加湿器の寿命を知ろう!何年で買い替えればいいの?

1.加湿器の寿命とは?

加湿器の寿命とは?

加湿器の活躍する期間は、秋から春にかけての空気の乾燥する季節です。
期間で考えると、10月下旬から3月下旬にかけての4~5か月程度の期間になります。
加湿器は、暖房器具と同じ期間使用する家電なのです。
使用期間のサイクルを考えると、暖房器具と同じ程度の寿命のように考えてしまいます。
しかし、実際に加湿器の寿命の方が短く、5年程度が寿命の目安です。
エアコンの製品寿命15年、ガスファンヒーター10年、石油ファンヒーター10程度の寿命であることを考えると加湿器の寿命は短いといえるでしょう。

1-2.加湿器の寿命が早い理由とは?

加湿器の寿命が短い理由は“ミネラルを含んだ水道水を使用する”ということにあります。
水が蒸発してもミネラルは残ってしまうため、加湿器の故障の原因になるのです。
多くの加湿器は、フィルターを使用しています。
フィルターは消耗品であるため、定期的な洗浄・交換が必要です。
消耗品を交換すれば10年程度は使用できる加湿器ですが、5年程度で買い替えるというケースも多いことから製品寿命の平均が短い傾向にあります。

1-3.加湿方法による寿命の違い

加湿器の寿命は加湿方法によっても異なります。

1-3-1.スチーム式加湿器

スチーム式加湿器の電熱線は10,000時間程度使用できるものが一般的です。
1日8時間の使用で1250日使用することができます。
電熱線だけの寿命で考えると、年4か月の使用で約10年は使用できる計算です。
電熱線の交換のできる加湿器では10,000時間、または5年の使用が交換の目安になります。
“本体が温まらず蒸気が発生しない”という症状がスチーム加湿器の故障の特徴です。

1-3-2.超音波式加湿器

超音波式加湿器で水蒸気(霧)を作り出す振動子の寿命は5,000時間程度が寿命です。
振動を生み出す部品によって加湿するため、スチーム式よりもやや部品寿命が短いのが超音波式の特徴といえるでしょう。
振動子の寿命は、1日8時間で年4か月の使用では、5年程度使用できる計算です。
スチーム式同様に振動子を交換できるタイプの加湿器も販売しています。
“振動音がしない”または“振動音が一定ではない”場合には、振動子が故障していると考えましょう。

1-3-3.多機能モデルは寿命が長い?

非常に難しいことなのですが、部品の寿命=製品の寿命ではないのが電気製品の特長です。
多機能モデルの場合、加湿が必要ない湿度の場合には運転を控える機能を搭載しているため、稼働時間=部品の使用時間には当たらないため、総合的な製品寿命が長くなる傾向にあります。
最近では“気化加湿+スチーム式加湿”や“気化加湿+超音波式加湿”のようなハイブリッド加湿器もあるのです。
多機能モデルはエコ機能の影響から部品への負荷が少ないため、長寿命の製品も数多くあります。

1-4.メンテナンス不足による寿命

加湿器の寿命のほとんどはメンテナンス不足によって故障してしまうことが原因です。
加湿器はメンテナンスの必要な電化製品であるため、定期的にメンテナンスが必要になります。
メンテナンスフリーなどの商品もありますが“フィルターの交換”“水アカの除去”“本体の清掃”などのメンテナンスが必要です。
電化製品を長く使うためには、必要最低限のメンテナンスは不可欠といえるでしょう。

2.加湿器を上手に使おう!

加湿器をの湿度を測ろう

2-1.加湿能力とは?

部屋に合った能力の加湿器を使用することで、エネルギーのロスを抑えて使用できます。
特に、湿度の自動調節機能が場合には、部屋に合わせて加湿器を選ぶ必要があるのです。
加湿器には加湿能力の目安である「ml/h」という単位があります。
「ml/h」は1時間に何mlの水を蒸発できるのかという数字です。

加湿器の能力の目安

  • 6畳:353ml/h以上
  • 8畳:470ml/h以上
  • 12畳:705ml/h以上

部屋の広さと加湿能力は上記の目安で選ぶことができます。

2-2.湿度を測ろう!

部屋を最適な湿度にするためには加湿器の能力も大切ですが、湿度を測ることも大切です。
湿度は肌では感じにくい特徴があるため、湿度計を使用して快適湿度を保つようにしましょう。
室内の湿度は“45~60%”にすることで快適に暮らすことができます。
湿度自動調節機能のない加湿器を使用する場合には、湿度計を使用して湿度を調節しましょう。