
台所の油汚れはこうすればきれいになる! 役立つアイテムも紹介!
「台所の油汚れを何とかしたい」とお悩みではありませんか? 台所周りの油汚れは、落とすのに時間がかかります。サッと拭くだけではきれいにならないため、いつの間にか蓄積されて頑固な汚れになってしまっている場合も多いでしょう。
この記事では、台所の油汚れを落とすのに役立つアイテムや落とし方・油汚れを防ぐ方法などを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、程度ごとに適した油汚れの落とし方や、自分で掃除しても落ちないときの対処法などが分かるはずです。
1.台所の油汚れ掃除に役立つアイテムを紹介
台所の油汚れを掃除する際に、あると便利なアイテムをご紹介しましょう。
1-1.メラミンスポンジ
メラミン樹脂から作られているメラミンスポンジには、汚れを削りながら落とす効果があります。水でぬらしてこするだけで、洗剤を使わなくても油汚れを落とすことが可能です。ただし、付着してから時間がたった油汚れは、落とすのが難しいでしょう。
1-2.重曹
油汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹を使って掃除するとよいでしょう。中和されて油汚れが柔らかくなり、落ちやすくなるのです。
1-3.セスキ炭酸ソーダ
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを合わせたセスキ炭酸ソーダは、重曹より強いアルカリ性の性質を持っています。そのため、頑固な油汚れを落とすのに効果的です。
2.台所の油汚れを落とす方法は?
台所の油汚れを落とす方法を、汚れの程度別にご紹介しましょう。
2-1.軽い汚れにはメラミンスポンジか熱湯を使って掃除
比較的軽度な油汚れには、メラミンスポンジを使ってこすり洗いしましょう。ただし、メラミンスポンジには研磨作用があるため、キッチンの素材によっては傷をつけてしまう可能性があります。目立たない場所で試してから使うとよいでしょう。また、五徳や魚焼きグリルの受け皿・換気扇のフィルターなどは、取り外して熱湯につけ置きすることで油汚れを落とすことができます。
2-2.落ちにくい汚れには重曹を使う
メラミンスポンジや熱湯で落ちない頑固な油汚れには、重曹を使いましょう。付着してから時間がたっていない汚れであれば、小さじ1杯の重曹を100mlの水に溶かしてスプレーし、5~10分ほど置いて拭き取ればきれいになります。蓄積された油汚れには、重曹と水を3:1の割合で混ぜ合わせて重曹ペーストを作って塗り込みましょう。5~10分ほど放置した後、スポンジでこすり落としてください。
2-3.重度な油汚れにはセスキ炭酸ソーダを使う
さらに頑固な油汚れには、セスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめです。500mlの水にセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れ、スプレーボトルに入れます。油汚れに吹きかけて5~10分たってから拭き取りましょう。この方法で効果がない場合は、セスキ炭酸ソーダをペースト状にして塗り込んでみてください。5~10分ほど放置すれば汚れが柔らかくなります。
3.油汚れの付着を防ぐポイント
油汚れが頑固な汚れとして付着するのを防ぐことも大切です。予防のポイントをご紹介しましょう。
3-1.こまめに掃除する
油汚れの蓄積を防ぐためには、調理後に毎回掃除することが大切です。油汚れが固まってしまう前であれば、重曹スプレーやセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きかけてサッと拭き取るだけで十分きれいになります。コンロ周りがまだ温かいうちに掃除すれば簡単に落とすことができるでしょう。
3-2.調理中は換気扇をつける
コンロを使って調理している間は、必ず換気扇をつけましょう。調理中、気化した油が舞い上がって周辺に飛び散るのを防いでくれます。
3-3.キッチン周りをガードする
換気扇カバーやレンジパネル・壁用のシートなどのアイテムを使ってキッチン周りをガードする方法もおすすめです。100円ショップやホームセンターでも購入できるため、自宅のキッチンに合ったものを探してみるとよいでしょう。汚れたら新しいものと取り換えるだけなので、掃除の手間を軽減できます。
4.自力で落とせない油汚れは業者に依頼を
「自分で掃除してもきれいにならない」「手がつけられないほど汚れが蓄積している」という場合は、プロの業者に掃除を依頼するのも一つの方法です。特殊な洗剤や道具を使って掃除してもらえるため、頑固な油汚れもきれいに落とすことができるでしょう。費用はかかりますが、掃除にかかる手間や時間を省くことができます。ハウスクリーニング業者を選ぶ際は、キッチンクリーニングの実績が豊富で料金体系が明確であるか・無料見積もりを受け付けているかなどをしっかりチェックしてください。
5.台所の油汚れに関するよくある質問
「台所の油汚れを何とかしたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。
Q.セスキ炭酸ソーダは焦げつき汚れにも効果がありますか?
A.焦げつきを落とす効果は重曹のほうが上です。そのため、落ちにくい汚れにはセスキ炭酸ソーダと重曹の両方を使って試してみるとよいでしょう。
Q.重曹やセスキ炭酸ソーダは、肌に触れても問題ありませんか?
A.どちらもアルカリ性の性質を持っており、直接触ると肌荒れを起こしてしまいます。ゴム手袋をして使用してください。
Q.油汚れはなぜ落ちにくいのでしょうか?
A.空気に触れると酸化して樹脂化するためです。樹脂化すると洗剤が浸透しにくくなるため、落としにくくなります。
Q.ハウスクリーニング業者にキッチンクリーニングを依頼した場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
A.キッチン全体だと3万~5万円前後が相場です。
Q.悪質なハウスクリーニング業者の特徴を教えてください。
A.ホームページがない・無料見積もりを受け付けていない・料金体系が不明確などの特徴があります。
まとめ
台所の油汚れを落とす方法や役立つアイテム・汚れを防ぐ方法などをまとめてご紹介しました。台所には油汚れが付着しやすいため、掃除に手間がかかるイメージがあると思います。しかし、コツを知れば簡単に油汚れをきれいにできるのです。ぜひこの記事を参考に、きれいな台所をキープしてください。