生前整理のやり方を知っておこう!今から始める終活準備

生前整理のやり方についてお伝えします。生前整理は体力を必要とすることも多いので、なるべく早めに始めるとよいでしょう。60代を過ぎたら、終活準備として生前整理について考えることをおすすめします。

目次

  1. 終活準備に必要な「生前整理」とは
  2. 生前整理の進め方
  3. 生前整理をする際の注意点
  4. 生前整理で出た不用品の処分方法

1.終活準備に必要な「生前整理」とは

1-1.死ぬ前に行う財産や持ちものの整理

生きている間に身の回りのものを整理しておくことが生前整理です。自分が死んだ後に、残された家族が苦労しないためにも生前整理をきちんとしておきましょう。
相続問題などでもめないように公的な書類をつくって整理しておくだけではありません。身の回りのこまごまとしたものを片付けておくことも大切です。
特に、年齢を重ねていくうちにものが増えていきます。残りの人生を快適に過ごすためにも、生前整理をしてスッキリとしましょう。

1-2.生前整理と老前整理の違い

生前整理と似た言葉に、老前整理があります。しかし、このふたつには少し違った意味合いがあるのです。
生前整理とは、残された家族のことを考えて自分が死ぬ前に財産を含めた所有物のすべてをまとめたり片付けたりすること。そのような生前整理に対して、老前整理とは老いてしまう前に老後の準備をすることです。
年齢を重ねるほど足腰が弱くなるだけでなく、病気やケガをする可能性も高まります。体を自由に動かすことができなくなってからでは、部屋の片付けなどはとても大変なものです。いざというときのことを考えて、早めに整理しておきましょう。

1-3.生前整理の必要性

現代は、本当にたくさんのものがあふれています。ひとつのものを大切に代々受け継いで使うことは少なくなり、手軽にものを手に入れられるようになったからです。たとえば、買ったまま一度もそでを通さずにしまってある洋服を持っている人も多いでしょう。
たくさんのものを所有していた人が亡くなると困るのが処分です。遺品として分け合うことができるもの以外は、どうしても処分しなくてはなりません。処分するためには、時間や手間がかかるだけでなく、お金もかかります。賃貸で一人暮らしをしている場合には、部屋の明け渡しのために早急に片付ける必要があるでしょう。このようなことを頭に入れて、生前整理について考えておく必要があるのです。

2.生前整理の進め方

いざ生前整理にとりかかろうと思っても、何から手をつけたらよいのか分からない人がほとんどでしょう。そこで、生前整理の進め方をご紹介します。

2-1.必要なものと不用なものを分ける

生前整理をすることで、その後の生活が快適になるようにしましょう。そのためには、不用なものはできるだけ処分することが大切です。本当に必要なものだけに囲まれた生活というのは、想像以上に快適なもの。思いきって処分してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、どれも思い入れがあって処分しがたいという人も多いと思います。そこで、処分するかどうかの判断をしやすくなる方法をお伝えしましょう。
まず、整理する場所にしまってあるものをすべて出してください。そして、明らかに使うものを収納していきます。残ったものは、処分するものと残しておくものに分けていくのです。そのなかで、判断できないものが出てくるでしょう。もしかしたら使うかもしれない、というものも含みます。このように判断に迷うものは、まとめてダンボール箱にしまっておきましょう。そして、1年後に箱を開けてください。1年間で一度も使わなかったものは、処分しても問題ないということです。

2-2.財産を把握しておく

生前整理は部屋の片付けをするだけではありません。貯金・保険・不動産に関してもきちんと把握しておきましょう。ものを片付けていると、貴重品や重要な書類が出てくる可能性もあるはずです。印鑑や通帳、保険証、年金手帳などは分かりやすくまとめておいてください。特に、印鑑は実印や銀行印もなくさないように気をつけましょう。
このような財産にかかわるものも、残された家族がトラブルに巻き込まれないように配慮して保管しておく必要があります。

2-3.エンディングノートの作成

生前整理をする際に、エンディングノートを作成しておくとよいでしょう。家族や兄弟など大切な人に伝えたいことを残しておくことはとても大切です。ただし、エンディングノートは遺言書ではありません。法的な効力がないことは理解しておきましょう。
希望するお葬式のスタイルや悲報を伝えてほしい友人を伝えておくと、残された家族は助かるものです。自分の死後のことを考えて、ゆっくりと生前整理してみてはいかがでしょうか。

3.生前整理をする際の注意点

3-1.体力を必要とするものから片付ける

生前整理をする際には、体力を必要とするものから手をつけるのがポイントです。大きな家具や大量の本や服など、若くて元気のあるうちに早めに片付けてしまいましょう。後回しにしていると、自力で処理できなくなってしまうことがあります。

3-2.所持品のリストを作成しておく

生前整理をする前に、自分がどのようなものを持っているのか確認しておきましょう。そこで、所持品のリストを作成することをおすすめします。どんなものがあるのか簡単に書き出すだけで構いません。このリストを作成しておくと、生前整理をスムーズに進めることができるでしょう。

3-3.趣味に関連するものは大切にとっておく

生前整理をした後は、老後の生活を楽しまなければなりません。趣味のものまですべて処分しないようにしましょう。生前整理で処分するものは、本当に必要のないものです。生活をしていくうえで必要なものや楽しみにしているものは大切にとっておきましょう。

4.生前整理で出た不用品の処分方法

4-1.不用品回収業者を利用する

生前整理をすると、思っていた以上に不用品が出てくるものです。少しの量であれば自治体のごみの日に出すことができるでしょう。しかし、大量の不用品をきちんと分別して収集日に併せて捨てるのは大変です。
そこで、基本的にどんなものでも回収してくれる不用品回収業者の利用をおすすめします。申し込めば部屋まで引き取りにきてくれるでしょう。重いものを運ぶ必要もありません。また、都合のよい日時に回収を依頼できるのもうれしいところです。こうしたプロに頼って効率的に処分するという方法があることを知っておくとよいでしょう。

4-2.不用品回収業者の選び方

不用品回収業者ならどこでも構わない、というわけではありません。なかには悪徳な業者もいるので信頼できるところを見つけましょう。特に、軽トラで住宅街を巡回しているような業者は無許可で営業しているところがほとんどです。不法投棄をされてしまう恐れもあるので、避けたほうがよいでしょう。
また、無料回収という言葉にだまされてもいけません。見積もりをきちんととって、他者と比較して信頼できるか確認することをおすすめします。見積もりは無料で行っているところが多いので、複数の業者から見積もりをとってもよいでしょう。

まとめ

最後に、生前整理についてまとめておきます。

  • 生前整理とは、残された家族のことを考えて自分が死ぬ前に財産を含めた所有物のすべてをまとめたり片付けたりすること
  • 体を動かすことができるうちに早めに生前整理をする
  • 必要なものと不用なものを分ける
  • 財産を把握しておく
  • エンディングノートの作成

生前整理は早めに行っておくと安心です。思い立ったときにすぐに始めてしまうとよいでしょう。