
食器棚を処分する前に!自分に合った処分方法を見つけるための5項目
「食器棚をどう処分すべきか迷っている」「大きいのでどのくらい処分費用がかかるのか?」とお悩みではありませんか? 食器棚は家具の中でも大きくて重いものなので、捨て方に困る人は多いでしょう。食器棚の処分方法はいくつかありますが、できるだけ自分に合った方法を選択するべきです。
この記事では、食器棚を処分する方法やそれぞれのメリット・デメリット、買取に出す際のポイントなどをまとめてご紹介しましょう。
この記事を読むことで、食器棚を自治体処分する際にやるべきことや買取してもらえる条件・不用品回収業者に依頼する場合の費用などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.食器棚が不要になったらどうするのか?
食器棚を処分する前に確認することや、処分方法にはどのようなものがあるかをご紹介します。
1-1.素材やサイズ・状態を確認する
まず、処分したい食器棚の素材やサイズ・状態を確認しましょう。食器棚といえば、ゴミ袋に入りきらないサイズのものがほとんどだと思います。素材によってはノコギリなどで小さく切って燃えるゴミとして捨てられる場合もありますが、そこまで小さく解体するのは大変な作業です。また、自治体によっては解体しても燃えるゴミとしては捨てられないところもあります。
また、状態の確認も必要です。比較的新しいものや使用感の少ないものなど、状態がよければ買取に出すこともできるでしょう。
1-2.粗大ゴミとして出すのが一般的
自治体を利用して食器棚を捨てる場合、粗大ゴミ扱いになるのが一般的です。食器棚には木製やプラスチック製などさまざまな素材のものがありますが、どの素材であっても粗大ゴミとして捨てることができます。
1-3.そのほかの処分方法もある
粗大ゴミとして捨てる以外に食器棚を処分する方法には、以下のようなものがあります。
- 知り合いに譲る
- リサイクルショップに買取してもらう
- ネットオークションやフリマサイトに出品する
- 不用品回収業者に回収・買取してもらう
2.食器棚を自治体に処分してもらう方法
粗大ゴミとして食器棚を処分する方法や費用・メリットなどをご紹介します。
2-1.まずは申し込みを
自分で粗大ゴミ処理センターに持ち込むことも可能ですが、食器棚を自分で運ぶのは大変なので回収に来てもらったほうがよいでしょう。回収を依頼する手順は自治体によって異なりますが、以下のような自治体が多くなっています。
- インターネットまたは電話で回収の申し込みをする
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 食器棚に粗大ゴミ処理券を貼り、回収日に回収場所に出しておく
2-2.費用は500~2,000円前後
食器棚を粗大ゴミとして処分する際の費用は500~2,000円程度の自治体がほとんどです。大型のものだと3,000円以上になることもあるでしょう。自治体によって料金は異なるため、必ず事前に確認しておいてください。
2-3.安くて安心なのがメリット
自治体を利用して食器棚を処分するメリットは、安さと安心感でしょう。小型の食器棚であれば数百円で処分できるため、一般的な不用品回収業者に依頼するより安く済む場合がほとんどです。そして、相手が自治体ということで「確実に処分してもらえる」という安心感もあります。
2-4.申し込みから回収まで時間がかかる
自治体の粗大ゴミ回収は、申し込みをしてから実際に回収されるまで1週間ほど時間がかかります。基本的には申し込み順の回収になるため、引っ越しシーズンや年末など混んでいる時期は2~3週間かかることもあるでしょう。「処分したい」と思ってもすぐ捨てられないため、余裕を持って申し込みをしておく必要があります。
3.状態のよい食器棚は買取に出そう
状態のよい食器棚は買取に出すのがおすすめです。買取してもらえる条件や買取先についてご紹介しましょう。
3-1.買取してもらえる食器棚の条件は?
製造から10年以内のもので状態がきれいな食器棚であれば、買取してもらえる場合がほとんどです。特に、製造から3年以内のものや有名ブランドのもの・ほかの家具や家電とセットの場合などは、高価買取の可能性も高いでしょう。傷や汚れが目立つもの・組み立て式の食器棚などは、買取対象外または無料引き取りになる場合もあります。
3-2.手軽に売りたいときはリサイクルショップへ
食器棚の買取方法として最も手軽なのが、リサイクルショップです。自分で持ち込める場合は利用してみるとよいでしょう。その場で査定してもらえるため、すぐに現金化が可能です。ただし、リサイクルショップにはブランド家具などに詳しいスタッフがいない可能性もあります。そのため、適切な査定をしてもらえないこともあるでしょう。「買取金額は低くてもよいので、とにかく買取に出したい」「家具以外のものも一緒に買取に出したい」という人にはおすすめです。
3-3.元値が高いブランド食器棚は家具専門の買取店がおすすめ
家具専門の買取店であれば、ブランド家具を適切に評価してもらえます。状態によっては高価買取も期待できるため、元値が高いブランド食器棚を買取に出すときは利用してみるとよいでしょう。持ち込みはもちろんのこと、出張買取を受け付けているところもあります。「自分で持ち込むのが難しい」「できるだけ高く買取してもらいたい」という人におすすめです。
4.食器棚の処分を不用品回収業者に依頼する場合
食器棚の処分を不用品回収業者に依頼するメリットや費用・業者選びのポイントなどをまとめました。
4-1.ほかの不用品もまとめて処分したいときにおすすめ
食器棚のほかにも大量の不用品をまとめて処分したいときは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。食器棚1台だけの回収を依頼すると料金が割高になる可能性が高いため、注意してください。基本的に家庭から出る不用品であれば回収してもらえるので家電や衣類なども一気に処分できます。
4-2.手間をかけず、自分のタイミングで処分できる
不用品回収業者に依頼すれば、手間をかけずに食器棚を処分できるでしょう。食器棚以外の不用品もまとめて依頼する場合でも、自分で分別する必要はありません。また、希望の日時を指定して回収してもらえる点もメリットでしょう。自分のタイミングで処分できるため、引っ越しなどで急いで処分したいときにもおすすめです。
4-3.食器棚は出張回収がおすすめ
不用品回収業者による回収方法には、主に「持ち込み回収」「宅配回収」「出張回収」の3つがあります。大きさや重さがある食器棚の場合は、出張回収がおすすめです。電話やインターネットで申し込みをすれば自宅まで回収に来てもらえるため、大変な思いをして運ぶ必要はありません。
4-4.回収費用は3,000~4,000円が相場
不用品回収業者に食器棚の回収を依頼した場合の費用は、3,000~4,000円前後が相場といわれています。ただし、食器棚のサイズや素材・搬出の困難さなども回収費用に影響するため、必ず事前に無料見積もりを依頼しておきましょう。できれば複数の業者の見積もりを比較し、大まかな相場を把握しておくのがおすすめです。
4-5.安心して利用できる業者を選ぶ
不用品回収業者の中には悪徳業者も存在するため、しっかり業者選びをして安心して利用できるところを選ぶ必要があります。業者選びのポイントは、以下のとおりです。
- 豊富な実績があるか
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか
- ホームページに事務所の所在地が記載されているか
- スピーディーな対応か
- 無料見積もりを受け付けているか
- 見積書に不明確な項目がないか
5.食器棚の処分に関するよくある質問
「食器棚を処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.高額買取が期待できる食器棚のメーカーには、どのようなところがありますか?
A.unicoやカリモク・アクタス・IDC大塚家具・綾乃製作所などの食器棚は中古市場でも人気が高いため、高額買取が期待できるでしょう。
Q.ネットオークションで食器棚を売るデメリットは何ですか?
A.個人同士の取り引きなのでトラブルが起こりやすいこと・こん包や発送に手間がかかること・いつ買い手がつくか予想できないことなどがあります。
Q.食器棚を少しでも高く買い取ってもらうには、どうすればよいでしょうか?
A.きれいに掃除をしておくこと・付属品や説明書をそろえておくこと・早めに買取に出すことが高額査定のポイントです。
Q.無料の不用品回収業者は利用しないほうがよいでしょうか?
A.なぜ無料で回収が可能なのかをきちんと説明できる業者であれば、利用しても問題ないはずです。実績や利用者の評判などもしっかりチェックした上で依頼してください。
Q.悪質な不用品回収業者を利用するとどうなりますか?
A.見積もりと違う高額な料金をだまし取られた例や、回収した不用品を不法投棄された例などが報告されているため、十分注意してください。
まとめ
不要になった食器棚の処分方法についてご紹介しました。食器棚は大きくて重いため、どうやって処分すべきか迷う人は多いでしょう。処分方法はいくつかあるため、それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握した上で自分に合った方法を見つけてください。