食器棚を買取に出したい人は注目! 一番高く売る方法とコツを伝授!

「食器棚を買い替えたいので、不要になったものを買取に出す方法を知りたい」「食器棚をなるべく高く売るポイントは何か」とお考えではありませんか? 不要になった食器棚でも、まだ十分に使えるものは買取してもらいたいですよね。それに、できるだけ簡単な方法で高く買取してもらえるに越したことはありません。

そこで今回は、食器棚の買取について詳しく解説します。

  1. 高く売れる食器棚の条件
  2. 食器棚の買取相場
  3. 買取対象にならない食器棚の条件
  4. 食器棚を買取に出す前に確認すべきポイント
  5. 食器棚を買取に出す方法
  6. 信頼できる買取業者を選ぶポイント
  7. 食器棚の買取に関するよくある質問

この記事を読むことで、食器棚を買取に出すポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.高く売れる食器棚の条件

最初に、高く売れる食器棚の条件を見ていきましょう。

1-1.不具合や故障がない

食器棚を高く買取してもらうには、不具合や故障がないことが基本になります。通常、中古品の食器棚は、業者で買取後すぐに再販することを前提としているため、不具合や故障があると困るのです。扉や引き出しがスムーズに開く、ガタつきがなく安定しているなど、正常に使えるものは高く売れます。

1-2.人気メーカー品

食器棚でも以下のような人気メーカー品は、中古需要が安定しているため高く売れる可能性があります。

  • カリモク家具
  • unico(ウニコ)
  • Pamouna(パモウナ)
  • SERVE(サーブ)
  • D VECTOR PROJECT(ディーベクトルプロジェクト)

1-3.目立つ汚れや破損・傷がない

目立つ汚れや破損・傷がないことも、食器棚を高く買取してもらうための条件です。食器棚は、食器類を収納するための家具なので、中古品であっても清潔さが求められます。そのため、目立つ汚れや破損・傷がないものは、買い手がすぐに付きやすいのです。また、業者が高く買取しても不良在庫になりづらく、利益が出やすいといえます。

1-4.購入時の付属品がそろっている

不要になった食器棚でも、購入時の付属品がそろっていると高く買取してもらえます。たとえば、以下のようなものです。

  • 調整用の工具
  • 予備のネジ・ナット・ワッシャー類
  • 使用説明書
  • 保証書

なお、食器棚の種類によって付属品の種類が異なるので、詳しくは説明書やメーカーのホームページなどを参考にしてください。

1-5.業者もしくは工場の組み立て品

業者もしくは工場の組み立て品は、高く買取してもらえます。食器棚は多数の食器を収納するための家具なので、頑丈さも大切なポイントです。その点、業者もしくは工場で組み立てられたものなら、安心できます。組み立てミスによるズレやゆがみがなく、安定感が高いのも特徴です。

1-6.レンジ台がある

レンジ台がある食器棚も、高く買取してもらえます。今は、多くの家庭で電子レンジを所有しているからです。食器棚の一部がレンジ台になっていれば、電子レンジの置き場所に困らず、キッチンがスッキリします。実際に、売れ筋の食器棚にはレンジ台付きのものが多いことからも、安定した中古需要があるといえるでしょう。

2.食器棚の買取相場

食器棚の買取人気が特に高いメーカー3つについて、買取相場を詳しくご紹介します。

2-1.カリモク家具製食器棚の買取相場

カリモク家具製食器棚の買取相場は、1万~5万円程度です。カリモク家具の食器棚は、高品質な木材を使用しており、飽きにくいデザインで長く使うことができます。中古品の人気も高く、場合によっては新品価格の半額以上の高値で取り引きされるほどです。根強いファンが多数存在し、ダイニングテーブルやソファ・ベッドなどをカリモク家具でそろえている人も多く、安定した中古需要があります。

2-2.unico製食器棚の買取相場

unico製食器棚の買取相場は、1.5万~3万円程度です。オーソドックスながらも遊び心を忘れないデザインで定評があります。unicoの家具は、食器棚を含めてどんなインテリアにもよくなじみ、若い人を中心に人気が高いのが特徴です。中には、食器棚を本棚やコレクションアイテムの陳列棚として活用する人もおり、根強い人気を誇ります。

2-3.Pamouna(パモウナ)製食器棚の買取相場

Pamouna製食器棚の買取相場は、1~3.5万円程度です。Pamouna製食器棚は、優れた収納力とスタイリッシュなデザインで高い人気があります。大量の食器をスッキリ収納したい人から特に人気で、中古市場でも安定した需要があるのが特徴です。汚れや水・傷に強い点もメリットで、長く使うことができると好評を得ています。

3.買取対象にならない食器棚の条件

買取対象にならない食器棚の条件を詳しく見ていきましょう。

3-1.不具合や故障がある

不具合や故障がある食器棚は、買取対象外となります。たとえば、以下のようなものは買取不可となることが多いでしょう。

  • 扉や引き出しがスムーズに開閉できない
  • 扉や引き出しが勝手に開いてしまう
  • 扉や引き出しを開け閉めすると異音がする
  • ガタ付きが見られる

3-2.外観に目立つ傷や破損がある

外観に目立つ傷や破損がある食器棚は、買取不可になることが多くなります。食器棚として正常に使用することができても、外観のマイナスポイントによって中古市場での需要が少なくなるからです。特に、一目見ただけで汚れや傷・破損が分かるものは、買取対象外となるでしょう。

3-3.ひどい臭いがある

汚れや傷などが目立たなくても、ひどい臭いがあると買取してもらえないことが多くなります。食器棚は食器を収納するためのものなので、ひどい臭いがあるものは人気がありません。たとえば、タバコの臭いがひどい、カビくさいなどのケースでは、中古市場でもほとんど引き合いがないのが現状です。

3-4.安価な組み立て品

一見キレイで問題なく見える食器棚でも、安価な組み立て品は買取不可になるケースが多いでしょう。組み立て品の中には設計が甘いものが多く、不具合や故障につながりやすいからです。また、新品でも安価なので、わざわざ中古品を欲しがる人が少ないのも理由の一つといえます。

3-5.不人気メーカー品

不人気メーカー品の食器棚は、買取不可とする業者が多く見られます。不人気メーカー品の食器棚は、中古市場でほとんど引き合いがありません。したがって、業者で買取しても、長期在庫になりやすく、保管コストが高く付いてしまいます。ほぼ新品かつ状態がよいものは買取してもらえる可能性がありますが、1,000円にも満たないことが多いでしょう。

4.食器棚を買取に出す前に確認すべきポイント

食器棚を買取に出す前に確認すべきポイントを見ていきましょう。

4-1.食器棚を買取に出す期限は?

食器棚をいつまでに買取してもらう必要があるか、確認してください。たとえば、引っ越し日が迫っているのなら、なるべく早く買取してもらうことが大切です。高く買取してもらうためにタイミングを待っていると、引っ越し当日に間に合わないことがあります。ギリギリで依頼した場合、業者の都合によっては希望日に回収してもらえないこともあるので注意しましょう。

4-2.買取不可になった場合の処分方法は?

食器棚が買取不可になった場合の処分方法も考えておきましょう。たとえば、以下のような処分方法があります。

  • 自治体回収に粗大ゴミとして出す
  • 知人や友人に譲る
  • 販売店に下取り・引き取りしてもらう
  • 不用品回収業者に処分してもらう

4-3.なるべく高く買取してもらうためのポイント

食器棚をなるべく高く買取してもらうには、以下のポイントを参考にしてください。

  • ホコリや手あかなどの汚れをキレイにクリーニングしておく
  • 購入時の付属品や説明書・保証書などをそろえておく
  • 不要になった時点でなるべく早く買取に出す
  • 食器棚の買取を強化している業者に依頼する

5.食器棚を買取に出す方法

食器棚を買取に出す方法を詳しく解説します。

5-1.中古家具買取専門業者に売る

不要になった食器棚は、中古家具買取専門業者に売ることが可能です。中古家具買取専門業者では、買取後の食器棚を中古品として再販しています。専門知識が豊富で買取対象となる食器棚の種類が多いのが主なメリットです。また、都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえるのも助かる点でしょう。食器棚以外にも不要な家具がある場合は、同時に買取を依頼するのもおすすめです。ただし、買取専門なので買取不可となった場合は、引き取り処分を依頼することもできません。また、豊富な知識があることで、細かなマイナスポイントまで厳しく査定され、減額されることもあります。

5-2.リサイクルショップに売る

リサイクルショップでも不要になった食器棚を買取してもらえます。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭に持ち込んで査定を受けましょう。買取可能で提示金額に納得できる場合は、その場で食器棚を引き渡して代金を受けとってください。なお、多くの個人店では店頭持ち込みだけの対応となるため、自分の車で食器棚を運搬する必要があり大変です。また、リサイクルショップも買取専門なので、買取不可の場合は引き取り処分も依頼できません。

5-3.不用品回収業者に買取してもらう

不要になった食器棚は、不用品回収業者に依頼して買取してもらうこともできます。買取を希望するときは、業者に連絡して査定を受けましょう。買取可能で提示金額に納得できる場合は、食器棚の買取を正式に依頼してください。不用品回収業者に依頼した場合、都合のよい日時や場所を指定して回収してもらえるので便利です。また、万が一買取不可になった場合でも、引き取り処分を依頼することができます。ただし、引き取り処分になった場合は、回収費用が数千円以上かかることがあるので、確認しておくとよいでしょう。

5-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する

ネットオークションやフリマアプリに出品して、食器棚を売ることも可能です。しかし、食器棚は大きさや重量があるため、こん包や配送に大変な手間がかかります。また、タイミングによってはすぐに落札されないこともあるでしょう。落札されたとしても、商品クレームや支払い遅延のリスクが高いこともあり、積極的にはおすすめできない方法です。

6.信頼できる買取業者を選ぶポイント

信頼できる買取業者を選ぶポイントを詳しく見ていきましょう。

6-1.食器棚の買取実績が豊富にある

買取業者を選ぶときは、食器棚の買取実績が豊富なことを確認しましょう。食器棚の買取実績が豊富なら、査定もスムーズで的確な評価をしてもらえます。なお、業者によって得意分野が異なり、知名度が高くても食器棚はほとんど買取したことがない場合もあるので注意してください。

6-2.査定は無料

信頼できる業者では、査定が無料の場合がほとんどです。査定は手間と時間がかかるので、本来なら手数料がかかっても仕方がありません。しかし、あえて無料にすることで、多くの顧客から査定を依頼しやすくしているのです。査定が無料なら気軽に依頼でき、結果的に正式な買取依頼につながりやすくなります。目先の利益だけにこだわらず、長い目で見ることができる業者といえるでしょう。

6-3.できるだけ高く買取している

信頼できる買取業者は、できるだけ高く買取しているのも特徴です。相場より安く買取している業者は、一時的に利益を上げることができても、顧客から悪い評価が重なっていずれピンチを迎えます。その点、高く買取している業者は安定して買取依頼があり、利益を生み続けることができるのが強みです。できるだけ高く買取することで、顧客と業者の両方にメリットがあるといえます。

6-4.買取不可でも引き取り処分を依頼できる

買取不可でも引き取り処分を依頼できる業者なら、持ち帰ったり返送してもらったりする手間がかかりません。確実に買取してもらえるのなら、買取専門業者に依頼しても問題ないでしょう。しかし、実際には何らかの理由で買取不可になるケースもあります。買取専門業者では、基本的に引き取り処分を依頼できません。そのため、返送する手間がや時間・費用がかかってしまいます。その点、買取不可でも引き取り処分を依頼できる業者なら二度手間にならず、スムーズに処分できるのでおすすめです。

6-5.都合のよい日時と場所で回収してもらえる

都合のよい日時と場所で回収してもらえることも、業者選びで大切なポイントになります。食器棚は大きくて重量があるので、自分で運ぶのは大変です。しかし、業者に回収してもらえれば、労力がかかりません。また、都合のよい日時と場所を指定できれば、時間の節約にもなります。なお、業者によっては回収場所の指定は可能でも、回収日時は指定できないことがあるので注意しましょう。

6-6.スタッフの対応が親切で顧客からの評判もよい

信頼できる買取業者は、スタッフの対応が親切で顧客からの評判がよいこともポイントです。たとえば、電話などの応対も丁寧で、不快な思いをすることがありません。また、質問などにも丁寧に分かりやすく答えてくれるので助かります。スタッフの対応がよい業者は社員教育が行き届いており、無理なノルマがないケースも多いことから、安心して利用できるといえるでしょう。

6-7.古物商許可を取得済み

食器棚の買取は、古物商許可を取得済みの業者に依頼してください。業務として不用品の買取を行う場合は、古物商許可を必ず取得する必要があるからです。多くの場合、業者のホームページや名刺などに許可番号の記載があるので、確認しておきましょう。古物商許可を取得済みか判断できないときは、直接業者に問い合わせてください。許可番号を教えてくれない、話をはぐらかすといった場合は、未取得の可能性が高いので契約を見合わせましょう。

7.食器棚の買取に関するよくある質問

最後に、食器棚の買取に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.古い食器棚は買取してもらえない?
A.古くても、普段から手入れをきちんとしていて、状態のよいものは買取してもらえることもあります。たとえば、海外のアンティークものなど、高級素材を使用しているものなどは、思わぬ高額査定が出ることもあるでしょう。

Q.買取に出す直前まで食器棚を使用してもよい?
A.おすすめしません。使用中に傷や汚れが付着して査定金額が下がる可能性があります。また、回収前にクリーニングすることを考えても、早めに使用を中止して準備したほうがよいでしょう。

Q.食器棚の中古需要が高まる時期は?
A.3~4月および9月の引っ越しシーズンになります。引っ越しを機会に食器棚の買い替えを検討する人が増えるからです。

Q.相場よりも大幅に低い査定金額を提示されたのですが?
A.まずは、業者に査定理由を説明してもらいましょう。たとえば、以下のような理由で査定金額が低くなっている可能性があります。

  • 査定時に傷や汚れなどのマイナスポイントが見つかった
  • 中古市場での需要が大きく減少した

なお、業者から納得できる説明を受けられない場合は、取り引きを中止してほかの業者に改めて査定を依頼することも検討しましょう。

Q.ガレージセールで食器棚を売ることはできる?
A.可能です。ただし、ガレージセールで食器棚を売るには、自宅の庭など一定のスペースが必要になるほか、食器棚を運び出す手間がかかります。また、必ずしも売れるとは限らない、雨天時には屋内に運び入れる必要があるなどデメリットも多いので、実施するかよく考えてみるとよいでしょう。

まとめ

今回は、食器棚の買取について詳しく解説しました。買い替えや引っ越しなどで不要になった食器棚でも、中古品として十分に使える状態のものは買取してもらえる可能性があります。食器棚をなるべく高く買取してもらうためには、汚れをクリーニングしたり購入時の付属品をそろえたりすることがおすすめです。実際に買取を依頼するときは、この記事を参考にして信頼できる買取業者を選び、よく相談してみるとよいでしょう。