オーブントースターの処分と捨て方丸わかり! 徹底解説!

オーブントースターも、長年使っていると古くなり不具合が目立つようになります。新しいものに買い替えるときは、古いものは処分しなければならないですよね。しかし、正しい捨て方を知っていますか?今回は、オーブントースターの処分や捨て方について、徹底解説しましょう。ごみとして捨てる以外にも、さまざまな方法があるのでじっくり検討してください。

  1. オーブントースターを捨てたい・処分したいとき
  2. オーブントースターの捨て方:自分で捨てる場合
  3. オーブントースターの捨て方:販売業者の下取り
  4. オーブントースターの捨て方:リセールする場合
  5. オーブントースターの捨て方:回収業者に依頼する場合
  6. ​オーブントースターの処分・捨て方に関するよくある質問

この記事を読むことで、オーブントースターの処分について理解し、自分にとってどの方法が適切か、判断できるでしょう。まずは、最後までしっかり読んでみてください。負担や手間をできるだけ少なくして、お得にするコツもわかりますよ。

1.オーブントースターを捨てたい・処分したいとき

まずは、オーブントースターを捨てたいときに知っておくべき基礎知識を解説します。それぞれ確認しておきましょう。

1-1.オーブントースターは何ごみか

オーブントースターは、素材で分別(ぶんべつ)すると不燃ごみもしくは粗大ごみ扱いとなります。実際には、居住地の自治体によって判断が異なるため、自治体のルールを調べてみてください。小型なものは不燃ごみ、大型のものは粗大ごみとしている自治体もあります。また、小型家電リサイクル法で指定をし、別途回収していることもあるため、自治体の指示に従って処分しましょう。

1-2.小型家電リサイクル法について

小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる希少金属のリサイクルを目的とした法律となります。限りある資源を大切にし、地球環境にやさしいリサイクルを目指すためのものです。オーブントースターにかんしては、自治体によって対象家電になったりならなかったりします。まずは、自治体の指定家電を調べてみましょう。対象家電に指定があった場合は、自治体が指定した回収ボックスなどに入れて処分してください。

1-3.オーブントースターの寿命や故障について

オーブントースターの寿命は、平均5年から6年程度です。実際の使い方によっては、もっと早く寿命を迎えることもあります。よくある故障は、以下を参考にしてください。

  • 規定の時間で調理ができない
  • ヒーターが温まらない
  • 焼きムラができる
  • 異臭や異音がする
  • 電源が入らない

不具合や故障のあるオーブントースターを使うことは、発火などのリスクを高めます。速やかに処分・買い替えを検討してください。

2.オーブントースターの捨て方:自分で捨てる場合

オーブントースターを自分で捨てる方法を解説します。やるべきことやメリット・デメリットなどを理解してください。

2-1.自治体回収を利用する場合について

自治体回収を利用する場合は、ごみとして出す方法と小型家電リサイクル法に基づいた回収の2つの方法があります。いずれかの方法を選んで、ルールに従い回収を依頼しましょう。ただし、自治体によってはオーブントースターは小型家電リサイクル法の指定対象外となっていることもあるので注意してください。

2-2.自治体回収でやるべきことについて

自治体回収を利用する場合は、不燃ごみ・粗大ごみのいずれの方法であっても集荷場所まで自分で運搬することになります。また、不燃ごみの場合は料金が不要ですが、粗大ごみの場合は回収費用が数百円程度必要となる点に注意してください。粗大ごみで出すためには、自治体の粗大ごみ回収受付窓口に連絡し、集荷日時と場所の指定を受けましょう。なお、回収費用の支払いは、コンビニなどで「粗大ごみ処理券」を購入しオーブントースターに貼り付けることで完了します。

2-3.自治体回収を利用するメリット・デメリット

自治体回収を利用することのメリット、デメリットを確認しておきましょう。

2-3-1.メリット

  • オーブントースターの回収費用が無料もしくは数百円と安い
  • 自治体が回収するので信頼できる

オーブントースターの回収費用を安く上げたい人には、メリットが大きいでしょう。

2-3-2.デメリット

  • 自分で集荷場所まで運搬する必要がある
  • 回収日時・場所は自治体の指定に従う必要がある
  • 粗大ごみ指定の場合は手続きが面倒

自治体回収の場合は、天候や体調が悪いときでも、指定の日時に集荷場所まで自分で運ばなくてはいけません。デメリットを強く感じるときは、ほかの方法での処分を考えましょう。

2-4.回収ボックスに捨てる方法

自治体でオーブントースターを小型家電リサイクル法の対象家電に指定している場合、回収ボックスに入れる方法も選ぶことができます。回収費用は無料です。回収ボックスは、主に役所や大型スーパーなどに設置してあるので、オーブントースターを入れてください。ちなみに、回収ボックスに捨てる場合のメリットやデメリットは、以下となります。

  • メリット:無料で回収してもらえる・資源をリサイクルできる
  • デメリット:自分で回収ボックスまで運搬する必要がある・回収ボックス自体が少ない・小型のものしか回収できないことがある

3.オーブントースターの捨て方:販売業者の下取り

オーブントースターの捨て方として、販売業者の下取りに注目します。どんなときに利用するといいか学んでください。

3-1.こんなときはオーブントースターの買い替えがベター

  • オーブントースターに不具合や故障があるとき
  • オーブントースターの汚れがひどくなったとき
  • 寿命を迎えたとき
  • 魅力的な新製品が登場したとき

オーブントースターを買い替えるきっかけは、人それぞれです。しかし、現在のものよりも新製品が有利になる場合は、積極的に買い替えを検討しましょう。

3-2.オーブントースターの新製品が安い時期は?

オーブントースターは、新生活のスタート時に需要が高くなります。具体的には、3月から4月の入学・就職時期ですね。需要が高いときは、オーブントースターが売れるときでもあるので、新製品でも価格が安くなります。また、最新機種でなければ「型落ち品」となってより安くなるのでチェックしてください。

3-3.販売業者の下取りについて解説

販売業者の中には、新製品への買い替え需要を見込んで古いオーブントースターの回収を行っているところがあります。下取りは、古いオーブントースターの処分に困る顧客と新規買い替えをしてもらいたい販売店の利害が一致するサービスです。下取りサービスを行うことで、販売業者は顧客の来店を促すこともできます。

3-4.通販業者の場合はどう?

通販業者の場合は、オーブントースターの下取りサービスはほとんどありません。オーブントースターの下取りは、業者にとって人件費と手間が掛かるサービスです。通販業者では、オーブントースターの販売価格をできるだけ安くするために、各種サービスを簡素にしています。従って、下取りサービスを利用することは難しいと考えてください。

3-5.販売業者の下取りを利用するときの手数料

販売業者の下取りにかんしては、手数料無料が基本です。また、場合によっては新製品の買い替えに利用できる金券をもらえることもあります。オーブントースターの処分費用を節約したい人は、買い替えのときに販売店の下取りを利用するとお得ですね。

3-6.販売業者の下取りを利用するメリット・デメリット

販売業者の下取りを賢く利用するためにも、メリットとデメリットそれぞれについて確認してください。

3-6-1.メリット

  • 新規購入と同時に処分できる
  • 手数料無料で処分できる
  • 販売業者に渡すだけで簡単に処分できる

オーブントースターの買い替えを考えている人は、販売業者の下取りを利用するメリットが大きいと言えます。

3-6-2.デメリット

  • 販売業者によっては下取りサービス自体が無い
  • 下取り対象外のオーブントースターもある
  • 新規購入のときにだけ利用できる(下取りだけを依頼するのは不可)

新規買い替えの場合でも、実際に下取りができるかどうかを確認しておくことが大切です。

4.オーブントースターの捨て方:リセールする場合

中古品として人気の高いオーブントースターは、買い取りも考えましょう。買い取りが可能な条件や、どんな方法があるのかについてメリットとデメリットを交えながら解説します。

4-1.買い取ってもらえるオーブントースターとは

  • 人気ブランドである(デロンギ・バルミューダなど)
  • 使用感が少なくキレイな状態である
  • 付属品や箱が揃(そろ)っている
  • オーブントースターの機能に問題が無い
  • 製造年月日が新しい

オーブントースターは、上記の条件に当てはまるほど買い取ってもらえる可能性が高くなり、高額買い取りが期待できます。

4-2.リサイクルショップに買い取りを依頼しよう

リサイクルショップでも、オーブントースターを買い取ってもらえることがあります。自分で店頭に持ち込んで、買い取りできるか査定を受けましょう。買い取りが可能な場合は、その場で代金を受け取ることができます。なお、リサイクルショップで買い取りができないものにかんしては処分もできません。

  • メリット:買い取りが成立した場合は代金がすぐに手に入る・中古品として活用できる
  • デメリット:必ず買い取りが可能なわけではない・買い取り不可でも処分できない

4-3.ネットなどのリセールを利用しよう

ネットオークションなどのリセールを利用すると、ほしい人に売ることができます。オークションサイトに会員登録をして、出品しましょう。すると、ほしい人が入札します。落札期限を過ぎたら入札者が落札者となるので、代金を支払ってもらいオーブントースターを発送してください。

  • メリット:予想以上の高値落札となることがある・ほしい人の手に渡すことができる
  • デメリット:落札者からクレームが来る可能性がある・支払いトラブルのリスクがある

5.オーブントースターの捨て方:回収業者に依頼する場合

オーブントースターの捨て方として、回収業者に依頼する場合を考えてみましょう。たくさんのメリットがあるので、積極的に検討してください。

5-1.業者におけるオーブントースターの回収方法

回収業者では、依頼者が指定した場所に直接来てオーブントースターの回収をします。回収依頼の流れについては、下記を参考にしてください。

  1. 業者にオーブントースターの回収依頼をする(メール・FAX・電話など)
  2. 業者が回収にかんする見積もりを出す
  3. 依頼者が見積もりの内容(料金など)を確認して了承する
  4. 依頼者の希望日時・場所にて業者がオーブントースターを回収する

なお、料金の支払いにかんしては、回収実施後となることが多くなります。

5-2.業者におけるオーブントースターの回収料金

  • オーブントースターの回収料金(1台):数千円程度

オーブントースター自体は小さな機械です。しかし、回収するためには、車両や作業員を手配する必要があります。そのため、オーブントースター1台だけであっても、数千円程度は必要になることを理解してください。

5-3.回収業者を利用するときのメリット・デメリット

回収業者を利用するときのメリットやデメリットについては、下記を参考にしてください。

5-3-1.メリット

  • オーブントースターを自分で運ぶ必要が無いので楽
  • 基本的に希望の日時・場所にて回収してくれる
  • 故障や汚れがあっても問題無く回収してくれる
  • オーブントースターの状態によっては買い取りもできる

特に忙しい人にとっては、業者に回収依頼をするメリットが大きいはずです。

5-3-2.デメリット

  • 数千円程度の回収料金が必要
  • 指定日時・場所によっては希望どおりにならないこともある(夜間・繁忙期など)

回収業者を利用するときは、できるだけ良心的な料金設定をしていたり回収日時や場所の融通ができたりするところを選ぶとデメリットが少なくなります。

5-4.業者選びのポイントをチェックしよう

  • 不用品回収において豊富な実績を持っていること
  • 回収料金がリーズナブルで明確であること
  • 状態の良いオーブントースターは積極的に買い取りしてくれること
  • 回収希望日時・場所を最大限考慮してくれること
  • 見積もりを無料で迅速に出してくれること
  • 応対の感じや利用者の評判が良いこと
  • 古物商許可などを受けた正式な業者であること

5-5.コストを掛けずにオーブントースターを回収してもらうコツ

家の中には、たくさんの不用品があるものです。オーブントースター以外にも、ほかに処分できるものを探してみましょう。中には、買い取りが可能なものもあるものです。たとえば、使わなくなったブランド品や貴金属・未使用の食器類などは買い取りできる可能性があります。不用品が買い取り対象になれば、オーブントースターの回収費用と相殺できてお得ですよ。場合によっては、回収費用以上の買い取り金額となることもあります。しかも、家の中がすっきり片付くのでメリットが大きいはずです。この際、不用品をすべて処分することをおすすめします。

5-6.無料回収業者にかんする注意点

オーブントースターを無料で回収してくれると聞いたらうれしくなるものです。しかし、無料回収業者には十分に注意してください。よく話を聞くと、見積もりだけが無料ということもあります。また、勝手に家の中を物色して、依頼していないものを無理やり回収しようとする悪徳業者もいるのです。住宅街を営業車で巡回していたり、電話で勧誘を掛けてきたりする業者は契約をしないでください。中には、無許可で営業をしている違法業者もいますからね。

6.オーブントースターの処分・捨て方に関するよくある質問

最後に、オーブントースターの処分でよくある質問に回答します。いずれも役にたつ内容ですからしっかり確認しておきましょう。

Q.オーブントースターを捨てる前には中をキレイに掃除するべきですか?
A.オーブントースターには、食品類のこびり付きがたくさんあるものです。捨てるときのマナーとして、できるだけキレイに掃除しておきましょう。もちろん、取れない汚れにかんしてはそのままで構いません。なお、食品類がこびり付いた部分は、雑菌が繁殖しやすくなっています。掃除した後は、きちんと手を洗ってくださいね。

Q.複数台のオーブントースターを販売業者の下取りに出せますか?
A.販売業者の下取りは、新しく購入するオーブントースターの台数分だけ利用できることが多くなります。たとえば、新規に2台購入する場合は、2台まで下取り可能といった感じですね。そのため、希望の台数分を下取りに出せないこともあります。下取りができない台数分にかんしては、ほかの処分方法を検討してください。

Q.回収業者の手に渡ったオーブントースターはどうなるのですか?
A.回収業者では、まだ使用できるものはキレイにして中古品として販売することが一般的です。残念ながら故障などで使用できないものにかんしては、分解して素材ごとに分けリサイクルに回します。いずれにしても、信頼できる業者の手に渡れば最良の方法で処分してもらえるでしょう。

Q.マンションの高層階に住んでいる場合の回収料金はどうなりますか?
A.マンションの高層階に住んでいる場合、通常の回収料金に加えてオプション料金として数千円が必要となる業者も多くなるでしょう。オプション料金を節約したい場合は、業者に相談して、マンション入り口での受け渡しを依頼してください。ただし、オーブントースターを自分でマンション入り口まで運ぶ必要があることは承知しておきましょう。

Q.契約完了後であってもほかの業者への変更は可能ですか?
A.契約時期にもよります。まだオーブントースターの回収前であれば、速やかに業者に相談して契約を破棄してください。業者によってはキャンセル料として契約料の何割かを支払う必要がある場合もあるので注意しましょう。また、すでに回収した後の場合は、オーブントースターの処分をしてしまったなどの理由で契約破棄ができないこともあります。いずれにしても、業者に連絡して指示を仰ぎましょう。

まとめ

不要になったオーブントースターにはさまざまな処分方法があることを理解していただけたはずです。もちろん、ごみとして捨てることもできます。しかし、ごみとして出すとリサイクルできません。オーブントースターには、まだ再利用できる資源がたくさんあります。それに、状態によっては中古品として再生できることもあるのです。まずは、ごみ以外での処分を考えてみてください。買い替えの場合は、下取りやリセールなどの方法もあります。また、オーブントースター以外にも家の中に不用品がたくさんある場合は、回収業者に依頼する方が何かとお得で便利なことも多くなるものです。いい機会なので、家中の不用品を処分することをおすすめします。