
プリンターを買い替えたい! 最適なタイミング&人気の機種も紹介!
そろそろ、プリンターを買い替えたいとお考えではありませんか?
プリンターにも寿命があるため、使い続けるうちに不満が出てきたり不便を感じたりしますよね。しかし、なるべく最適なタイミングを見極めて買い替えたいことでしょう。そのためにも、まずは、プリンターを買い替える目安を知ることが必要です。
そこで今回は、プリンターの買い替えについて詳しく解説します。
この記事を読むことで、プリンターを買い替えるタイミングやポイントなどがよく分かります。プリンターを買い替える予定がある人は、記事を読んでみてください。
1.プリンターを買い替える目安は?
最初に、プリンターを買い替える目安について見ていきましょう。
1-1.不具合や故障が見られる
不具合や故障が見られたら、プリンターを買い替える目安と考えましょう。プリンターにも寿命があり、平均3~4年程度で何らかの不具合が出たり故障したりするとされています。たとえば、以下のような症状が見られる場合は、寿命と考えて買い替えることがおすすめです。
- 印刷物がかすれたり特定の色が出なかったりする
- 動作音が異常に大きい
- 特定の機能が使えない
- 印刷完了までに長時間かかるようになった
- 操作パネルが反応しないことがある
- スマホやパソコンから印刷できないことがある
1-2.機能や性能に不満がある
プリンターがまだ十分に使える状態であっても、機能や性能に不満がある場合は、買い替えを検討しましょう。古いプリンターやエントリーモデルのプリンターは、印刷速度が遅かったり発色などに不満が出たりしやすいものです。また、ごく基本的な機能に絞ったモデルでは、もの足りない、不便だと感じることもあるでしょう。不満を持ち続けて使い続けるより、思いきって買い替えることを検討しましょう。
1-3.魅力的な新製品が発売された
魅力的な新製品が発売されたときも、プリンターを買い替えるタイミングです。特に、大きなモデルチェンジがあると、プリンターの機能や性能が大きく向上することがあります。タイミングによっては、旧機種を購入して数か月以内に魅力的な新製品が発売になることもあるでしょう。しかし、新製品のほうが明らかに魅力的で優れていると感じるのなら、買い替えをおすすめします。
1-4.メーカーのサポート期間が切れた
特に問題なく使えるプリンターでも、メーカーのサポート期間が切れると不具合があったときに対応してもらえないことがあります。一般的に、メーカーにおける補修用部品の保管期間は、製造終了から約7年です。したがって、長く使っているプリンターは、知らないうちにメーカーのサポート期間が終了している可能性があります。目安として、4年以上使用しているプリンターは、すでに内部部品の劣化が進んでおり、突然故障してもおかしくありません。故障してから買い替えるよりも、まだ動くうちに買い替えを検討するとよいでしょう。
2.プリンターの寿命を延ばす方法
プリンターの寿命を延ばす方法を、詳しくご紹介します。
2-1.正しい使い方を守る
プリンターの寿命を延ばすには、正しい使い方を守ることが基本です。まずは、マニュアルをよく読んでみましょう。最近のプリンターは、初心者でも操作しやすいよう液晶タッチパネルが付属しているものが多く見られます。しかし、意外と正しい使い方を守っている人は少ないものです。たとえば、電源を落とす手順や用紙トレイの使い方を間違えている可能性もあるでしょう。おさらいのつもりで、プリンターの正しい使い方を改めて確認してみてください。
2-2.長時間連続して使わない
長時間連続して使わないことも、プリンターの寿命を延ばすのに大切なポイントです。長時間連続してプリンターを使用すると、プリンターに大きな負担がかかってエラーが出やすくなります。たとえば、印刷を繰り返すうちにノズルが詰まってインクの出方が悪くなったり、紙詰まりが発生したりしやすくなるので注意してください。本体が発熱して、強制的に電源が落ちることもあるでしょう。エラーが出るのは、プリンターに負担がかかっている証拠です。なるべく長時間連続して使用しないよう、気を付けてください。
2-3.設置場所の条件を守る
プリンターの寿命を延ばすには、設置場所の条件を守ることも重要です。プリンターを設置するときは、プリンターのサイズよりやや広めで、周囲に余裕があることを確認してください。本体を置くことができても、用紙トレイや用紙フィーダーを開けないのでは、正常に使うことができません。
また、平らな場所に設置することも基本です。そのほかにも、直射日光が当たらない、室温・湿度が適切である、ホコリっぽくないなどの条件も満たしていることもチェックしてください。
2-4.汚れをこまめにクリーニングする
汚れをこまめにクリーニングすることも、プリンターの寿命を延ばすコツです。ポータブルプリンターを除き、一般的なプリンターは、特定の場所に据え置いて使うことになります。すると、徐々にホコリなどの汚れがたまっていくからです。また、タッチパネルや用紙トレイ周辺には手あかが付着します。
そのほかにも、プリンター内部にインク汚れや用紙クズなどが付着することもあるでしょう。こうした汚れは、プリンターの不具合や故障の原因になり、寿命を縮めることがあります。プリンターを長持ちさせたいのなら、汚れをこまめに掃除し、常にキレイな状態で使うようにしましょう。
2-5.消耗品はメーカー純正品を使う
プリンターの寿命を延ばすためにも、消耗品はメーカー純正品を使うことがおすすめです。たとえば、メーカー純正品より安く購入できることから、他社が販売する汎用インクを使う人が多くいます。確かに、汎用インクのほうが、インク代は安く済むことでしょう。
しかし、発色が今一つで印刷し直すことが多い、インク詰まりが起きやすいなどのトラブルも少なくありません。消耗品を安く購入できても、プリンター本体の寿命を縮めてしまうのでは意味がないので気を付けましょう。
3.今おすすめの人気プリンターをチェック
今おすすめの人気プリンターを5機種ご紹介するので、買い替えるときの参考にしてください。
3-1.CANON PIXUS TS3330
CANONのPIXUS TS3330は、よく使う機能に絞ったエントリーモデルで、安い価格ながら使い勝手のよさで人気の高いプリンターです。コンパクトなサイズで、省スペースに設置できます。年賀状やスマホからの写真印刷なども美しく、コストパフォーマンスに優れた1台です。
- 実売価格:8,500~12,000円程度
3-2.CANON PIXUS TS8430
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CANONのPIXUS TS8430は、高性能・高機能を追求したい人やや写真画質にこだわりのある人から特に人気が高いプリンターです。大きくて見やすいタッチパネルや前面給紙対応、独立インクタンク搭載など、ハイエンドモデルにふさわしい設計になっています。本体の色も、赤・白・黒の3色から好みに合わせて選ぶことが可能です。
- 実売価格:28,500~30,000円程度
3-3.EPSON カラリオ EW-452A
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EPSONのカラリオ EW-452Aは、リーズナブルな価格ながらも基本機能が充実したエントリーモデルで、初心者にもおすすめの1台です。スマホからのダイレクト印刷にも対応しており、気軽に写真印刷を楽しむことができます。また、黒色の顔料インクにより、モノクロ文書をクッキリ印刷できるのも魅力です。
- 実売価格:9,800~12,500円程度
3-4.EPSON カラリオEP-883A
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EPSONのカラリオEP-883Aは、高精細・高画質・美しい色合いの写真印刷で定評があります。独立型の6色印刷採用で、コストを抑えながらも高品質な印刷が期待でき、自動両面印刷などの機能面にも優れ、満足度の高い点も魅力です。スッキリとしたコンパクトな本体と、選べる3色展開でインテリアの一部としてもよく映えます。
- 実売価格:28,000~31,500円程度
3-5.brother プリビオ DCP-J987N
brotherのプリビオ DCP-J987Nは、4色独立インクを採用し、印刷コストが安いのが特徴です。特に、文書を大量に印刷することが多い人や、気軽に写真を印刷したい人におすすめのプリンターになります。スマホやタブレットなどから直接ダイレクト印刷することも可能で、ファミリ―向けにピッタリです。
- 実売価格:19,400~26,000円程度
4.不要になったプリンターを処分する方法
不要になったプリンターを処分する訪欧を、詳しく見ていきましょう。
4-1.自治体回収にゴミとして出す
不要になったプリンターは、自治体回収にゴミとして出すことができます。多くの自治体では、プリンターの大きさによって不燃ゴミもしくは粗大ゴミに分類しているので、確認してみましょう。たとえば、1辺が30cmに満たない場合は不燃ゴミ、30cm以上の場合は粗大ゴミといった感じです。それぞれの一般的な出し方については、以下を参考にしてください。
不燃ゴミ
- 自治体ごとに決まった曜日・時間・収集場所に出しておく
- 無料で処分してもらえる
- 自治体によっては指定ゴミ袋に入れて出す必要がある
粗大ゴミ
- 自治体の粗大ゴミ受付窓口に事前予約が必要
- プリンター1台に付き数百円程度かかる
- 収集日時や場所は自治体が指定する
4-2.知人などに譲る
まだキレイで十分に使えるプリンターは、知人などに譲ることも考えてみるとよいでしょう。譲り先が見つかれば廃棄処分せずに済み、資源を有効活用できます。また、譲り先で喜んで使ってもらえるのもメリットです。まずは、心当たりのある知人などに連絡し、プリンターを譲り受けてもらえないか確認してみてください。譲り先が決まったら、先方と打ちあわせて、配送方法などを決めましょう。
4-3.販売店の回収サービスを利用する
販売店の回収サービスを利用し、不要になったプリンターを処分することも可能です。販売店では、自社の環境活動の一つとしてプリンターなどの家電を回収し、再資源化していることがあります。多くの場合有料で、プリンター1台に付き500~1,000円程度かかるのが一般的です。また、店頭持ち込みだけに対応していることもあるので、注意してください。なお、買い替えを伴う場合は、不要になったプリンターの回収費用が無料になることもあるので、確認してみるとよいでしょう。
4-4.買取に出す
不要になったプリンターでもまだ十分に使えるものは、買取に出すことも検討してみましょう。買取してもらうことができれば、まだ使えるプリンターを廃棄処分することなく、有効活用することができます。プリンターを買取に出す方法については、以下をご覧ください。
- 中古OA機器買取専門業者に売る
- リサイクルショップに売る
- 不用品回収業者に買取してもらう
- ネットオークションやフリマアプリに出品する
いずれの方法にもメリット・デメリットがあり、一概にどの方法がベストとはいえません。まずは、自分にとってメリットが一番大きな方法は何か、じっくり考えて決めるとよいでしょう。
4-5.不用品回収業者に処分を依頼する
不要になったプリンターは、不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。不用品回収業者に処分を依頼した場合、以下のようなメリットがあります。
- 都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえる
- 集荷場所まで運ぶ必要がない
- 状態のよいものは買取してもらえることがある
- プリンター以外の不用品も同時に引取処分や買取を依頼できる
- 回収後の不用品を適切な方法で再販もしくは再資源化し、有効活用してもらえる
また、業者によっては宅配回収を選べることがあるので確認してみてください。プリンター1台だけ処分したい場合は、宅配回収を利用できると手軽で便利な上、配送費用も安く済みます。
4-6.業務用プリンターは産業廃棄物として処分する
業務用プリンターは産業廃棄物になるため、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に依頼して処分する必要があります。万が一、家庭用プリンターとして処分したり、産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に依頼したりすると、廃棄物処理法違反と見なされることがあるので注意してください。場合によっては、罰金刑が科されることもあります。
5.プリンターの買い替えに関するよくある質問
最後に、プリンターの買い替えに関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.プリンターの買い替えで余った用紙やインクはどうすればよい?
A.不要であれば、プリンターと同時に処分するとよいでしょう。未使用の用紙やインクについては、買取してもらえることがあるので調べてみることをおすすめします。使用済みのインクについては、販売店の回収サービスを利用して無料で処分することも可能です。
Q.使用中のプリンターと同じメーカー品で買い替えるメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 操作性に大きな変更がない
- 用紙などは引き続き使用できることが多い
- タイミングによってはメーカーの買い替えキャンペーンで安く購入できることがある
デメリット
- 同じメーカー品であっても対応インクが異なることがほとんど
- 他社製品を使うチャンスがなくなる
- 大きなモデルチェンジがない場合、目新しさに欠けることがある
Q.買い替えで不要になったプリンターを処分するときの注意点は?
A.個人情報の流出には、十分に注意してください。たとえば、プリンター内部に印刷データが残ったままで処分すると、思わぬ形で個人情報が流出してしまうことがあります。また、プリンター内部に印刷物が残っていたり、メモリーカードなどが挿したままになっていたりする場合も同様です。
Q.ハイエンドモデルに買い替えればより長持ちする?
A.一概にはいえません。確かに、ハイエンドモデルは高性能・高機能で、エントリーモデルよりもしっかりした設計になっていることも多いでしょう。とはいえ、使い方や使用環境などによっては、早く寿命を迎えることもあります。
Q.プリンターを高く買取してもらうコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 汚れをキレイにクリーニングしておく
- 購入時の付属品をそろえておく
- 不要になった時点で買取に出す
- プリンターの買取を強化している業者に売る
まとめ
今回は、プリンターの買い替えについて詳しく解説しました。不具合や故障が出たり機能や性能に不満を感じたりしたら、プリンターを買い替える目安です。また、魅力的な新製品が発売されたタイミングで買い替えてもよいでしょう。なお、買い替えによって不要になったプリンターは、自治体回収にゴミとして出すほかにも、さまざまな捨て方があります。まだ十分に使えるものは、買取に出すも可能です。プリンターの状態や、それぞれの捨て方のメリット・デメリットをよく比較し、最もメリットが大きな方法で処分するとよいでしょう。