アナタの狭い部屋、広くしてみませんか? 知って得する収納知識!


土地の狭い日本は、しっかりとしたマンションやアパートでも狭い部屋ばかりです。部屋は狭くても、大量生産大量消費の現代社会では、どんどんとものが入ってきます。となれば困るのが、いかに『収納』を行うかでしょう。

収納を成功できたかできなかったかで、日常生活の快適さは大きく変わってきます。ストレス社会といわれる昨今、自室ぐらいは少しでも快適にしておきたいものですよね。

そこで、今回は知って得する収納の基礎知識についてご紹介します。

  1. 狭い部屋のメリット・デメリット
  2. 狭い部屋を広く見せるにはどうすればいいの?
  3. 狭い部屋の収納について
  4. 狭い部屋の収納術
  5. 狭い部屋の収納を成功させる工夫
  6. 狭い部屋の不用品を処分する方法
  7. 狭い部屋の収納に役立つ情報をご紹介!
  8. 狭い部屋にまつわるQ&A

この記事を読めば、どんな狭いお部屋でも、使いやすい広い部屋へと作り替えられるはず。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

1.狭い部屋のメリット・デメリット

1-1.メリット

狭い部屋は一般的に悪く思われがちですが、実際にはよい点もあります。

たとえば、狭い部屋は精神安定によいでしょう。ホラー映画などを見たあと、部屋が妙に不気味に思えて、布団を被った、なんて経験あるのではありませんか? このように、人は広い場所よりも狭い場所の方が安心できるのです。

また、広い場所よりも狭い場所の方が集中力が上がる人が多いとされています。

1-2.デメリット

デメリットは、やはり精神的な圧迫感でしょう。狭い場所に長くいるとストレスを感じやすくなります。刑務所の独居房が罰として使われるのは、このような理由もあるようですね。

広い部屋にいれば気分も開放的になって、ストレスが発散することでしょう。

2.狭い部屋を広く見せるにはどうすればいいの?

広くしたいと思っていても、元から狭い部屋の場合はそうもいきません。そこで、この項目では広く感じさせるための工夫についてご紹介します。

2-1.ベッドの配置を考えよう!

ベッドは角に、そして、部屋の形に対して垂直に配置するのが部屋を広く見せるポイントです。つまり、横に長い部屋なら、縦にベッドを置くということ。

スペースというのは正方形に近いほど使いやすいので、垂直にベッドを置くことで使いやすいスペースを作ることができるのです。これが平行に設置すると、使えるスペースが横長になってしまい、家具も置けないデッドスペースになってしまいます。

2-2.色を上手に使おう!

膨張色と収縮色という言葉に聞き覚えはありませんか?

実は、色の明度によって、人は大きさに違いを感じてしまいます。明度が高い膨張色の場合は大きく感じ、明度が低い収縮色の場合は小さく感じるのです。

これを利用し、部屋の壁紙を白や黄色などの色にすることで、部屋を広く見せることができます。逆に、茶色などの色にすることで、部屋を狭く感じさせることができるでしょう。

2-3.家具の高さを低くしよう!

圧迫感というのは、目線の高さを基準に発生します。つまり、もの自体は多くても、目線の高さにものが少なければ部屋を広く感じさせることが可能なのです。

使用する家具はなるべく背の低いものを選ぶようにするとよいでしょう。

3.狭い部屋の収納について

3-1.収納する必要性

人によっては「収納すると使うときに面倒」と思う方もいると思います。頻繁に使うものなら、収納せずに手元に置いておいた方が便利ですよね。確かに、それは事実でしょう。

しかし、そうやって手元にものを置くクセがつくと、次第に何でもかんでも手元に置くようになってしまいます。すると、気がつけば辺りは邪魔なものであふれかえり、どこに何があるのかが分からない……なんてことになってしまうでしょう。

しかし、収納グセをつけておけば、どこに何があるのかをしっかり把握できます。当然、ものが迷子になることが少なくなるでしょう。

ですから、使いやすい部屋の構築には、絶対に収納が欠かせないのです。

3-2.基本の収納方法

収納の基本は3つのステップに分かれます。このステップさえ守れば、失敗することはありません。

  1. 仕分け……収納物を仕分けして、同じ種類に分類分けする
  2. 順位づけ……使用頻度で順位づけをする
  3. 収納……使用頻度の順位が低いものから収納する(使わないものが奥になるように収納する)

たったこれだけです。ぜひ、収納の際には上記のステップを頭の片隅に置いておいてくださいね。

3-3.収納を行う際の注意点

収納を行う際に1つ注意してほしいことがあります。それは、収納スペースには余裕をつくる、ということです。

無理やりぎゅうぎゅう詰めに収納すると、必要なものが取り出しづらくなります。多くの場合、使用の際に不用なものまでいったん外に出さないといけなくなってしまうでしょう。当然、収納物を取り出すたびに手間や時間をかける必要が出てきてしまいます。

また、ぎゅうぎゅうの状態だと、突然のプレゼントなどで想定外にものが増えた際に困ってしまうはずです。

ですから、収納は常に3割ほどの余裕をつくっておくようにしましょう。3割の余裕が持てないのであれば、不用なものを処分するのが賢明です。

4.狭い部屋の収納術

4-1.突っ張り棒や突っ張り棚を有効利用しよう!

突っ張り棒や突っ張り棚と呼ばれる道具を取り入れると、収納効率がグッと高まります。

たとえば、突っ張り棚をクローゼットに取りつければ、クローゼット収納棚を作ることが可能です。また、突っ張り棒を取り付けてハンガーをかければ、より多くの服を収納することが可能になるでしょう。また、突っ張り棚を設置すれば、帽子やバッグなどの小物を置く場所として使うことが可能です。

4-2.デッドスペースを有効活用しよう!

狭小住宅では収納場所がほとんどなかったり、少なかったりします。そのような場合、いかに使われていない死んだスペース……すなわち、『デッドスペース』を有効活用できるかが、家の収納力を上げるキーになるでしょう。

たとえば、場所をとりがちなベビーカー。玄関のシューズクローゼットの下や玄関扉との間に作られたスペースに差し入れておけば、使い勝手をそのままに玄関をすっきりさせられます。

ほかにも、ベッドの下も立派なデッドスペース。クリアボックスなどを下に設置すれば、洋服などをしまうのにうってつけでしょう。ベッド下収納をぜひ活用してください。

また、柱などの都合上、家具などを置けないスペースには、板を直接壁や柱に取りつけて棚をDIYするのもおすすめです。基本的に、ねじなどの金具で固定するだけなので、初心者でも簡単にできますよ。

4-3.引き出し式のボックスを利用しよう!

引き出し式の収納ボックスはさまざまな用途に使える、有能な収納家具です。押入れやクローゼットに置き、洋服やベビー用品、アクセサリーなどといったものを入れる場所として使えます。また、本やCD・DVD、ゲーム機・ゲームソフトなどを収納する用途にも使えるでしょう。

しかも、引き出し式のボックスは重ねることを前提にして作られています。ですから、大量に設置しても非常に使い勝手がよいのも大きな魅力ですね。

100均などで簡単に手に入るので、ぜひ使ってみてください。

4-4.トランクルームを利用しよう!

トランクルームをご存じですか?

トランクルームとは、一言でいえば個人用の貸倉庫。1畳ほどの小さなスペースのタイプから、1部屋分もある大きなタイプまで千差万別です。

トランクルームは『屋内設置型』と『野外設置型』の2種類があります。

屋内設置型は、その名のとおりビルなどの屋内に設置されたタイプです。空調などの管理がされているだけでなく、業者によっては守衛や監視カメラなどが完備されています。

一方の屋外設置型は、物置のような部屋が野外に設置されたもの。屋内設置型と違って、空調や監視カメラなどは完備されていないことが多いでしょう。そのため、夏は暑くなりますし、冬は非常に寒くなります。そのため、温度変化に弱いもの(飲食物)を収納することはできません。

収納したいものの大きさや量によって使い分けましょう。

また、トランクルームの料金に関しては、2,000円~20,000円程度が相場とされています。屋内設置型のトランクルームは、設備がしっかりしているため値段が高く、月に10,000円~20,000円程度かかるようです。野外設置型は環境設備が最低限なので、5,000円以内に収まることが多いでしょう。

5.狭い部屋の収納を成功させる工夫とアイデア

5-1.まずはどこから手をつけるのがいいの?

収納初心者にありがちな悩みが、どこの収納から手をつけるべきなのかというものです。

おすすめはクローゼットや押入れでしょう。初心者でも失敗がしにくい場所だからです。収納ボックスや突っ張り棒を取り入れれば、すぐに機能的な収納スペースにできます。しかも、収納物は洋服が主なので、多少収納に失敗しても、使う際にはあまり不便になりません。

また、洋服は毎日使うものですから、収納を頻繁に利用します。そのため、どこがよい点だったのか、あるいはどこを失敗したのかが気がつきやすくなるはず。自然と収納技術を高めることができるので、収納初心者には特におすすめです。

5-2.収納量よりも使いやすさを優先したレイアウトに

収納というのは、使いたいときに使いやすくするために行う作業です。ですから、いざというときに使いにくくては本末転倒。どれだけ収納できたかではなく、どれだけ使いやすいかを評価基準にしましょう。

ですから、多少収納スペースに無駄があっても構いません。無理にぎゅうぎゅうに収納するよりは、無駄があった方が使いやすいこともあります。

使いづらいと思ったら、なるべくこまめに修正するようにしておきましょう!

5-3.自分では難しいと思ったらプロに相談するのも手の1つ

整理収納アドバイザーというか多々違います。その名称どおり、整理や収納にかかわる知識や技術を持ったプロフェッショナルです。

相談することで、収納コーディネートやインテリアアドバイスなどをプロ目線で指摘してもらうことができるでしょう。1回教えてもらえば、次からは自分でもできるようになります。相談してみてはいかがでしょうか。

6.狭い部屋の不用品を処分する方法

6-1.自分に合った処分基準を設けよう

収納に余裕を持たせるために、不用品を処分したい……けれど、どれをどれだけ捨てるべきなのか分からない。そんな方は、処分の基準を設けてみてください。

おすすめは、使用頻度による基準です。日常的に使用するものは半年の間に使ったかどうか。季節ものの場合、前のシーズンに使ったかどうかで判断しましょう。

たとえば、日常的に使用するはずのホットプレート。買ったはいいものの使っていないという方も多いのではないでしょうか。半年以上使っていないようなら、あってもなくても特に問題はないということ。処分してしまうのが賢明でしょう。

また、季節ごとに使用する道具のキャンプ用具。場所をとるわりにそれほど使用頻度は高くないはず。去年使っておらず、今年も使う予定がないようなら、処分してしまった方が吉でしょう。

もちろん、使用頻度の基準が1番よいというわけではなく、自分に合った基準を設けるのが大切です。たとえば、代用できるかどうかを処分基準にするのもよいでしょう。

例に挙げたホットプレートなら、鍋やフライパンで代用できますよね。ならば、処分しても特に困ることはないでしょう。

6-2.処分はリサイクル業者がおすすめ

不用品をただ処分するだけでは、処分費用がかかってしまいます。しかし、不用品回収業者やリサイクルショップなどのようなリサイクル業者に売却すれば、処分費用を浮かすことが可能です。

また、人からもらったものや故人のもの、思い出の品などは、単純に廃棄するのははばかられますが、リサイクルならばそのような罪悪感もなくなると思います。簡単に捨てられないものは、リサイクル業者を利用しましょう。

6-3.家庭ゴミは自治体がおすすめ

単純なゴミや、商品価値がないほどぼろぼろの家具などは、リサイクル業者にお願いしても値段はつきません。そのようなゴミのうち、家庭ゴミは自治体回収がおすすめ。

なぜかというと、リサイクル料者の場合、商品価値のないゴミは有料回収となりますが、自治体による回収なら費用がかからないからです。

裏技として、本来は粗大ゴミになってしまう家具でも、細かく分解し、何回かに分けて出すことで、家庭ゴミとして引き取ってくれる場合があります。

ただし、引き取ってくれるかは収集員の判断なので、地域などによってはできないこともあるので注意しましょう。

7.狭い部屋の収納に役立つ情報をご紹介!

7-1.おすすめの書籍

[出し入れ]楽チン!クイック収納術 (著:飯田久恵)
何度片づけても失敗してしまう方のために書かれた収納のハウツー本。片づけが苦手な人の目線にたって書かれているので、とても分かりやすくておすすめです!

マンガでわかる!片づけ+収納術(著:宙花こより)
断捨離などの考え方と共に、実用的な片づけ・収納術をマンガ形式で紹介しています。マンガとしてもおもしろいので、文字を読むのが苦手、という方でもすんなり頭に入るはず。おすすめなので、ぜひ読んでみてください。

マンガでわかる!収納+整理術(著:宙花こより)
宙花こよりのマンガ収納シリーズの第2弾。こちらもおもしろいままにしっかりと実用的なお話が掲載されています。第1弾の方と併せて読んでみてください。

7-2.おすすめのブログ

お部屋すっきり収納ブログ
整理収納アドバイザーである清水幸子さんが運営するブログ。主に100均で手に入るアイテムを利用した収納術が特徴です。身近で手に入りやすいものを使っているので、すぐにでも始めることができそうな役立つ収納術ばかり。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

狭い!!から生まれる収納術 【広島】
整理収納アドバイザーの『みくろ』さんが運営するブログです。ご自身が収納に使っている道具を紹介しながら、収納にまつわるお話を楽しく紹介してくれます。読んでるだけでも楽しいので、ぜひ訪れてみてくださいね。

8.狭い部屋の収納にまつわるQ&A

Q.収納グッズはどうやって選ぶのがよいのでしょうか?

収納グッズと一口にいっても、同じようなものがたくさんあって困っていると思います。

購入するときに重要なのは、想像力です。実際に購入したあと、どこに置くのか、どのような用途で使うのかを考え、さらに頭の中で収納グッズを使用している風景を思い浮かべてみましょう。

なかなか判断がつかない場合は、どこの国で作られたものなのかで判別するのも手です。収納グッズは多くが中国製ですが、中には日本製のものもあります。中国製のものに比べて日本製は優れていることが多いので、判別の基準となるでしょう。

Q.オシャレな収納にするにはどうすればいいでしょうか?

女性なら、収納もオシャレにしたい、と思うものでしょう。そこで、実践してほしいのが、色の統一です。色がそろっていないとちぐはぐで雑多な印象が出てしまい、ダサくなってしまいます。色をそろえることで、ただの収納グッズがインテリアとして機能し始めるはず。ぜひ、実践してみてください。

Q.収納を習慣化するにはどうすればいいのでしょうか?

おすすめは、お部屋をオシャレにコーディネートすること。部屋がオシャレだと、自然と「散らかしたくない!」という意識を作ることができます。

また、お料理教室や書道教室など、自分の特技で教室を開くというのも1つの手です。他人を家に呼ぶこととなるので、自然と収納や片づけの意識がつくようになりますよ。もちろん、定期的に知り合いを家に呼ぶという方法でも構いません。

Q.いつも収納に失敗してしまいます。才能がないのでしょうか?

収納に失敗すると、自分に才能がないと諦めてしまう方がいます。しかし、安心してください。収納はプロレベルになるには才能がかかわってきますが、基本的なレベルまで持って行く分には関係ありません。

運動や勉強と同じです。100メーターを10秒で走るのは才能が必要でも、100メーターを15秒で走るのならばちゃんとした基礎を学べば必ずできます。偏差値70の学力を手に入れるのは才能が必要ですが、偏差値50の学力は基礎をしっかりと学べば必ずできるはずです。

今回の記事や、ご紹介した書籍やブログなどを参考にして、根気強く収納を行っていけば、不器用な方でも必ず一人前の収納マスターになれます。才能がないと諦めないで、頑張ってみましょう。

Q.圧迫感なく、家具を配置するにはどうすべきでしょうか?

まず、背が低い家具にすることです。背の高い家具が3つ並んでいるよりも、低めの家具が5つ並んでいる方が圧迫感は少なくなります。

また、家具は壁紙の色に合わせて統一しましょう。壁紙の色と同化するので奥行きを感じられて圧迫感が下がりますよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は狭い部屋を有効活用する収納術についてご紹介しました。

狭い部屋において収納は非常に重要です。収納がしっかりできていないと、部屋が圧迫されて非常に住みにくくなってしまいます。さらに、どこに何があるのか分かりづらいので、いざというときに困ってしまうでしょう。

しかし、収納をしっかりと行っていれば、そんな悩みともおさらばです。今回ご紹介した情報をしっかりと頭に入れ、ぜひ収納マスターへの道へ踏み出してくださいね。