
ストーブの寿命は何年?症状やお手入れ方法も解説
寒い冬に欠かせないストーブですが、故障した場合や寿命が来た場合、処分方法に悩む人も多いかもしれません。
この記事では、ストーブの寿命や寿命が近くなる症状、長く使うための手入れ方法について解説しています。さらに、ストーブの処分方法についても紹介しています。適切な方法で処分することで、環境に配慮した暮らしを実現しましょう。
この記事は、ストーブを使っている人や、ストーブを新しく買おうと考えている人に役立つ情報が満載です。ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
1.ストーブの寿命は何年?
冬場に必要不可欠なストーブの寿命はいったい何年になるのでしょうか。きちんと寿命を把握しておけば、故障する前に買い替えることができます。急な故障で慌てるよりも前もって冬の準備をしておきましょう。
1‐1.ストーブの寿命は「5年~7年」
ストーブにもさまざまな種類があります。石油ストーブや薪(まき)ストーブ、ファンヒーター、ハロゲンヒーターなどたくさんの種類があるので迷ってしまうでしょう。それぞれの種類によって寿命は異なります。一般的なストーブの寿命はおよそ「5年~7年」です。きちんとお手入れをすれば10年以上使えるケースもあります。
使い方や使用頻度によっても寿命が異なるので注意しなければなりません。ストーブの種類やメーカーによって部品の保有期間が決まっています。保有期間をすぎてしまうと部品がないので修理ができません。自分が使っているストーブの保有期間は何年までなのか、確認してみてください。
1‐2.不具合が発生し始めるのは「7年」すぎたころ
主に家庭で使用している「石油ストーブ」は使用年数が7年たったころから不具合が発生します。着火しにくくなる、石油のニオイがもれてくるなどさまざまな症状が起きるのです。石油ストーブは年々性能が高くなってきているので7年経過したら買い替えを検討したほうが良いでしょう。
修理できる状況だとしても、再び不具合が起きる可能性はあります。石油は火事を起こす危険もあるため要注意です。石油ストーブを7年以上使い続けている人は、修理ではなく買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
1‐3.電気ストーブの寿命はおよそ6,000時間前後
石油よりも電気系のストーブを使う人が増えてきました。電気ストーブの寿命は時間にするとおよそ6,000時間前後です。使用時間が長ければ長いほど寿命が縮まります。6,000時間と聞いてもハッキリわからない人は多いでしょう。
寒くなる11月~3月までの5か月間、1日8時間使うとします。5か月間使い続けるとおよそ1,200時間になるでしょう。1年1,200時間にすると寿命は5年でやってくる計算です。ストーブの一般的な寿命と変わりませんね。18時間使いっぱなしにすると、寿命はおよそ2年という計算になります。以上のように、電気ストーブは使用時間によって寿命が変わるでしょう。
2.ストーブの寿命が近づくと起こる症状・故障
2‐1.熱効率が悪くなる
寿命が近いと起こる症状・故障は「熱効率」の悪さです。石油ストーブは石油、電気ストーブは電気がなければ動きません。できるだけ費用を抑えるために熱効率が良いストーブを選ぶ人は増えてきています。エコを重視している家電も増えてきているのです。熱効率が良いストーブほど、低いエネルギー消費量で温まります。
しかし、ストーブの寿命が近づくと熱効率が悪くなるのです。たとえば、石油の減り具合が早い、電気代が増えている、すぐに温まらないなどの症状が起きるでしょう。古いストーブほど熱効率が悪くなるので注意してください。熱効率の悪いストーブを使い続けるよりも、思いきって買い替えたほうが効率的です。
2‐2.変なニオイ・異音がする
石油ストーブの寿命が近づくと「変なニオイ」が発生します。特に、石油ストーブは石油の嫌なニオイが出てくるでしょう。経年劣化によって石油がもれる、ゴムホースの劣化などが原因になります。石油のニオイが出る場合は注意しなければなりません。不具合を放置しておくと火事になる危険性もあります。火事にならないためにもできるだけ早めに対処してください。
また、変なニオイだけでなく「異音」が発生するケースもあります。石油ストーブだけでなく、電気ストーブにも当てはまることです。いつもとは違う音が出てきた場合、専門業者やメーカーに問い合わせてください。1番いけないのは起きている異常を放置することです。大変なことにならないためにも素早い対処が必要になりますよ。
3.ストーブの寿命を延ばすためのお手入れ方法
3‐1.定期的に清掃をする
ストーブを長く使うためには、適切な手入れが必要です。ストーブは室内で使用するため、ホコリや汚れがたまりやすく、火災の原因にもなります。ストーブの手入れ方法は種類によって異なります。例えば、石油ファンヒーターはフィルターを1週間に1回〜2回程度掃除することが推奨されます。使用頻度が高い冬季にはこまめな掃除が特に重要です。フィルターは掃除機で簡単に取り外せます。
石油ストーブを使用する場合は、点火する前にホコリを取り除きましょう。焦げ跡が付いた場合は、クレンザーや石鹸水などできれいに掃除することができます。電気ストーブを使う場合は、柔らかい布を使用してやさしく拭いてください。特にヒーター部分のガラスは傷つきやすいため、やさしく拭いてください。適切な手入れを行うことで、ストーブを長く安全に使用することができます。
3-2.こまめな点検と保管方法
ストーブを長く使うためにはこまめな点検が必要です。燃焼部分が詰まっていたり、電源コードが断線していたりすると、不具合が発生する原因になります。また、ストーブを使用しない期間は保管方法にも注意が必要です。風通しの良い場所に保管するようにしましょう。保管中もこまめに掃除しておくことで、次の冬に使いやすい状態を保てます。
3-3.プロに点検・修理を依頼する
万が一ストーブに故障が生じた場合は、自己判断で修理を試みるのではなく、プロに点検・修理を依頼しましょう。特に、ガスストーブや灯油ストーブなど火を使うストーブは、修理を誤ると火災や爆発などの危険性があります。安全のためにも、プロに任せて点検・修理を行うことをおすすめします。また、点検や修理を定期的に行うことで、安全かつ快適な冬を過ごすことができます。
4.古いストーブは上手に手放すには?
ストーブを買い替える際、古いストーブの処分方法に悩むことがあります。以下は、古いストーブを処分する方法を紹介します。
4-1.自治体に依頼
自治体に依頼すれば、回収してもらえることがあります。処分費用は無料または有料となる場合があります。自治体のホームページ等で確認してください。
4-2.買取サービスの利用
買取サービスを利用すれば、まだ使えるストーブは買い取ってもらえます。しかし、故障しているストーブは買い取ってもらえません。買い取ってもらえないストーブは回収してくれます。
買取サービスを利用する場合、バイセルがおすすめです。査定額が高く、手続きもスムーズなため利用者から高い評価を受けています。
4-3.不用品回収業者の利用
不用品回収業者を利用すれば、古いストーブの回収が可能です。複数業者にまとめて見積もり依頼が出せるエコノバがおすすめです。24時間無料の見積もりを利用して、お得な価格で回収してもらいましょう。
まとめ
今回は、ストーブの寿命について、寿命の目安や故障の症状、手入れ方法などを解説しました。
ストーブは、冬の必需品であり、寒い季節を乗り切るためには欠かせない家電です。しかし、寿命が近づくと熱効率が悪くなるなどの不具合が生じ、快適な暖房を実現できなくなることがあります。このため、ストーブの寿命について理解し、定期的なメンテナンスを行い、必要に応じて買い替えることが大切です。
また、古いストーブは不用品回収や買取サービスを利用して、環境に配慮しつつ処分することができます。
当ブログでは、ストーブをはじめとする家電製品の情報やメンテナンス方法、選び方など、生活に役立つ情報を掲載しています。ぜひ、参考にして、快適で便利な生活を送ってください。