老後のダウンサイジングとは? 生活費や貯金が心配な方は住み替えの検討を

老後の生活や資金について不安を感じている方は多いでしょう。そんな中、老後のダウンサイジングに注目が集まってきています。家を住み替え、コンパクト化すれば、さまざまなメリットがあるのです。ただし、ただ小さい家に引っ越せばいいというわけではありません。今回は、老後のダウンサイジングの方法・メリット・デメリットや注意点などをご紹介します。

  1. 老後のダウンサイジングについて
  2. 老後のダウンサイジングのメリット・デメリット
  3. 老後のダウンサイジングの方法
  4. 老後のダウンサイジングについてよくある質問

老後のダウンサイジングが気になる方、老後を安心して過ごしたいという方にはぴったりの内容になっています。ぜひ最後まで読んでみてください。

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1.老後のダウンサイジングについて

まずは、老後のダウンサイジングについて、基本的な内容を見ていきましょう。

1-1.老後のダウンサイジングとは

基本的に、老後のダウンサイジングとは、今の家よりも小さい家に住み替えることを示します。住まいを適切なサイズにコンパクト化することによって、さまざまなメリットを得られるでしょう。

1-2.老後の生活で不安なこと

現役時代とくらべ世帯収入が下がる老後は、資金や生活の不安が大きくなるでしょう。収入が減ったのに、今までと同じ生活をしていいのか? と悩まれる方も多いかもしれません。最近では、夫婦二人もしくはひとり暮らしをするには家が広すぎると感じる方も多く、老後のダウンサイジングに注目が集まっているのです。

2.老後のダウンサイジングのメリット・デメリット

次に、老後のダウンサイジングについて、メリットとデメリットをご紹介します。

2-1.ダウンサイジングのメリット

ダウンサイジングのメリットは以下のとおりです。

2-1-1.ローン・生活費が削減できる

家をダウンサイジングすることで、家賃が安くなったり、家を売った資金を生活費の足しにできたりします。3LDK→2DKにすれば、家賃は5万円程度も安くなるのです。持ち家を手放すことで、固定資産税の削減にもなります。また、元の家を賃貸化して、家賃収入を検討してもよいでしょう。

2-1-2.暮らしやすくなる

家が小さくなると、暮らしにくくなるのでは? と思われる方も多いかもしれません。しかし、家がコンパクト化されれば、掃除や持ち物の管理がしやすくなります。また、二階建ての一軒家に住んでいる方は、マンションやアパートに引っ越すことで、階段を上り下りする必要がなくなるでしょう。マンションの1階は2階以上と比較して家賃が安い傾向にあるので、一石二鳥です。

2-1-3.新しい暮らしを楽しめる

老後は、暮らしや環境の変化に対応するのが大変かもしれません。しかし、住宅をガラッと変えることは人生のスパイスにもなります。老後をより生き生きと暮らすことができるでしょう。

2-2.ダウンサイジングのデメリット

次に、ダウンサイジングのデメリットをご紹介します。

2-2-1.家が狭く感じる

部屋の間取り選びを誤ると、少し窮屈に感じてしまうかもしれません。いくらダウンサイジングすると言っても、夫婦二人で1Rや1Kは窮屈でしょう。ひとり1部屋が確保できるくらいの間取りを選ぶことをおすすめします。

2-2-2.ものの整理が必要

家をコンパクト化するということは、持ち物もコンパクト化しなければならないということです。何十年間分の持ち物を処分したり整理したりするのは、時間や労力がかかるでしょう。

2-2-3.環境変化への対応が大変

住居が変わることで、近所づきあい・交通の便・市区町村の決めごと(ゴミ出しなど)・気候など、さまざまなことが変わります。あまりに大きな変化は身体・精神ともに負担になってしまうでしょう。引っ越しをする前に、街の様子を観察してみることもおすすめします。

2-3.ダウンサイジングのメリットとデメリットは表裏一体

このように、ダウンサイジングデメリットは、裏を返せばメリットになります。バランスを見極めることが大切です。

3.老後のダウンサイジングの方法

次に、老後のダウンサイジングについて、具体的な方法をご紹介します。

3-1.老後のダウンサイジングの方法とは?

3-1-1.今の家をどうするか考える

住み替える場合は、今の家の処分方法を検討します。賃貸に出して家賃収入をねらうか、売りに出すかなどです。家賃収入は、収入が入る代わりに管理や手続きなど複雑な作業が必要になります。また、借り手がいない期間も管理費はかかってしまうでしょう。一方、売りに出すことで売却額を手に入れることができます。どちらを選ぶかは、複数の不動産会社にも相談してみるとよいでしょう。

3-1-2.ものを減らす

新しい家に住み替える前に、荷物の整理をする必要があります。新しい生活にふさわしいものだけを持って行くようにしましょう。引っ越しの際は大量に不用品が出てくるため、回収業者や買取業者の利用がおすすめです。家にいたまま不用品を処分できるので便利でしょう。

3-1-3.新しい環境をチェックする

引っ越し先の周辺を散歩してみたり、インターネットで暮らしやすさを確認するとよいでしょう。同じ地域でも、路地が一本違うだけで、住みやすさがガラっと変わることがあります。

3-2.老後のダウンサイジングのポイント

老後のダウンサイジングでは、以下のポイントに気をつけましょう。

3-2-1.新築物件にこだわらない

日本の物件は、新築というだけで家賃が急激に跳ね上がる傾向があります。築年数が長くても、リフォームやリノベーションが行われていれば新築同然に暮らすことができるでしょう。築年数にこだわらないことで、駅からの距離や間取りなど、ほかの条件に力を入れることができます。

3-2-2.交通の便のチェック

いずれ車をつかえなくなることを考慮して、徒歩やバスでの移動をメインに考えましょう。駅やスーパーまでの距離は大変重要です。

3-2-3.家族にも相談する

住み替え先の住宅や、持ち家の処分方法は、子世帯などにも相談しましょう。不動産業者とトラブルなどが起きた際は、子世帯がついてくれると安心です。また、子世帯・孫世帯が遊びにきやすい土地がいいという方も多いでしょう。

3-2-4.一気にダウンサイジングしない

ダウンサイジングは、少しずつ年数をかけて行うのがよしとされています。先に述べたように、3LDK→1Rへの引っ越しは無謀と言えるでしょう。生活にかかる費用を1年単位でゆるやかに減らしていくことが大切です。老後は、何かと使途不明の出費が多くなりますので、簡単な家計簿をつけて削るべき費目を見つけてみましょう。暮らしを圧迫しない範囲で少しずつ節約していくのがポイントです。

3-3.ダウンサイジングの注意点

ダウンサイジングをする際の注意点をご紹介します。

3-3-1.家賃収入をあてにしないこと

新しい住居にかかる費用の支出には、家賃収入を含まないようにしましょう。借り手が現れない期間もありえます。家賃収入はあくまで余剰資産として扱うようにしましょう。

3-3-2.すべてのものを持って行かないこと

引っ越しをする際は、ものを丁寧に分別するようにしましょう。「とりあえず」で多くのものを持って行くと、引っ越し先での生活がかなり圧迫されたものになってしまいます。時間がかかってもいいので、1点ずつ精査するとよいでしょう。子世帯と一緒にものの整理して、思い出をしっかり昇華すると、ものを手放しやすくなるとも言われています。

4.老後のダウンサイジングについてよくある質問

老後のダウンサイジングについて、よくある質問にお答えします。

Q.老後に田舎暮らしをしてみたいのですが
A.田舎暮らしは、車がないと成り立たない・近所づきあいが都会よりも大変・ものが手に入れにくい、といったデメリットもあります。田舎は、むしろ老後に生活するほうが大変とも言えるので、できれば避けたほうがよいでしょう。

Q.新しい環境で暮らしやすくするポイントは?
A.ネット通販を利用してみましょう。お米や液体類など、重い消耗品の購入に便利です。購入する頻度が分かっていれば、自動的に届けてくれるサービスもあります。徒歩で買い物に行く回数を減らせるため、体力がなくなってきても安心です。

Q.住宅以外のダウンサイジングとは?
A.本や写真などをデータ化する、服をすててタンスを小さくする、などがあります。ものが少なくなったりダウンサイジング化されれば、とても暮らしやすくなるでしょう。

Q.老後の住み替えの相談はどこにしたらいい?
A.主な相談先としては、不動産業者・税理士・ファイナンシャルプランナーなどがあります。初回無料相談を設けているところもあるので、ぜひ積極的に活用してみましょう。複数の相談先に行くことで、多角的な意見を得られます。

Q.高齢者なので、不用品回収業者などにだまされそうで心配です
A.回収業者を選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 無料廃品回収車は利用しない(ほとんどが違法のため)
  • 依頼していないのに、訪問・営業にくるところは利用しない
  • 無料相談・無料見積もりを行ってくれる
  • 料金が分かりやすい
  • 料金やサービス内容に関することは書面など残る形で提示してくれる
  • 古物商許可などの営業資格を持っている
  • 買取を兼業している

まとめ

老後のダウンサイジングについてご紹介しました。ダウンサイジングや住み替えによって、老後の生活の心配を解消するとともに、新しい生活を楽しむことができます。第二の人生を豊かなものにするためにも、ぜひ今回ご紹介した内容を思い出してみてください。