あなたの押入れを見直しませんか?収納力アップの基本・テクニック

押入れは、住まいの中で最も容量が大きい収容スペースの1つです。快適な生活を送るためには、この場所を有効利用しない手はありません。
ところが、現実はどうでしょうか。ふすまを閉めたら見えないからと、何でも押し込んでいませんか?ゴチャゴチャと乱雑に詰め込んだために、もう、どこに何をしまったのかわからなくなってしまった。おそらく、心当たりのある人は多いと思います。
押入れは、上手に活用すれば、驚くほど収納力はアップし、お部屋は見違えるほどキレイになるはずです。そのための基本やテクニックを紹介します。

  1. 押入れ収納の基本
  2. 収納力アップのテクニック
  3. 収納が楽しくなるアイデアグッズ
  4. 収納は三次元ジグソーパズル
  5. まとめ

1.押入れ収納の基本

一般的な押入れは、間口が約2m、奥行きは約1mあります。上下2段が基本タイプです。天袋がついていれば、収納力はさらにアップします。
収納という機能性にだけ着目すれば、これほど心強い存在はないでしょう。このため、とりあえず何でも入れておく風潮があるようです。普段はあまり使わない物となると、なおさらでしょう。押入れの奥にしまいこんで、いざ取り出すときに一苦労です。
押入れをうまく活用するための基本には、以下のような点があります。

1-1.余計なものは入れない

いくら収納力が大きい押入れとはいっても、当然、限界があります。余計な物、不要な物を入れないことは、押入れ収納術の基本中の基本です。必要な物は入れ、必要かもと思う物は、思いきって処分する。決断が重要です。
そのためには、定期的に見直しましょう。たとえば、夏と冬服の入れ替え時期に、押入れ全体の収納を見直し、不要な物を捨てるといった具合です。押入れの隅には、「何だ?」と思う無駄な物が結構あった。そんな経験はありませんか?

1-2.奥行きを大切に立体的に活用する

上下2段になっているタイプの押入れは、一番奥には手が届きにくいものです。このため、デッドスペースが生じている場合がよくあります。あるいは、乱雑に収納したために、もったいない空間がぽっかり空(あ)いている場合も。こうしたスペースをなくし、三次元に立体的な活用をすることが収納力のアップにつながります。

1-3.空間を分割する

押入れに収納する代表的な物に布団、衣類、小物類などがあります。それぞれ大きさが異なっているのに、何も考えずに無造作に詰め込んでいませんか?それぞれに適切な容量があるはずです。
収納力をアップするには、それぞれに適した容量に仕切り、空間を分割することが基本になります。分割するは、「仕切る」あるいは「区切る」といい換えできるでしょう。何かで仕切るか区切り、空間を分割してください。そうすると、収納力はグンとアップします。

2.収納力アップのテクニック

基本を押さえた上で、具体的な収納力アップのテクニックを紹介します。収納する代表格である布団、衣類、雑貨類について見てみましょう。

2-1.平置きを縦にする

毎日利用する布団は、どうしてもかさばり、押入れを占有しがちです。ちょっとめんどうですが、収納ボックスに入れるのはどうでしょうか。しかも、平らに置くのでは、その上部空間がもったいない。
そこで、お勧めしたいのが、縦に収納することです。収納ボックスなどに入れれば、簡単に縦にできるでしょう。横を縦にする発想は、布団だけでなく衣類や小物類にも応用できます。
普段は使わない布団を収納する場合の定番は、やはり圧縮袋です。スライド式のラックに入れておけば、出し入れもスムーズになります。いろんなタイプの収納グッズが売られていますから、見比べて選んでください。

2-2.アイデアグッズをフル活用

衣類も押入れを独り占めしがちです。つっぱり棒につるすのが一般的ですが、つるし方を考えていますか?長い物も短い物も無造作につるすと、デッドスペースが生じてしまいかねません。きちんと分けて整理してつるせば、空(あ)いているスペースには小物類を入れるというように、スッキリした収納ができます。
ラックなどを使った収納も、デッドスペースをなくすのに効果的な方法でしょう。洋服の収納システムという便利な商品もあるようです。
あるいは、整理棚を置くか、低いタンスを下の段に置くのも効率的な収納につながります。あくまでも押入れのサイズに合った物を選んでください。新たに購入しなくても、今あるタンスなどを分割して押入れに入れる有効活用策もあります。

2-3.小物・雑貨類は処分する勇気を!

押入れには、さまざまな小物類が収納されていると思います。段ボールや収納ボックスなどに入れるのが基本です。その際、どこに何が入っているのかわからなくなってしまった経験がありませんか?この箱には何が入っているか、ラベルを貼っておくと便利です。
収納する際は、日用品なら日用品というように、用途に応じた収納をすると、あとで効率よく取り出せるようになります。重い物は下にして軽い物は上というように、大きさを考えながら上手に収納したいものです。
洋服などについてもいえますが、収納力アップの一番の近道は、処分することでしょう。それほど、あまり使わない物、使う予定もない物が収容されているものです。

3.収納が楽しくなるアイデアグッズ

収納力をアップするために、つっぱり棒や収納ボックスだけでなく、多種多様のアイデアグッズが商品化されています。家具屋さんに行かなくても、ホームセンターや100円ショップを覗(のぞ)くと、思いもよらないアイデア商品に出会うものです。上手に活用しましょう。
衝動買いは、結局は無駄になりがちです。現在の押入れの収納状況を踏まえた上で、何が必要かを考えながら購入することをお勧めします。どうしてもほしいグッズがなかったら、自分で製作するのも楽しいものです。

4.収納は3次元ジグソーパズル

押入れ収納は、3次元のジグソーパズルのようなものです。デッドスペースがなく、空間にキレイに収まった収納は、スッキリしていて隠す必要もないくらい。こうなると、ふすまを取り払ってもいいと思います。カーテンにしてもいいでしょう。通気がよくなり、湿気でカビが生えるリスクも低くなり衛生的です。
ただし、100%ピッタリに収める必要はありません。パズルのピースのいくつかを残しておけるような、そんな余裕をもった収納を心がけたいものです。

5.まとめ

押入れには、机代わりや、ベッドとして利用する裏技もあります。しかし、今回は、あくまでも収納という原点にこだわって、収納力アップのための基本テクニックを紹介しました。

  1. 押入れ収納の基本
  2. 収納力アップのテクニック
  3. 収納が楽しくなるアイデアグッズ
  4. 収納は3次元ジグソーパズル
  5. まとめ

押入れの上手な収納方法には、考えていくといろんなアイデアがあると思います。アイデアをアイデアにとどめずに、行動に移して楽しい生活を送ってください。そのために、基本を押さえた上で、自分なりの応用力を磨いていってもらいたいものです。