
パソコンパーツを処分したい人は必見! 高額買取の方法やコツは?
不要になったパソコンパーツの処分でお困りではないでしょうか。ゴミとして出していいのか、ほかの処分方法を考えたほうがいいのか悩みますよね。実は、パソコンパーツはリサイクル価値が高いのです。また、状態により中古品として買取してもらえるものもあるため、じっくり検討する必要があります。そこで、今回は、パソコンパーツの処分や買取について詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、パソコンパーツの処分ついてよく分かり、有利な条件で処分・買取してもらえるようになります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。
1.パソコンパーツの処分について
最初に、パソコンパーツの処分について見ていきましょう。
1-1.パソコンパーツにはどんなものがある?
パソコンパーツには、主に以下のようなものがあります。
- マザーボード
- CPU
- メモリー
- ハードディスク
- 電源ユニット
- ビデオカード
- DVDドライブ
- PCファン
- PCケース
1-2.パソコンパーツの処分方法は?
パソコンパーツの処分方法には、以下のようなものがあります。パソコンパーツには、リサイクル価値の高い資源が使われているため、できるだけゴミとして廃棄せず、資源リサイクルもしくはリセールすることを考えてください。
- 不燃ゴミとして廃棄する
- 資源リサイクルに回す
- リセールする
1-3.パソコンパーツをリセールする条件は?
パソコンパーツでも、状態のいいものはリセールすることができます。パソコンの修理用や拡張用に、中古でも状態のいいものを探している人は多くいるのです。ものを大切にするという見方からも、パソコンパーツはできるだけリセールして次の持ち主に活用してもらうようにしましょう。
2.パソコンパーツの処分方法
パソコンパーツの処分方法を詳しく解説します。
2-1.自治体の処分方法
自治体では、パソコンパーツを不燃ゴミもしくは小型家電ゴミとして、処分してもらえます。不燃ゴミとして処分を依頼する場合、指定の回収日時・場所に持っていけば無料で回収可能です。小型家電リサイクル法に基づく処分の場合、区役所や商業施設などの専用回収ボックスに投入するだけで無料で処分できます。
メリット
- 処分費用が無料
- 依頼先として信頼度が高い
- 資源リサイクルしてもらえる(小型家電ゴミ)
デメリット
- 自分で回収場所に運ぶ手間がかかる
- 回収日時・場所が決まっている(不燃ゴミ)
- 専用回収ボックスの設置数が少ない(小型家電ゴミ)
2-2.販売店やメーカーに引き取りを依頼する方法
パソコンパーツを処分したい場合、販売店やメーカーに引き取ってもらえるか確認してみましょう。買い替えに伴うキャンペーンや資源保護活動などにより、不要になったパソコンパーツを回収してもらえることがあります。回収費用は無料となる反面、自分で店頭に持ち込んだりメーカーに送付したりする費用は自己負担になることが多いでしょう。
メリット
- 無料で回収してもらえることが多い
- 回収後は資源リサイクルに回してもらえる
- 買い替えに伴うキャンペーンの場合、下取りで新規購入費用が安くなることがある
デメリット
- 必ずしも回収をしているとは限らない
- 買い替えを伴う場合・自社のものだけなどの条件がある
- 店頭持ち込みやメーカー送付にかかる費用は自己負担
2-3.業者に処分を依頼する方法
業者にパソコンパーツの処分を依頼する方法を詳しく解説しましょう。
2-3-1.パソコン回収業者
パソコン専門の回収業者では、パソコンパーツを回収し、再販・リサイクルに回しています。まずは、業者に連絡し、指定の方法で回収してもらいましょう。パソコンパーツは小さいものが多いため、店頭持ち込みや宅配回収(宅配便で業者に送付する)を採用している場合が多いでしょう。
メリット
- パソコン本体とまとめると無料回収してもらえる
- 中古品もしくは資源としてリサイクルしてもらえる
デメリット
- 故障・不具合があるものは対象外のことがある
- 再販可能なものでも買取してもらえない
2-3-2.不用品回収業者
不用品回収業者にも、パソコンパーツの処分を依頼できます。通常、回収費用がかかるため、業者に連絡して見積もりをもらってから正式に依頼するといいでしょう。なお、少量のパソコンパーツを回収してもらう場合、出張回収(日時・場所指定により業者に回収してもらう、1回数千円程度~が目安)では費用が割高になることがあるので注意してください。
メリット
- 日時や場所指定での回収も可能
- ほかの不用品と同時回収してもらえる
- 状態によっては買取してもらえることもある
デメリット
- 回収費用がかかる
2-4.業者選びのポイントや注意点
パソコンパーツを業者に依頼するときは、以下のポイントをチェックしてみてください。
- パソコンパーツをはじめ不用品回収で豊富な実績がある
- 回収費用がリーズナブル
- 回収したパソコンパーツを確実にリサイクルしている
- 状態のいいものは買取も行っている
- 都合のいい回収方法を選べる
- 顧客からの評判がいい
- 古物商許可を取得している
3.パソコンパーツを買取に出す方法
パソコンパーツを買取に出す方法を詳しく解説します。
3-1.買取してもらえる条件は?
パソコンパーツを買取してもらえる条件は、以下をご覧ください。
- 有名メーカーのもの
- 中古市場での需要が高い
- 故障や不具合がない
- 汚れ・傷・ひどい臭いがない
なお、買取相場は中古市場での需要と連動しています。タイミングによって、買取価格の高低があることを理解しておきましょう。
3-2.パソコンパーツを高く売るコツ
パソコンパーツを高く売るコツは、以下のとおりです。
- できる範囲でキレイにクリーニングしておく
- 購入時の説明書・箱をそろえておく
- できるだけ早く売る
- まとめて売る
3-3.パソコンパーツの買取方法
パソコンパーツの買取方法で主なものを詳しく解説しましょう。
3-3-1.リサイクルショップや不用品回収業者に依頼する
パソコンパーツは、リサイクルショップや不用品回収業者に買取を依頼できます。リサイクルショップに依頼するときは、店頭に直接持ち込んで査定を受けましょう。買取可能となり、提示金額に納得した場合は、パソコンパーツと引き換えに代金を受けとってください。不用品回収業者に依頼するときも、事前に買取査定を受けてから検討しましょう。不用品回収業者では、店頭持ち込み・宅配回収・出張回収のいずれかの方法で回収してもらえます。ただし、業者によって回収方法が異なるため、確認しておきましょう。
メリット
- 中古品として再活用してもらえる
- その場で代金が手に入る(リサイクルショップ)
- 買取不可の場合でも処分を依頼できる(不用品回収業者)
- 宅配回収や出張回収(日時・場所の指定が可能)も選べる(不用品回収業者)
デメリット
- 状態によっては買取不可の場合もある
- 買取不可でも処分を依頼できない(リサイクルショップ)
- 別途買取手数料がかかることがある(不用品回収業者)
3-3-2.ネットオークション・フリマサイトで売る
パソコンパーツは、ネットオークションやフリマサイトで売ることもできます。専用サイトに会員登録後、出品手続きをしましょう。取り引きが成立した後は、落札者と連絡先を交換し、入金確認・発送を進めてください。
メリット
- 欲しがっている人と直接やり取りできる
- 24時間好きなタイミングで出品できる
- 思わぬ高額落札もある(ネットオークション)
- スマホから気軽に出品できる(フリマサイト)
デメリット
- 必ずしも落札されるとは限らない
- 発送手続きがめんどう
- 未入金や商品クレームなど個人間トラブルが発生しやすい
- 値切られることが多い(フリマサイト)
4.パソコンパーツの処分に関するよくある質問
最後に、パソコンパーツの処分に関するよくある質問に回答します。それぞれ目をとおし、役立ててください。
Q.パソコンパーツを不燃ゴミとして出した場合のその後は?
A.自治体によって回収後、ゴミ埋め立て地に運ばれて廃棄処分となります。不燃ゴミは基本的に資源リサイクルされないため、貴重な資源を有効活用できずに終わるのです。
Q.新品未開封のパソコンパーツなら高額で売れる?
A.種類と需要によります。新品未開封であっても、古すぎて性能が低いものは需要がありません。また、海外製の粗悪品・無名メーカーのものなどは、買取不可の場合もあります。
Q.回収後のパソコンパーツのリサイクル方法は?
A.素材ごとに分解されて資源リサイクルされます。再生資源としてほかの製品の原料となるなど、有効活用されるでしょう。
Q.パソコンパーツの買取価格に不満があるときは?
A.業者から査定理由の説明を受けてください。誠実な査定が行われ、正当な理由があるのなら相場と考えるのもひとつの方法です。理由を聞いても納得できない・不当な査定だと感じる場合は、買取を中止し、ほかの業者への依頼を検討しましょう。
Q.業者で回収したパソコンパーツは本当にリサイクルされる?
A.信頼できる業者に依頼した場合は心配ありません。しかし、中には回収したパソコンパーツをきちんとリサイクルせず、勝手に他人の私有地に廃棄してしまう業者もいます。パソコンパーツの処分は、信頼第一で選んだ業者に依頼しましょう。
まとめ
今回は、パソコンパーツの処分について詳しく解説しました。パソコンパーツには、金属類などリサイクルできる資源が使われています。ゴミとして廃棄するのではなく、資源を有効活用できる方法で処分しましょう。まだ十分に使えるものは買取に、故障などでリセール不可のものは資源リサイクルに回すことをおすすめします。まずは、パソコンパーツの状態を確認し、買取と処分のどちらが適切か判断し、手続きを進めてください。