取りに対応しているアクアショップもあります。ご自宅の近所で水槽買い取りに応じてくれるショップを探してみましょう。
水槽だけではなく、水槽台・照明・殺菌灯・ポンプ・水槽用クーラーなどもまとめて買い取ってくれるショップもあります。また、水や生体などはそのまま、掃除をしなくても可という条件のショップもあるので事前に問い合わせをしてみましょう。
2-2.ネットオークションで売る
水槽の状態がまだ十分に使用可能な状態であれば、ネットオークションに出品する方法もあります。オークションに出す場合は、写真や説明文が充実しているほうが買い手が付きやすいでしょう。
きれいに掃除をした状態の水槽を正面だけではなく、サイドや裏側などの写真も掲載してください。また、サイズや素材の説明、注意事項、付属品の有無などの詳細もきちんと書くことが大切です。
さらに、落札後の水槽の受け渡しは宅配で送るのか、取りに来てもらうのか、自分が運ぶのかなどの方法もはっきりしておきましょう。
2-3.粗大ゴミや不燃ゴミに出す
水槽は粗大ゴミや不燃ゴミとして廃棄できます。どちらの廃棄方法になるかは水槽のサイズによって違うのです。自治体によっても異なりますが規定のサイズ以内であれば不燃ゴミの日に出すことができます。
もし、規定のサイズ以上の大きさなら粗大ゴミとして廃棄してください。
粗大ゴミに出すには…
- 自治体の粗大ゴミセンターに電話をして申し込みをする。
- 指定清掃券(シール)を購入する。(コンビニや酒屋・精米店などで扱っています)
- 水槽にシールを貼り、指定された日時に指定された場所に出す。
以上のような手順になります。
また。水槽を割って不燃ゴミとして出す方法もあります。しかしながら、あまりおすすめできる方法ではありません。
アクリルやガラスを割るのは大変ですし、破片が飛び散らないようにガードしながら割るのも難しいものです。
- 全体にガムテープを貼ってから割る。
- シートや大きなビニール袋などで完全におおってから割る。
などの方法がありますが基本的には危険な行為です。
ガードをしても細かな破片が飛び散るので小さなお子さんやペットがいるご家庭ではやらないほうがいいでしょう。
さらに、上手に割れて小さくなったとしても、割ったもので回収の人がケガをしないようにする必要があります。
割れたものを不燃ゴミで出すなら、新聞紙や古いタオルなどでとがった部分が出ないようにして包み、袋に入れて「危険物」「割れ物」などと書いてください。
割って処分する手間と時間を考えると粗大ゴミで出したほうが簡単です。
2-4.不用品回収業者に依頼する
急いでいるので粗大ゴミの日まで待てない。
- 大型水槽なので回収場所まで重くて運べない。
- 水槽が複数あるので処分が大変。
- 断捨離をしたので水槽以外にも不要な関連用品がたくさんある。
- 引っ越しをするので水槽や水槽台などをすべて処分したい。
などのときには、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。上記のように、水槽以外にも処分したいものがあるときには自宅まできてすべて回収してくれます。水槽で使用していた底床やアクセサリーなども一緒に処分してくれる業者ならより便利でしょう。依頼するときに回収可能な品目を確かめてください。
2-5.不用品回収業者に依頼するときの注意点
不用品回収業者に依頼するときには以下のようなことに注意してください。
- ホームページに会社の住所・電話番号・メールアドレスなどが明記してある。
- 無料見積もりサービスがある。
- 回収の実績がある。
- 対応が早い。
などの会社を選びましょう。
また、不要品の回収だけではなく買い取りも同時に行っている会社なら不要品を売ることも同時にできます。粗大ゴミの回収にも対応していれば、引っ越しなどのときに1度に片付けられるので便利です。
まとめ
水槽の処分にお困りの方に向けて、処分方法をご紹介しました。いくつかの方法があることがおわかりいただけたかと思います。
水槽の大きさや数などによってもぴったりな処分方法は異なるので比較検討してみましょう。また、水槽の数が多い場合やほかにも不用品が多い場合はプロの回収業者に依頼するのもおすすめです。
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