
デザイナーズチェアを買取に出す方法や確認すべきポイントをご紹介
不要になったデザイナーズチェアは、買取対象になる可能性があります。デザイナーズチェアは新規購入すると高額になるため、中古で良好な状態のものを探す方がいるからです。しかし、どんなものが買取対象となるのか、買取価格はどのくらいなのかなど、さまざまな疑問が出てくるでしょう。
そこで、本記事では、高額買取となるデザイナーズチェアの特徴や買取相場などについてご紹介します。
- 高く売れるデザイナーズチェアの特徴
- デザイナーズチェアの買取相場
- 買取対象にならないデザイナーズチェアとは?
- デザイナーズチェアを買取に出す前に確認すべきポイント
- デザイナーズチェアの買取方法
- 買取業者選びのポイント
- デザイナーズチェアの買取でよくある質問
お手持ちのデザイナーズチェアは、なるべく高く売りたいですよね。買取について知っておくことで、損することなく買取に出すことができるでしょう。
1.高く売れるデザイナーズチェアの特徴
どんなデザイナーズチェアが高く売れるのでしょうか? 特徴やポイントなどをご紹介します。
1-1.人気ブランドのもの
高額買取となるのは、人気ブランドのものです。たとえば、以下のようなブランドがあります。
- カッシーナ
- アルフレックス
- ドレクセル
- ハーマンミラー
- ヴィトラ
- フリッツハンセン
- アルネ・ヤコブセン
- ハンツ・ヨルゲンセン・ウェグナー
- マジス
- カルテル
- 大塚家具
- 松本民芸家具
- 飛騨産業
- カリモク
1-2.使用年数が浅いもの
人気ブランドのものでも、中古需要が見込めるのは、使用年数が浅いものです。使用年数が浅いものは、状態が良好な場合が多く、高額買取が見込めるでしょう。
1-3.希少価値があるもの
すでに廃盤となっており、希少価値があるものは、プレミア価格がつく可能性があります。ただし、状態に問題がないものに限定されるので注意してください。
1-4.流行のデザインであること
デザイナーズチェアにも流行があります。古いデザインでもヴィンテージ品としての価値はありますが、流行のデザインは中古ニーズが高いのです。現代の暮らしに沿うデザイナーズチェアは、高く売れると考えていいでしょう。
1-5.正規品と証明できるもの
デザイナーズブランドにもジェネリック品があります。正規品と証明できる保証書やブランドタグなどがあれば、高額買取に結びつく可能性が高いでしょう。
2.デザイナーズチェアの買取相場
デザイナーズチェアの買取価格はいくらぐらいなのでしょうか? 代表的なものを例に挙げてご紹介します。
2-1.カッシーナ
カッシーナのジグザグチェアは、インテリアに最適なパーソナルチェアです。7万円前後が買取価格の目安となっています。傷など状態によって変動があるでしょう。
2-2.アルフレックス
アルフレックスのフルーテは、2万円前後が買取価格の目安です。座面がきれいなものほど、高値での買取となるでしょう。
2-3.フリッツハンセン
フリッツハンセンのセブンチェアは、ダイニングなどで使われることがある椅子で、スタッキングできるのが魅力です。2脚で3万6,000円前後が買取価格の目安となっています。フレームにサビがないものは、買取価格が上がる傾向があるでしょう。
2-4.ハーマンミラー
ハーマンミラーのイームズラウンジチェア&オットマンは、22万円前後と高額買取なのが特徴です。ただし、座面のひび割れや劣化がないものが買取対象となります。
3.買取対象にならないデザイナーズチェアとは?
買取対象外となるデザイナーズチェアの特徴をご紹介します。
3-1.傷や汚れがある
傷や汚れがあるデザイナーズチェアは、ブランド価値が大きく損なわれます。再販も難しいことから、買取不可となる可能性が高いでしょう。
3-2.臭いがついている
生活臭やタバコ臭などが付着しているデザイナーズチェアは、買取で敬遠される傾向があります。臭いはメンテナンスをしてもなかなか取れないため、買取対象外となってしまう恐れがあるでしょう。
3-3.破損している
破損している箇所があるデザイナーズチェアは、本来の機能を十分に発揮できないため、買取対象外となります。破損箇所によっては安全を確保できません。補修にも費用がかかるので、買取してもらうのは難しいでしょう。
4.デザイナーズチェアを買取に出す前に確認すべきポイント
デザイナーズチェアを買取に出す前のチェックポイントをご紹介します。
4-1.状態を確認する
傷や汚れなどがないか、細かく状態をチェックしてください。簡単な掃除で落ちる汚れであれば、拭き取り掃除をしておきましょう。ただし、変色や色あせなどが起きないよう注意してください。
4-2.流行をチェックする
買取に出すタイミングも重要です。流行をチェックし、ニーズがあるか確かめることも大切なポイントとなります。売り時を探りながら、買取に出しましょう。
4-3.付属品の有無を確かめる
購入時の付属品がそろっているか確認してください。保証書やブランドタグなどです。予備パーツがある場合もそろえて買取に出しましょう。欠品している場合、マイナス査定になる可能性があります。
5.デザイナーズチェアの買取方法
デザイナーズチェアの買取先についてご紹介します。
5-1.デザイナーズ家具買取専門店
デザイナーズ家具買取専門店であれば、ブランドやチェアの知識が豊富で、適切に価値を見極めてくれるでしょう。そのため、適正価格での買取をしてもらえるのがメリットです。出張買取や宅配買取など、業者によって買取方法はまちまちなので、利用しやすい方法を採用している業者を選びましょう。
5-2.リサイクルショップ
リサイクルショップは近隣にあり、気軽に立ち寄ることができるのがメリットです。しかし、ブランドへの知識が乏しい場合があり、専門店より買取価格が下がる傾向があります。また、査定時は、デザイナーズチェアの持ち込みが必要であるため、運搬などの手間がかかるのがデメリットです。
5-3.不用品回収業者
不用品回収業者では、不用品の引き取りだけでなく、買取にも対応しています。リサイクルショップより高値で買取してもらえる可能性が高いでしょう。また、出張買取が基本であるため、運搬の手間がかからないのがメリットです。ただし、出張費用がかかる場合があり、料金体系の確認をしたほうがいいでしょう。
5-4.個人売買
業者を利用せず、個人売買でデザイナーズチェアを売却する方法もあります。事前に相場を調べておき、画像と紹介文を添えて出品してみましょう。デザイナーズチェアの場合、美品や展示品など業者による出品が中心であるため、個人出品のものは買い手がすぐにつかない恐れがあります。時間がかかることや、配送時のこん包などで手間がかかることを想定しておきましょう。
6.買取業者選びのポイント
買取業者はどのように選べばいいのでしょうか? 業者選びのポイントをご紹介します。
6-1.利用しやすい買取方法であること
デザイナーズチェアはサイズも大きく、重量があるものも含まれているでしょう。また、運搬時に傷がつくと、価値が大きく下落します。出張買取など利用しやすい買取方法を採用している業者を選ぶことが大切です。
6-2.デザイナーズチェアの買取実績が豊富であること
デザイナーズチェアの買取実績が豊富な業者は、ブランドについて熟知しており、価値を適切に見極めてくれます。中古市場でのニーズなども踏まえ、適正価格をつけてくれるのがメリットです。ホームページなどで実績を確認して依頼しましょう。
6-3.対応などが良心的であること
問い合わせにもスムーズに答えてくれて、対応が良心的な業者であれば、安心感を抱くことができます。急ぎの場合でも迅速に動いてくれるなど、依頼者の立場になって考えてくれる業者を選びましょう。
7.デザイナーズチェアの買取でよくある質問
デザイナーズチェアの買取に関する質問を集めました。
Q.コンターチェアも買取に出すことができるのか?
A.はい、できます。コンターチェアはインテリアのアクセントとして最適で、中古でも人気があるため、状態が良好であれば、高額買取になる可能性があるでしょう。
Q.ブランドタグが薄くなっている場合、買取価格に影響するのか?
A.はい、影響する場合があります。ブランドタグは、正規品であることを示す大切なものです。薄くなっている場合は、買取価格が下落する恐れがあります。
Q.古いデザイナーズチェアは、ヴィンテージ品として高く買取してもらえるのか?
A.チェアの種類やブランドによります。古いデザイナーズチェアの中でも、ヴィンテージ品と評価されるのは一部です。まずはいくつかの業者で査定を受け、ヴィンテージ品に該当するか判断してもらいましょう。
Q.買取に出す際、査定はいくつぐらいの業者で受けたほうがいいのか?
A.少なくとも3社ぐらいは査定を受けたほうがいいでしょう。買取価格の相場を知ることができます。時間にゆとりがあるなら、5社ぐらいに依頼してみましょう。
Q.椅子にへたりがある場合はマイナス査定になるのか?
A.はい、査定ではマイナスポイントとなります。へたりがひどい場合は、買取不可となる可能性もあるでしょう。自己判断でデザイナーズチェアを廃棄せず、まずは査定を受けてみてください。
まとめ
デザイナーズチェアは、新規購入だと高額になるため、中古で探す方がいます。不要になったデザイナーズチェアは、買取に出してみてください。付属品などをそろえ、細かな部分まで手入れをしておくと、査定時の印象がいいでしょう。デザイナーズチェアに適正価格をつけてもらうには、知識と実績が豊富な専門店を利用する方法がおすすめです。複数の業者で査定を受け、買取価格の相場を探りましょう。