
【解決】スチールラックの処分方法を徹底解説! 手間をかけず楽々処分!
軽くて丈夫なうえに安い!さまざまな使い方ができるスチールラックは、収納グッズとして大人気ですよね。自宅だけではなく会社やお店のディスプレイに使っている人も多いでしょう。しかし、皆さん、スチールラックの処分方法をご存じですか?スチールラックは、鉄でできているため自治体の処分ルールに沿って捨てる必要があります。便利なスチールラックも、処分するときは非常に面倒なものなのです。
この記事では、スチールラックを楽に処分する方法について解説していきます。
この記事を読むことで、スチールラックをお得に処分できる方法を知ることができます。会社や自宅で要らなくなったスチールラックがある方は、ぜひチェックしてみてください。
1.スチールラックの処分について
スチールラックの処分をしたいと思っている方に知ってほしい情報をまとめました。処分の前にスチールラックの素材や回収について理解しておきましょう。
1-1.スチールラックの素材について
スチールラックの定義は、”鉄でできた棚”です。素材はほとんど鉄が使われています。デザインによっては、鉄のほか天板にガラスや木が使われているものもあるでしょう。まずは処分したいスチールラックの素材を確認してみてください。
1-1-1.スチールラックの構造
スチールラックの構造は非常にシンプルです。丈夫な鉄素材をベースにメッキ加工や錆(さび)を防止するコーティング加工を行います。しっかり加工したスチールラックは丈夫で水にも強く錆(さび)にくいため、耐久性が高いです。
1-2.金属の回収について
最近は、古い金属でも相場が高騰しています。スチールラックがすべて鉄でできているタイプなら、金属の回収引き取り業者に依頼することも可能です。しかし、ガラスや木が使用されたものは、回収不可になるでしょう。また、業者によっては解体や持ち込みする必要があります。手間や処分費用がかかることもあるでしょう。
2.スチールラックを処分する方法
”スチールラックを捨てたい!”と思ったときに役立つ処分方法について解説します。
2-1.自治体による処分方法
スチールラックを自治体で回収してもらう場合、大きさや種類、地域によって処分ルールが異なるため事前に確認が必要です。お住まいの地域の粗大ゴミ回収受け付けセンターへご相談ください。
2-1-1.自治体を利用するメリット・デメリット
自治体を利用して処分するメリットは処分費用が安く済むところです。しかし、自治体の回収にはさまざまな決まりがあります。料金は粗大ゴミシールをコンビニやスーパーで購入しなければなりません。また、決まった日時に指定回収場所まで自分で運搬しなければならないのです。スチールラックの重量がある場合や数が多いときは非常に労力がかかります。また、回収日は、自分の都合のいい日を指定できません。早くても10日ほど時間がかかる場合もあります。すぐに処分したい方には向いていない処分方法です。
2-1-2.各自治体の処分ルール
先ほども述べたとおり、スチールラックなどの粗大ゴミは、住んでいる地域により処分ルールが異なります。ここでいくつかの自治体の粗大ゴミ処分ルールをご紹介しましょう。微妙な違いを確認してみてください。
- 大阪市の処分ルール
受付時間:9時~17時
受付日:月曜から土曜
回収までの時間:1週間~
料金:200円~1000円(大きさによる)
1度に申し込みできる個数:無制限
大阪市では、高さ180㎝×横100㎝×奥行き50㎝のスチールラックの回収費用は1000円です。高さ100㎝×横60㎝×奥行き40㎝の処分費用は700円でした。最大の辺が30㎝超えるもの・棒状で1m超えるものを粗大ゴミとしています。
- 京都市の処分ルール
受付時間:8時30分~16時30分
受付日:年末年始以外毎日
回収までの時間:申し込みから1週間程度
料金:400円~2400円(大きさによる)
1度に申し込みできる個数:400円の処分シール30枚分(12000円)まで
京都市では、粗大ゴミの高さ・横・奥行きの3辺の合計で料金が決まります。高さ180㎝×横100㎝×奥行き50㎝ほどのスチールラック処分費用は2000円です。3辺の合計が2m超えれば800円、2m超えなければ400円で済みます。
- 東京都江戸川区の処分ルール
受付時間:8時30分~19時
受付日:月曜日から土曜日
回収までの時間:申し込みから1週間以上
料金:200円~(大きさによる)
1度に申し込みできる個数:指定場所における量
東京都江戸川区では、高さと横の2辺の合計で料金を算出します。たとえば、高さが180㎝×横100㎝のスチールラックの処分費用は、1800円です。高さ100㎝×横60㎝のスチールラックの処分費用は700円となります。
いかがでしょうか?3つの自治体を比べてみても、料金の算出方法や処分費用、処分ルールなども若干の違いがあることをお分かりいただけたと思います。
2-1-3.自治体の回収方法
自治体の粗大ゴミ回収を利用する手順をご案内します。まずは、粗大ごみ回収センターへ電話し、回収予約を入れましょう。予約の際には、スチールラックの大きさや素材を聞かれます。事前に測っておくといいでしょう。また、処分費用と指定引き取り場所・回収日時の案内もありますから、メモできるよう準備しておいてください。スチールラックは、指定回収日に指示された場所まで自分で運びます。購入しておいた粗大ゴミシールをスチールラックに貼り付けてください。後は、回収車がまわり、回収していきます。
2-1-4.料金について
自治体の粗大ゴミ回収の料金は、お住まいの地域により異なります。また、スチールラックの大きさによっては受け付けていない場合もあるため注意してください。かかる費用は、目安で400円~2500円ほどです。
2-1-5.解体の必要性
粗大ゴミの定義は自治体によって若干の違いがあります。ですから、お住まいの地域によってはスチールラックを解体しなければ回収できない場合もあるのです。また、小さく解体して指定ごみ袋に入れて処分しようと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、構造がシンプルとはいえ、長年使ったスチールラックは錆(さび)や汚れで硬くなり簡単には解体できません。無理に解体しようとすると大けがをしてしまう恐れがあるのです。解体が必要な地域では、ほかの処分方法を検討しましょう。
2-2.回収業者による方法
スチールラックの処分には、回収業者を利用する方法もあります。この項では、不用品回収業者について詳しくご案内していきましょう。
2-2-1.不用品回収業者を利用するメリット・デメリット
スチールラックの処分を業者に依頼する最大のメリットは、手間がかからないということです。自治体に依頼した際には自分で行う搬出作業も、不用品回収業者に依頼すれば業者が行います。また、依頼から回収までの時間が短く、早ければ即日処分も可能です。デメリットは、不用品の処分に料金がかかるところでしょう。しかし、手間と時間をかけずにあっという間に処分できる手軽さから、不用品回収業者を利用する人が増えています。不用品回収業者に依頼するもう1つの魅力的なメリットが、買い取りなのです。不要になったものを買い取りしてもらえれば、費用をかけずに処分することができます。時間も費用も手間もかけずにスチールラックを捨てることができる方法です。
2-2-2.不用品回収業者の回収方法とは?
不用品回収業者の回収方法をご案内しましょう。まずは電話かホームページから回収依頼をします。急いでいる方は、電話の方がいいでしょう。次に、見積日の打ち合わせです。業者のスケジュールに空きがあれば、即日自宅へ見積もりに来てもらえます。見積金額に納得できれば、その日のうちに搬出作業です。作業を確認後、料金の支払いをして領収書をもらいます。以上で回収は終了です。買い取り希望の場合は見積時に、査定が行われます。査定金額に納得できれば、搬出運搬です。買い取り金額は現金で支払われます。
2-2-3.無料回収業者にご用心
最近、国民生活センターでは、不用品回収業者とのトラブルによる相談が急増していると言います。相談の多くが、”無料回収”を謳(うた)う業者とのトラブルです。”無料だと言っていたのにトラックに積み込んだ後、料金を請求された””最初の金額と違う””無理やり引き取っていった”など、悪質な業者とのトラブル相談が絶えません。悪質な業者の多くは、社名の入っていないトラックや携帯電話だけで営業しています。料金トラブルだけではなく、不法投棄や個人情報の流出など事件に巻き込まれる可能性もあるのです。不用品の処分を依頼する際には、所在地の分からないような業者は避けましょう。
3.スチールラックをリサイクルしたい
まだ使えるスチールラックを捨ててしまうのはもったいないですよね。スチールラックの状態によっては、もちろん!リサイクルすることができます。
3-1.リサイクルできるスチールラックとは?
リサイクルできるスチールラックは、基本的に状態がいいものです。壊れて使用上に問題があるものは、リサイクルできません。逆に、少々傷があっても、安全に使えるものであればリサイクル可能です。金属以外の素材、木やガラスが使われたスチールラックは、金属より劣化しやすいため状態によります。傷や破損、がたつきがないか?など、細かいところまで確認しておきましょう。
3-2.リサイクルするメリット
リサイクルするメリットは、ゴミの減量化と環境にやさしいことです。まだ使えるものを、わざわざ費用をかけて処分するなんて非常にもったいないことだと思いませんか?自分が要らないものも、誰かが使ってくれるなら手放しやすいですよね。大切に使ってきた家具も鉄くずになるよりよっぽどうれしいのではないでしょうか。
3-3.リサイクルできるところとは?
リサイクルする方法は3つあります。
3-3-1.行政などによるリサイクル
各自治体では、回収した家具をキレイにしてリサイクルする取り組みが行われています。粗大ゴミや市民から持ち込まれた家具を無料か格安で販売するのです。また、自治体によっては不用品情報を交換する掲示板などを設置している場合もあります。行政によるリサイクルを希望する場合は、お住まいの地域の自治体へお問い合わせください。自治体によっては実施していないところもあります。粗大ゴミとして有料回収する場合もあるため、確認してみましょう。
3-3-2.オークションに出品する
状態のいいスチールラックはオークションに出品して販売することも可能です。ただし、大きなスチールラックは送料がかかるため、落札率が低くなるでしょう。また、こん包の手間・取り引き相手とのやり取り・配送業者への連絡などの作業が必要です。落札されるまで時間がかかる場合あります。忙しい方や早く処分したい方には向いていません。
3-3-3.リサイクルショップで買い取りしてもらう
スチールラックのリサイクルでは、リサイクルショップに買い取りしてもらう方法がスムーズです。しかし、いくつか注意しておきたいこともあります。まず、依頼するときは、無料出張買い取りを行っているリサイクルショップを選びましょう。と言うのも、店舗を構えるリサイクルショップでは、持ち込み査定をメインにしています。出張買い取りの場合、店舗によっては出張手数料がかかる場合があるのです。買い取り金額が500円で出張手数料が2000円だった場合、1500円を支払わなくてはなりません。これでは、買い取りを依頼した意味が無くなりますよね。また、リサイクルショップは不用品の回収を行っていないため、買い取り不可だった場合、別の業者を探さなくてはならないのです。
最近では、買い取りを行う不用品回収業者も多くなりました。不用品回収業者なら、買い取り不可の場合も不用品回収を依頼できます。依頼から回収・査定まで1度で済むので手間いらずです。
4.スチールラック回収業者の選び方
回収業者の選び方についてご紹介します。トラブルに巻き込まれることなくスムーズに処分するためにもチェックしておきましょう。
4-1.業者選びのコツ
4-1-1.自治体の許可がある業者に依頼しよう
家庭から不用品の回収や買い取りを行うには、自治体の許可を得なければなりません。悪質な不用品回収業者は、許可を得ず営業しているのです。許可があるかどうか確認するには業者のホームページの会社概要ページなどをチェックしてください。許可を得ている会社は、自治体の許可番号を記載しているはずです。また、電話で聞いてみるのもいいでしょう。信頼できる業者は快く対応してくれます。
4-1-2.見積もり・出張費が無料の業者を選ぼう
多くの不用品回収業者は、見積もり・出張費無料で営業しています。しかし、一部の業者では、出張料がかかることもあるため注意しましょう。依頼時に、出張費がかからないことを確認してください。業者のホームページにも記載があるはずですので、チェックしてみましょう。
4-1-3.買い取りも行う業者で手間を省こう
自分では買い取りしてもらえないと思っていても、業者によっては買い取り可能な場合も多いです。費用をかけて処分するより断然お得ですから、ぜひ買い取り査定を行う業者に依頼しましょう。買い取りだけを行うリサイクルショップに依頼するより手間が省けます。また、自宅の要らないものをまとめて買い取り査定してもらえるため、この機会に不用品を集めておくとさらにお得です。
4-2.業者を選ぶ際の注意点
4-2-1.口約束はトラブルの元!
不用品回収業者とのやり取りは口約束ではなく書面で確認しましょう。見積書や領収書、買い取り明細書などは必ず必要です。書面がなければ、後でトラブルが起こってしまったとき解決できない可能性があります。依頼する不用品が1つでも、書類のやり取りはきちんと行いましょう。また、見積金額に納得できなければ断っても構いません。
4-2-2.損害保険について
搬出作業は、業者も細心の注意を払い行います。しかし、万が一のことを考え損害保険に加入している業者を選ぶと安心です。家に傷が付いた・破損したときも保険で補償してもらえます。
5.スチールラックの処分に関するよくある質問
5-1.処分したいラックが大量にあります。どうしたらいいでしょうか?
数が多い場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。依頼時に数を伝えれば、大きなトラックで来てもらえます。搬出や運搬は業者が行うため時間も手間もかかりません。状態が良ければ買い取りも期待できるでしょう。
5-2.不用品回収業者について教えてください。手数料がかかるときはどんな場合ですか?
品物の量や大きさ、搬出経路により人件費や搬出費がかかる場合があります。エレベーターの有無・玄関から出せない・・などの場合です。見積時に自宅に伺い実際の搬出経路を確認します。
5-3.解体途中のスチールラックでも回収してもらえますか?
自治体・不用品回収業者ともに依頼可能です。しかし、解体途中のラックは搬出中にけがをする恐れがあるでしょう。不用品回収業者を利用するほうが安心です。
5-4.引っ越しのため急いで処分してもらいたい場合どうしたらいいですか?
できるだけ早く業者に電話で依頼してください。業者によっては即日対応可能です。引っ越しシーズンの場合は、業者も混み合います。1日でも早く予約を取っておくといいでしょう。
5-5.不用品回収業者はスチールラック1つでも出張してもらえるのですか?
もちろんです。多くの不用品回収業者は1つから回収に来てもらえます。お近くの業者へご依頼ください。
まとめ
この記事では、スチールラックの処分方法について解説してきました。スチールラックは人気の収納家具です。少々汚れていても買い取りしてもらえる可能性が十分あります。この記事でご紹介した、手間なくお得に処分できる方法をぜひ活用してください。