汚部屋のデメリット

【要チェック】汚部屋で過ごす7つのデメリットは?すぐに掃除すべき理由

あなたは自分の部屋をきれいにしているでしょうか。実は、部屋が汚いとさまざまなデメリットがあります。

「別にホコリが多くても平気」「ものがあるほうが落ち着く」「ごみ捨てが面倒だ」と、思っている人は要注意です。部屋が汚いと健康だけでなくお金まで失います。そんなデメリットの多い「汚部屋」からは早く卒業しましょう。

この記事では、汚部屋のデメリットを中心にまとめました。

  1. 汚い部屋7つのデメリット
  2. どうして部屋は汚れるのか
  3. 汚い部屋を掃除しよう

1.汚部屋7つのデメリット

汚い部屋で過ごすとデメリットしかありません。具体的にどのようなデメリットがあるのか紹介します。

1-1.ものが見つからない

ものでいっぱいの部屋だと探し物を見つけることができません。山積みにされた本や衣服があれば立派な「汚部屋」と言えます。すぐに出掛けなければいけないのに化粧品、鍵、貴重品がなくて困ったことはありませんか? 部屋が汚いと時間の無駄使いをしていることになります。

1-2.家計へのダメージ

部屋や冷蔵庫、生活用品などをしまう場所が汚いとものを把握しきれません。そのため、同じようなものを買ってしまいます。

  • 衣服
  • バッグなどの装飾品
  • ジュース
  • トイレットペーパー
  • 洗顔剤
  • シャンプー
  • 保存食

部屋の整理をしないと「あれがなかったかも」と次々にものを買ってしまうことに。その結果、部屋や収納場所がパンパンになってしまうのです。さらに、不要なものを買い続けるとその分出費がかさみます。出費がかさむ上に使わなかったり捨てたりすることになるので家計にダメージ。無駄な出費を防ぐためにも部屋の整理をおすすめします。

1-3.精神的・肉体的に不健康になる

部屋にものがあったほうが落ち着く人がいるのは事実。しかし、足の踏み場もないほどものに溢(あふ)れた生活をするのは精神的・肉体的にも健康に悪影響です。片付いていない部屋は精神的にリラックスできません。そのため、仕事でも力が入らないことが多いです。

また、部屋が汚いとホコリやダニ、カビが発生しやすくなります。ホコリやダニが増えるとぜん息などの病気になることが多いです。さらに、カビが発生すると衣服や布団が使えなくなる可能性があります。健康だけでなく家財への影響があることを知っておきましょう。

1-4.人が寄りつかない

部屋が汚いと誰かを呼ぶこともできませんよね。友人が「今から行ってもいい?」と聞かれたとき、OKと言えず断り続けるのもストレスです。部屋は自分を表す生活の場。生活の場が汚いと交流も自然と減ってしまいます。人との交流を絶やさないようにしっかり掃除しましょう。

1-5.体調バランスの崩壊

ここで言う体調とは体重や肌のことを指します。部屋が汚いと体重が異様に増えたり肌が荒れたりするので注意しましょう。整理されていない部屋で暮らすと精神的にも怠けてきます。そのため、健康面に関してもコントロールするのを止めてしまうのです。肌のノリが悪く感じたり体重管理をサボっていたりする人は部屋を見てみます。自分の体をリンクしていることがあるので見直しをしてみましょう。

1-6.害虫の発生

部屋が汚いと害虫が発生します。たとえば、ゴキブリは代表格です。ほかにムカデやネズミなども寄ってきます。さらに、害虫をエサとする虫が寄ってくるでしょう。ごみと生活はできても害虫との生活は考え物です。害虫が発生したときはすぐ掃除することをおすすめします。

1-7.家・部屋の寿命を縮める

部屋を掃除することは、家のメンテナンスにつながることを知っておきましょう。部屋や家が汚いままだと腐食・カビの発生で家が傷みます。傷んだ部分をそのままにしておくと家の寿命を縮めることになるのです。家が傷むと生活する場が無くなることもあり得ます。生活する場所を確保するチェックだと思えば掃除もはかどるでしょう。

2.どうして部屋は汚れるのか

部屋が汚れるには原因があります。この項目で原因をチェックして未然に汚れを防ぎましょう。

2-1.掃除する時間がない

掃除する時間を確保できない人は、部屋が自然と汚くなります。仕事やプライベートに時間を費やすために掃除がおろそかになる人は注意しましょう。

また、一気に溜(た)めて掃除する人は部屋のごみを少しずつ捨てるクセを付けるようにします。掃除する気持ちが出てこないのは量が多いから。少しずつ捨てる習慣が付くと部屋からごみが無くなります。

2-2.精神的に落ち込んでいる

精神的に落ち込んでいるときは、部屋が汚くなる傾向があるもの。特に、ものを捨てることに精神的苦痛を感じるときは注意しましょう。ものを手放せないときは、心理的に何かから決別することを拒否していることが多いです。しかし、ものを溜(た)めこんでいては前に踏み出すことができません。心の整理をするつもりで部屋の整理を始めましょう。

3.汚い部屋を掃除しよう

掃除をしたくても掃除の仕方が分からない人も多いです。この項目では、掃除の仕方について紹介しますのでチェックしておきましょう。

3-1.床が見える状態にする

掃除の基準としては、床が見えるかどうかにあります。まずは、床に何も置かれていない状態を作ることを目指しましょう。目安としては、床の3分の2以上が見える状態を目指します。床の上に置いてあるものを収納場所や机の上に置いていきましょう。このとき、不用なものやごみはどんどん捨てていきます。

3-2.ものを分けていく

床の上を掃除した後は、収納場所に押し込んであるものを広げます。「せっかく掃除したのに」と思う人もいるでしょう。しかし、収納場所がいっぱいだと床に散らばったものを収納できません。床に置いてあったもの・押し込んであったものをまとめた後、必要なものと不用なものに分けましょう。グループ分けをするとき、段ボールなどを用意しておくと便利です。

コツとしては、被っているものをどんどん捨てること。たとえば、床に出しっぱなしのカバンと収納してあったカバンで似たものが出てくることが多いです。この場合、不用なカバンは率先して捨てましょう。同じようなカバンは取っておいても使いません。同じような感覚で衣服も捨てていきます。特に、2年以上着ていないような服は捨てていきましょう。

3-3.生活を考えて収納していく

ものを減らすことができたら押し入れやクローゼットに収納していきます。このとき、生活に必要なものは取り出しやすい環境を作りましょう。普段使うものを押し入れの奥底にしまうと不便です。季節ものは奥に入れて普段使うものは使いやすい場所に収納しましょう。

また、小物や鍵、化粧品などは部屋の中で定位置を決めて収納します。部屋の中でものの定位置を決めて整理する習慣を付けましょう。定位置を決めることで自然と部屋のレイアウトが完成していきます。

まとめ

この記事では、汚部屋で過ごすデメリットを中心に情報を紹介しました。最後に、デメリットのおさらいと改善方法についてまとめておきましょう。

  • 汚い部屋で過ごすと精神的・肉体的に不健康である。
  • 健康だけでなくお金も失う。
  • 最悪の場合、部屋が傷んで暮らせなくなる。
  • 時間がないときは、少しだけ掃除するクセを付ける。
  • 掃除は床が見えるようにするのがコツ。
  • 収納場所のものを減らしていく。

汚い部屋で過ごしても良いことはひとつもありません。自分の部屋に足の踏み場がないのは危険信号です。早めに掃除することを心がけましょう。