掃除機の正しいかけ方は? 床種類別の方法とポイントをチェック!

「掃除機をかけたけど、キレイになっていない」「細かいホコリが取れない」などで悩んでいる方は、掃除機のかけ方が間違っている可能性があります。ホコリが室内に飛散しないように窓を開けたり、前後のスイングスピードやスイング幅を一定にすたりするなど、工夫が必要です。ただし、フローリングや畳など床の種類によって掃除機がけが異なります。まずは、本記事で掃除機の正しいかけ方とポイントを押さえておきましょう。

  1. 掃除機の基礎知識
  2. 掃除機のかけ方
  3. 掃除機がけの注意点
  4. 掃除機のかけ方に関してよくある質問

この記事を読むことで、掃除機の正しいかけ方と方法が分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

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1.掃除機のかけ方

正しい掃除機のかけ方について知る前に、特徴と機能・効果についてチェックしておきましょう。

1-1.掃除機の仕組み、特徴は?

一家に一台ある日常家電の「掃除機」は、ゴミやホコリを容器内に回収する家庭電化製品の1つです。掃除機は空気とゴミを吸い込む「ファン」、ファンをまわす動力源となる「モーター」、微細なゴミを吸着させる「フィルター」などで構成されています。掃除機のスイッチをオンにすると、甲高い音が鳴るのは掃除機内部のモーターやファンが動いている証拠です。じゅうたんや布団など、内部に入りこんだゴミやホコリを吸い取り、ゴミに直接触れたり近づいたりする必要がないのが特徴といえるでしょう。

1-2.掃除機の機能は?

技術が向上するたびに、新しい機能がついた掃除機もたくさん登場しています。たとえば、軽量化と小型化を実現したタイプや、コードレスでも自動モードで30分の運転ができる機能、ハウスダストセンサー・LEDライトなど盛りだくさんです。スタイリッシュなデザインのスティック型掃除機は、コンパクトサイズということもあり、1人暮らしに人気があります。掃除機の機能を選ぶ際は、家族の人数や使用場所などを考慮すると良いでしょう。

1-3.効果が発揮する場所は?

掃除機は、フローリングだけでなく、じゅうたん・畳・ソファー・ベッドマットレスなど、あらゆる場所を掃除できます。正しい方法で掃除機がけをすれば、ダニやハウスダストも除去できるでしょう。まさに、家中の掃除に必要不可欠なアイテムといえます。中には、布団にもかけられる種類があるので、さまざまな場所で使うことができるでしょう。

2.掃除機のかけ方

効率的にホコリやゴミを除去するためには、正しい方法で掃除機がけをする必要があります。では、掃除機の正しいかけ方について説明しましょう。

2-1.まずはかける前の準備をしよう!

まずは、掃除機をかける前に、床に散らかっているものを片づけてください。室内の小物など移動できるものは、邪魔しない場所に移動させます。室内がもので散らかってしまうと、掃除しにくい環境となり、掃除機も上手にかけることができません。また、作業中に、ホコリの飛散や拡散予防のためにも、窓を開けるなどして換気対策をしておきましょう。

2-2.正しいかけ方は?

掃除機の正しいかけ方は、以下の手順を参考にしてください。

  1. ソファーやテーブルにかぶっているホコリをハンディーモップなどで落としておく
  2. 入り口から奥のほうに進み、最後に再び入り口に戻るイメージで掃除機をかける
  3. 手だけを動かすのではなく、楽な姿勢で掃除機を持ち、体ごと動かしながらかける

特に、ホコリは部屋の隅に溜まりやすい傾向があるため、最後に隅っこを掃除するように入り口から掃除機がけをしていきましょう。

2-3.正しく掃除機がけをするポイント

掃除機がけをしているとき、あなたはどんな姿勢になっているでしょうか。よくありがちな悪い姿勢は、腰を曲げて床面にぐいぐいと押しつけるように力を入れる姿勢です。この姿勢では、掃除機の吸引力が感じにくくなり、思うようにゴミを吸い取ることができません。姿勢を伸ばして力を抜き、掃除機を軽く持ちながら前後にスイングするのが理想です。そうすれば、床面に掃除機のノズルが吸い付く感覚が感じられます。
また、ゴシゴシと力強く素早く動かして掃除機がけをするのではなく、ひと往復5~6秒かけて、ゆっくりとかけてください。掃除機をゆっくりとしたスピードでかけたほうが、素早くかけるよりもゴミを取ることができます。

2-4.場所別のポイント

掃除機をかけるポイントやスイングスピードは、使用機種・床材によって異なります。ここでは、フローリング・畳・カーペットと、場所別に方法をみていきましょう。

2-4-1.フローリング

フローリングは部屋の隅・角・端にホコリが溜まりやすい傾向があります。また、家具のすき間や周囲にも汚れが溜まりやすいので、細かい部分のホコリも逃さないように意識しながら掃除機がけをしましょう。掃除機に付属されているノズルを細口ノズルに変えて、しっかり汚れを吸い取るのもポイントの1つです。フローリングは傷つきやすい傾向があるため、力を入れずに掃除機がけをしてくださいね。

2-4-2.畳(たたみ)

畳は、畳と畳の間や部屋の角・端などに汚れが溜まりやすい傾向があります。そのため、フローリングと同じく、細かい目の部分は細口ノズルでホコリを吸い取ってください。細口ノズルだけでなく、ブラシノズルなどを使用するのもポイントの1つです。また、フローリングと同じく、目に沿って掃除機がけをするのも大事なポイントとなります。力を入れて掃除機をかけると畳が傷むので、やさしく一方向にかけるように心がけましょう。

2-4-3.カーペット

カーペットは奥のほうにホコリが溜まっているので、目では確認しづらい場所です。人の歩行などにより、カーペットの毛が踏みつぶされて倒れていることが多いでしょう。実は、その下にもホコリなどの汚れが入り込んでいるのです。そのため、掃除機をかけるときは、たおれているカーペットの毛を起こすように、毛の向きをしっかりと見て掃除機がけをしてください。基本的に、まず毛の流れに沿って掃除機をかけ、その後、毛に逆らうように十字にかけます。フローリングや畳よりも、入念に掃除機がけをしましょう。

2-5.よくある間違った使い方は?

前述したとおり、素早く動かしたり、力を入れてゴシゴシ掃除機がけをしたりするのはNGです。このやり方では、掃除機の性能が発揮されないばかりか、体力を無駄に消耗し、ゴミの集じん量も少なくなってしまいます。また、ゆっくりかけても手前に持ってくるときに早くなったり、前後のスイングスピードがバラバラになるのも間違った使い方です。汚れの取り残しを防ぐためには、スイングスピードを安定させることが大切なポイントとなります。

2-6.掃除機機能、ノズルの活用法

ゴミをより効率よく取りのぞくため、集じんフィルターなしで高い吸引力が維持できる最新機能を活用するのも選択肢の1つです。掃除機の平均寿命は約6~7年といわれているので、6年以上使用している方は、新しい掃除機への買い替えを検討すると良いでしょう。また、掃除機がけのポイントでも説明したとおり、付属されているノズルをどんどん活用してください。ノズルを活用することで、家具のすき間やサッシのレールに溜まった汚れが除去できます。ノズルがない場合は、トイレットペーパーの芯で自作できるので、ぜひ以下の方法を試してみてください。

  1. トイレットペーパーの芯の片方に3cm程度の切り込みを5か所ほど入れる
  2. もう片方はゴミを吸い込みやすくするため斜めにカットする
  3. 切り込みを入れたほうを掃除機のノズルにはめ、セロハンテープなどでとめる
  4. その際、ノズルの内側に芯を入れると電源を入れたときに吸い込んでしまうので、外側から差し込む

3.掃除機がけの注意点

掃除機がけで注意しておきたいポイントをいくつか紹介します。

3-1.掃除箇所の水分を放置しない

家庭用掃除機は、水などの液体を吸い込むと故障の原因につながります。これから掃除機がけをする場所に液体がある場合は、きちんと拭き取っておきましょう。特に、ノズル・ホース・本体収集容器など、液体を吸い込むと内部に付着する汚れが多くなります。また、液体をしっかり拭き取ると同時に、袋・コード・ヒモ類・小物類など詰まりやすいものも、必ず撤去してくださいね。

3-2.掃除機がけの後はお手入れを忘れずに

掃除機がけをした後のゴミ収集容器には、たくさんのホコリとゴミが詰まっています。これらを必ず取り出し、本体側のお手入れをしてください。特に、掃除機のフィルターにゴミが溜まり放置すると、吸引力が落ち、消費電力も大きくなります。ゴミを捨てるのはもちろんのこと、最低でも月に1回の本格的なお手入れが大切です。お手入れ方法は、掃除機の種類によって異なるため、取扱説明書等で確認しておきましょう。

3-3.大きなゴミを吸い取るのはNG

「手で取るのは面倒だから」と、大きなゴミをそのままにして掃除機がけをするのはNGです。掃除機は思っている以上に繊細な家電なので、大きなゴミを吸い取ってしまうと、故障の原因になる可能性があります。ノズルの途中で詰まり、掃除ができなくなる最悪な状態も考えられるので、大きなゴミは事前に手で取りのぞいておきましょう。

3-4.お手入れでも吸引力が変わらない場合は?

吸引力を維持し続けるために、本体のお手入れは必要不可欠です。しかし、寿命によっては、お手入れでも吸引力が変わらないことがあります。そのような場合は、思いきって新しい掃除機に買い替えましょう。そのまま使い続けてもホコリが除去できず、体力を消耗するだけなので意味がありません。特に、以下の症状が現れたときは、買い替え時期といえるでしょう。

  • 途中で止まる、動かなくなる
  • 吸引力が以前よりも弱まっている
  • コードの巻き取りが弱い
  • 使用すると焦げ臭いにおいがする

4.掃除機のかけ方に関してよくある質問

掃除機のかけ方に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.つい忘れがちな掃除場所は?
A.家具の上や凸凹(でこぼこ)面は、掃除を忘れがちです。細く狭い箇所は掃除機がけができないと思われがちですが、ブラシノズルを装着すれば凸凹面に溜まったホコリでも除去できます。また、家電の上もブラシノズルで掃除しましょう。さらに、本棚の中や本のすき間も、掃除を忘れてしまいがちです。その部分も、ブラシまたは細口ノズルを使って掃除機がけをしてください。

Q.掃除機がけにベストな時間帯は?
A.寝ている間にホコリがたまるため、朝1番に掃除機がけをするのが良いといわれています。できれば、人が動き出す前に掃除機をかけてくださいね。ただし、和室の掃除機がけは夜がベストです。畳には夜行性のダニが潜んでおり、暗くなるとエサを求めて畳の表面に出てきます。そこをねらって、夜に掃除機がけをしたほうが、畳の奥に潜んでいるダニを吸収できるというわけです。フローリングは朝、畳は夜と覚えておいてくださいね。

Q.スイングの前後幅を安定させるコツは?
A.掃除機のスイングを安定させるコツは、肩幅程度に足を広げ、1歩踏み出した姿勢で楽にスイングできる状態を維持することです。その後、横移動して同じ動作をくり返し、むらなく掃除機がけをしていきましょう。スイング時に手を引きすぎたり、押し出しすぎたりするのはNGです。ノズルが浮き上がり、汚れの吸い取り量が少なくなるので注意してくださいね。

Q.ホコリを飛散させないためのポイントは?
A.いきなり掃除機をかけると、床に溜まっているホコリが空気中に飛散するおそれがあります。そのため、最初にフロアモップなどでホコリを除去してから掃除機がけをしてください。先に、ぞうきんがけやモップがけをしてから掃除機がけをすることで、ホコリの飛散が防止できます。細かいホコリもキレイに取りやすくなるので、ぜひ心がけてくださいね。

Q.掃除機がけの適切な頻度は?
A.できれば毎日掃除機がけをしておきたいところですが、仕事をしながらだと大変です。最低でも週に1回の掃除機がけを心がけましょう。特に、ペットや幼い子どもがいる家庭は、週に2~3回の掃除機がけをおすすめします。朝掃除機をかけても夕方にはペットの抜け毛が落ちているので、家庭環境によっては毎日掃除機がけをすることが必要です。

まとめ

いかがでしたか? 掃除機の正しいかけ方は、フローリング・カーペット・畳など、床の種類によって異なります。それぞれのポイントを押さえた上で、掃除機がけをしてください。また、角や端などホコリが吸い取りにくい場所は、付属のノズルを活用すると良いですよ。場所や状況に合わせて各種ノズルを上手に活用すれば、キレイに正しい順番で掃除機がけができます。