
こたつの買い替えをお考えの人へ! お得なタイミング&選び方を伝授!
そろそろこたつの買い替えをお考えではありませんか? 冬を乗り越えるためにも、本格的に寒くなる前に買い替えたいですよね。しかし、どんなタイミングでどんなポイントを参考に買い替えるといいのか、分かりづらいことでしょう。それに、せっかくならできるだけお得なタイミングで満足度の高いこたつを手に入れたいですよね。
そこで今回は、こたつの買い替えについて詳しく解説します。
この記事を読むことで、こたつを買い替えるのに最適なタイミングや新しいこたつの選び方がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.こたつを買い替えるタイミングは?
最初に、こたつの買い替えにおすすめのタイミングを見ていきましょう。
1-1.不具合が出た
こたつに不具合が出たときは、買い替えがおすすめです。たとえば、以下のような症状が見られる場合は、早めに買い替えましょう。
- なかなか温まらない
- 急に熱くなることがある
- 異音や異臭がする
- 電源がなかなか入らない
- いきなり電源が落ちる
1-2.機能や性能に不満がある
こたつの機能や性能に不満があるときも、買い替えがおすすめです。こたつも一昔前と比較すると、随分と機能や性能が向上しています。たとえば、省エネ設計により電気代がかからなくなったり、手元で温度コントロールができたりするなどです。現在使用中のこたつが使いづらい、もっと便利な機能や高性能なこたつが欲しいと感じたら、最新型のこたつを中心にいろいろと見比べてみるといいでしょう。
1-3.購入後10年が経過した
こたつは、購入後10年を目安に買い替えるといいでしょう。こたつの寿命は約10年です。10年を経過したこたつは、いつ寿命を迎えてもおかしくありません。突然故障すると寒い思いをして何かと不便ですから、なるべく早めに買い替えを検討するといいでしょう。
2.不要になったこたつを処分する方法は?
不要になったこたつを処分する主な方法を詳しく見ていきましょう。
2-1.自治体回収にゴミとして出す
不要になったこたつは、自治体回収にゴミとして出すことが可能です。こたつは大きさがあるので、多くの自治体で粗大ゴミとして扱われています。粗大ゴミとして出す場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、事前予約をするのが一般的です。なお、自治体によって回収ルールが異なるので、必ず確認してから出してください。
メリット
- 処分費用が安い(粗大ゴミで1個数百円程度~)
- 汚れがひどいものや故障したものでも処分できる
デメリット
- 粗大ゴミは手続きが面倒
- まだ使えるものでも基本的には廃棄処分となる
- 集荷場所や日時を自治体に指定される
- 集荷場所まで運ぶのが大変
- 本体とこたつ布団で別々に処分費用がかかるのが一般的
2-2.不用品回収業者に依頼する
不要になったこたつは、不用品回収業者に処分を依頼することができます。こたつは重さや大きさがあるので、日時や場所を指定して業者に回収してもらうと便利です。まずは、業者に連絡して見積もりをもらって検討するといいでしょう。
メリット
- 集荷場所に運ぶ必要がない
- 都合のいい回収日時を指定できる
- 状態によっては買取になることがある
- 回収後は再販もしくは再資源化により有効活用される
- こたつ以外の不用品を同時に買取・処分してもらえる
デメリット
- 1回数千円程度の回収費用がかかる
2-3.リサイクルショップに売る
ほぼ未使用で不具合がないこたつなら、リサイクルショップで買取してもらえることがあります。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭にこたつを持ち込んで査定を受けてください。
メリット
- こたつ以外の不用品を同時に買取してもらえる
- 買取後は中古品として新たな持ち主を探してもらえる
デメリット
- 季節家電なのでタイミングによっては買取を断られる
- 買取価格が安い
- 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない
- 業者の店頭にこたつを持ち込むのが大変
2-4.ネットオークションやフリマサイトで売る
不要になったこたつは、ネットオークションやフリマサイトに出品して売ることもできます。普段からよく利用し、手続きに慣れている人におすすめです。
メリット
- 自分が売りたい価格を設定できる
- リサイクルショップなどで買取不可になったものも出品できる
- こたつを探している人と直接やり取りできる
デメリット
- こん包や配送が大変
- 送料が高くなりがち
- なかなか落札されないことがある
- 商品クレームや支払い遅延などのトラブルが多い
- 出品中はこまめなチェックとやり取りが必要
3.新しいこたつを選ぶポイント
新しいこたつを選ぶときの主なポイントを詳しく解説します。
3-1.大きさや形状は?
こたつを選ぶときは、大きさや形状を第一にチェックしましょう。こたつの主な形状は、正方形・長方形・丸形などです。また、それぞれ一人暮らし用のコンパクトタイプから大人数用までさまざまな大きさがあります。使用人数・設置場所などをじっくり考えて選んでください。
3-2.ヒーターの種類は?
新しいこたつを選ぶときは、ヒーターの種類も確認してください。現在発売されているこたつには、主に以下のようなヒーターが使われています。
- 石英管ヒーター:石英管に電気を流して発熱させ、遠赤外線効果によって体の内部から温まる
- カーボンヒーター:炭素を使用した発熱体を使用し、遠赤外線効果によって体の内部から温まる
- ハロゲンヒーター:ハロゲンランプを発熱体に採用し、約8,000時間の長寿が特徴
- フラットヒーター:セラミックを発熱体として採用しており、薄型でこたつ内が広々とする
- コルチェヒーター:ハロゲンヒーターの上位版で、より早く温めることが可能
3-3.色やデザインは好みか?
こたつの色やデザインが好みかどうかも重要なポイントです。天板やこたつ布団の色やデザインだけでなく、全体のバランスもきちんとチェックしておきましょう。特に、天板の色やデザインは、常に目に触れる部分になるので重要です。こたつ布団と比較して気軽に交換できるものではないので、じっくり考えて決めましょう。
3-4.安全性は?
安全に配慮していることも重要なポイントです。こたつは、使い方を間違えると火災につながります。こたつの内部温度が一定以上になったら自動で制御するなど、優れた安全機能がある機種を選ぶと安心です。タイマー設定があれば、うっかりこたつで眠ってしまったときにも心配せずに済みます。また、小さな子どもがいる家庭は、天板の角が丸くなっているものが安全性が高くておすすめです。
3-5.従来タイプかダイニングタイプか
最近は、畳や床の上に座って使う従来タイプのほかにも、イスを使ったダイニングタイプのこたつも人気が高くなっています。たとえば、高齢者など立ったり座ったりするのが大変な場合でも、ダイニングタイプのこたつなら楽に出入りすることが可能です。ただし、床からヒーターまでの距離が離れる分、暖かくなりづらい・ヒーターにひざを近づけると低温やけどの心配があるなどのデメリットもあるので注意してください。なお、こたつで寝ころぶのが楽しみな人は、従来タイプを選ぶといいでしょう。
3-6.付加機能の内容は?
こたつの付加機能もしっかりチェックしておきましょう。付加機能は、こたつをより快適に使用するために重要なポイントです。たとえば、最新型のこたつには以下のような付加機能があります。
- 温度コントロール機能:手元でこたつ内部の温度を調整できる
- 継ぎ脚機能:継ぎ脚を使用して高さを変更できる
- 折りたたみ機能:こたつ本体の脚を折りたたんでコンパクトに収納できる
4.今人気でおすすめのこたつ5選
今特に人気が高くておすすめのこたつを5つご紹介します。
4-1.YAMAZEN ESK-606
YAMAZENのESK-606は、幅60cm×奥行き60cm×高さ39cmのコンパクトなこたつです。一人暮らしの部屋にも自然にマッチし、シーズンオフにはこたつ布団を外してテーブルとして活用できます。天板はリバーシブルなので、気分やインテリアに合わせて使い分けることが可能です。
- 実売価格:7,600~8,800円程度
4-2.YAMAZEN WG-803H
YAMAZENのWG-803Hは、インテリアとしてもなじみやすいデザインが人気の家具調こたつです。本体サイズは幅80cm×奥行き80cm×高さ36cmですが、継ぎ脚を使用すると高さを42cmにすることができ、好みや使い方に合わせて変更できます。
- 実売価格:12,200~16,300円程度
4-3.コイズミ KTR-3385
コイズミのKTR-3385は、幅105cm×奥行き75cm×高さ36cmの長方形で、家族が2人ずつ並んで入ることができるファミリータイプのこたつです。遠赤消臭ヒーター・電子リモコン・継ぎ脚・など便利な機能が豊富で、天然木を採用した天板が高級感があることでも好評を得ています。
- 実売価格:18,700~27,200円程度
4-4.コイズミ KTR-3492
コイズミのKTR-3492は、幅120cm×奥行き80cm×高36cmのサイズで4~6人家族でも広々と使えます。天板にワンポイントデザインが施され、オフシーズンでも部屋のインテリアにマッチすることでも好評です。継ぎ脚をすれば、高さが5cmアップするので、座椅子を使用するときにも重宝します。
- 実売価格:27,000~32,000円程度
4-5.ニトリ ダイニングこたつセット(ウォルタC 100H/セクトEC MBR)
ニトリのダイニングこたつセット(ウォルタC 100H/セクトEC MBR)は、幅100cm×奥行き80cm×高さ70cmのダイニングこたつと専用のイス2脚のセットです。ナチュラルでオシャレなウォールナット天板を採用し、オフシーズンには使い勝手のよいダイニングテーブルとして活用できます。ハロゲンヒーター採用で、すぐに暖かくなるのも魅力です。
- 実売価格:56,000円前後
5.こたつの買い替えに関するよくある質問
最後に、こたつの買い替えに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.こたつが安くなるタイミングは?
A.以下のようなタイミングです。すぐに買い替える必要がないのなら、安くなるタイミングを待つのもよいでしょう。
- 販売店のセールや決算時期
- 新製品が発売された直後
- 冬のボーナス時期(12月)
- 春先
Q.買い替えるときに販売店に下取りしてもらうことはできる?
A.現在、こたつの下取りを行っている販売店はほぼありません。ただし、キャンペーンなどで下取りの対象になることがあるので、購入時に確認してみるといいでしょう。
Q.こたつ布団も同時に買い替えるべきか?
A.以下のような場合は、こたつ布団も同時に買い替えてください。
- こたつのサイズや形状が変わった
- 暖房効率をより高めたい
- こたつ布団の汚れや傷みがひどい
なお、同じサイズ・形状のこたつに買い替えた場合は、現在使用しているこたつ布団をそのまま流用できます。こたつ布団が十分に使える状態なら、無理に買い替えなくても問題ありません。
Q.こたつを高く買取してもらうコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 汚れやホコリをキレイに掃除しておく
- 使用説明書や電源コードなどの付属品をそろえておく
- 不要になった時点でなるべく早く買取に出す
- こたつの買取を強化している業者に依頼する
Q.10年以上使っているこたつは必ず買い替えるべきか?
A.いいえ。特に問題なく使用できるのなら、すぐに買い替える必要はありません。ただし、こたつの部品や素材は徐々に劣化しています。10年以上経過したこたつはいつ故障してもおかしくないことだけは承知しておきましょう。
まとめ
今回は、こたつの買い替えについて詳しく解説しました。こたつも長年使い続けると、何かと不具合や不満が出てくるものです。まずは、新しいこたつに希望する条件をじっくり考えてみるといいでしょう。実際にこたつを選ぶときは、大きさや形状だけでなく、デザイン・ヒーターの種類・付加機能などさまざまポイントから、総合的に満足度の高いものを選んでください。なお、買い替えで不要になったこたつは、自治体に粗大ゴミとして出すほかにも、不用品回収業者に依頼する、リサイクルショップに売るなど、さまざまな方法があります。こたつの処分方法は、それぞれのメリットとデメリットをよく理解し、最もメリットが大きなものを選ぶといいでしょう。