仙台で自転車を処分する方法を解説! 買取に出す際のポイントは?

「仙台で自転車はどのように処分すればいいのか」「何か手続きが必要なのか?」など、自転車の処分で悩んでいる方は多いでしょう。仙台では、大きさや素材によってゴミの分類が決められています。自転車を処分する前に、ゴミの分類や処分方法をきちんと確認しておかなければなりません。

そこで、本記事では、仙台で自転車を処分する方法を解説します。

  1. 仙台で自転車は何ゴミになるのか?
  2. 自治体回収で処分する方法は?
  3. 不用品回収業者に依頼する方法も
  4. まだ使える自転車は買取に出そう
  5. 自転車の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、仙台で自転車をお得に処分する方法や注意点などが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.仙台で自転車は何ゴミになるのか?

まずは、仙台で自転車は何ゴミになるのか、基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.粗大ゴミとして処分する

仙台の場合、自転車は粗大ゴミ扱いとなります。1番長い部分の長さがだいたい30cmより長いもの・100kgまでのものは粗大ゴミというのが、仙台のルールです。ほとんどの自転車は、一辺の長さが30cm以上なので、粗大ゴミとして処分することになります。粗大ゴミは可燃ゴミや不燃ゴミとは違った方法で処分しなければなりません。同じ方法でいつものゴミ捨て場に持っていかないように気をつけてくださいね。

1-2.自転車の処理手数料は400円

可燃ゴミや不燃ゴミを処分する際は処分費用はかかりませんが、粗大ゴミの場合は品物や大きさなどによって処分費用がかかります。自転車の処分費用は400円です。処分前に、コンビニやスーパーなどで粗大ゴミ処理券(シール)を購入する際に、手数料を支払うことになります。粗大ゴミを処分する際に、粗大ゴミ処理券は必要になるものなので忘れないでください。

2.自治体回収で処分する方法は?

それでは、自治体回収で自転車を処分する方法について解説します。

2-1.粗大ゴミ受付センターに申し込む

最初にしてほしいのが、粗大ゴミ受付センターに申し込みをすることです。仙台で粗大ゴミを処分する場合、事前の申し込みが必要となります。きちんと申し込みをしておかないと、回収して居場所に持っていっても回収不可になるので注意してください。なお、申し込み方法は電話またはインターネットからできます。電話での申し込みは、022-716-5301に連絡し、粗大ゴミについてオペレーターに伝えてください。すると、収集日や料金の支払い・出すための準備などが案内されます。インターネットから申し込む場合は、こちら(仙台市のホームページ)から可能です。

2-2.粗大ゴミ処理券を購入する

次に、粗大ゴミ処理券を購入してください。仙台市の場合は、手数料納付券(シール)と呼ばれています。400円と3,000円の2種類の手数料納付券が用意されているため、自転車は400円を購入してください。そして、購入した手数料納付券を、自転車の目立つところに貼ります。この手数料納付券が貼られていないものは回収不可になるので注意が必要です。また、手数料納付券の払い戻しはできませんので、購入する券を間違わないように気をつけてください。

2-3.収集日当日までに粗大ゴミを出す

自転車に手数料納付券を貼ったら、回収指定場所に持ち運びます。回収指定場所は、申込時に教えてもらうことになるので、その際にきちんとメモしておきましょう。収集日当日の早朝から朝8時30分までに、回収指定場所に出してください。家の中まで入って収集することはありませんし、収集の際の立ち会いは不要です。また、収集日前から粗大ゴミを出してしまうと、付近にゴミが不法に捨てられる原因になるので気をつけましょう。

2-4.自分で搬入施設に持ち込むこともできる

粗大ゴミを自治体で回収してもらう際、自分で直接施設に持ち込むこともできます。収集日まで待てない・すぐに処分したいという方は、直接搬入したほうがスピーディーでしょう。なお、仙台市の搬入施設は以下のとおりです。

  • 今泉工場(若林区今泉字上新田103):電話番号 022-289-4621/受付時間 月~金曜日の9~16時15分
  • 葛岡工場(青葉区郷六字葛岡57-1):電話番号 022-277-5399/受付時間 月~金曜日の9~16時15分
  • 松森工場(泉区松森字城前135):電話番号 022-373-5399/受付時間 月~金曜日の9~16時15分
  • 松森資源化センター(泉区字阿比古7-1):電話番号 022-374-8853/受付時間 月~金曜日の9~16時15分

3.不用品回収業者に依頼する方法も

自治体以外の方法としては、不用品回収業者に依頼する選択があります。ここでは、不用品回収業者に依頼する際のポイントを解説しましょう。

3-1.不用品をまとめて処分できる

不用品回収業者に依頼する大きなメリットは、すぐに要らないものを処分できることです。仙台で粗大ゴミを処分する場合、収集日が決まっているものですが、不用品回収業者ではいつでも回収してもらうことができます。すぐに処分したい方は、不用品回収業者に依頼したほうがいいでしょう。また、大量の不用品をまとめて処分できることも大きなメリットの1つです。ほとんどの回収業者では出張回収を行っているため、自転車以外の不用品も自宅にいながら処分できます。まとめて回収してもらったほうが費用を抑えられることもあるのです。

3-2.処分費用は1点あたり約3,000円~

不用品回収業者に依頼する場合、最も気になるのが回収費用ですよね。あくまで目安となりますが、回収費用は1点あたり約3,000円~となります。品物や大きさによっては、もっと高くなったり安くなったりすることもあるでしょう。具体的な回収費用を知りたい方は、無料見積もりを依頼してください。また、回収業者によっては、基本料金や運搬・出張費用が別にかかることもあります。どのようなものにいくらかかるのか、見積書を詳しく確認することが大切です。

3-3.回収業者選びのポイントをチェック!

どの不用品回収業者に依頼すればいいのか分からず悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。

  • 不用品の回収実績があるか
  • 古物商や産業廃棄物収集運搬許可を取得しているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • どのような質問に対しても分かりやすく答えてくれるか
  • 実際に利用した人の口コミや評判がいいか

また、複数の業者を比較することも大切です。比較することで業者の良しあしが把握しやすくなり、求めているサービスが利用できます。

4.まだ使える自転車は買取に出そう

まだ使うことのできる自転車は、買取に出すことをおすすめします。それでは、買取に出す際のポイントなどについてチェックしておきましょう。

4-1.問題なく乗れる自転車なら売却できる

果たして自転車は売れるのか……と疑問を抱いている方が多いと思いますが、問題なく乗ることのできる状態なら、ほとんどの買取専門店やリサイクルショップで売却できるでしょう。チェーンがまわらなかったり、ブレーキがかからなかったりするなど、不具合が出ている自転車は買取対象外となります。逆に、正常に使うことができ、発売されたばかりの新商品であるほど高価買取が期待できるものです。特に、ロードバイクやマウンテンバイクといった元値が高い自転車は、高く売れる傾向があります。

4-2.自転車の買取相場は約1,000円~

自転車のメーカーや機種・状態などによって異なりますが、約1,000~10万円が買取の相場といえるでしょう。たとえば、年季が入っているママチャリなどは中古市場での需要が低いので、数千円にもならないかもしれません。査定が厳しめの買取専門店などでは、買取不可になることもあります。逆に、状態がかなりいいロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなどは、数万円の買値がつくこともあるでしょう。具体的な査定額が知りたい方は、無料査定を複数の業者に依頼してください。

4-3.買取専門店やリサイクルショップを利用する

自転車の主な買取先としては、買取専門店とリサイクルショップがあります。自転車を中心に買取を行っている専門店もあるので、元値が高い自転車やロードバイクなどは買取専門店に依頼するといいでしょう。自転車の買取に力を入れている業者ほど、高価買取が期待できます。一方、リサイクルショップは店舗によってはアルバイトが査定を行うこともあるので要注意です。査定額は低くなりがちですが、買取専門店で買い取ってもらえなかった自転車が売れることもあるでしょう。

4-4.自分で売るならネットオークション

自転車を自分で売りたいと考えている方は、ネットオークションまたはフリマアプリを利用するといいでしょう。インターネットを通して売ることができるため、全国から買い手を見つけられるのがメリットでもあります。また、中古市場に出まわっていないレアものや、価値があるものほど落札される可能性が高めです。実際に、どのような自転車が出品されているのか、チェックしてみるといいかもしれませんね。

5.自転車の処分に関してよくある質問

自転車の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.自転車を処分する前にやっておきたいことは?
A.自転車の防犯登録を抹消することです。防犯登録の抹消手続きを行ってから処分しなければなりません。仮に、防犯登録をしたまま処分したり買取に出したりしてしまうと、盗品ではないかと疑われる可能性があります。自転車の新しい持ち主に迷惑をかけてトラブルに発展する恐れもあるので、十分に注意しなければなりません。防犯登録の抹消手続きは、都道府県によって方法が異なるため、仙台の自転車防犯協会ホームページで確認してください。

Q.自分で搬入する際の注意点は?
A.施設に運搬した後、荷下ろしも自分でしなければならないので注意してください。施設に持っていけば、後はすべて作業してくれるというわけではありません。また、自転車以外のものも一緒に処分する場合、仙台市で収集できないものは持ち込み不可となっています。ゴミの種類によっても搬入施設が異なるため、こちらのページ(仙台市ホームページ)で確認してください。

Q.自転車を高く売るコツは?
A.早めに売却することです。新しい機種が登場するほど型落ちになり、査定額が大幅に下がってしまいます。また、売却のタイミングを逃してしまい、ずっと自宅で保管するとメンテナンス不足で壊れてしまう可能性もあるでしょう。保管状況が悪いほど査定額にも響いてしまうため、要らなくなったら早めに売ることをおすすめします。

Q.ネットオークションやフリマアプリを利用する際の注意点は?
A.落札されたら自分で自転車をこん包し、相手に送らなければならないので注意してください。自転車の場合、送料にお金がかかることもあります。送料はどちらが負担するのか、きちんと記載しておくことも大切です。最近では、落札者と出品者との間でトラブルも相次いでいるため、そのリスクをきちんと理解した上で利用しましょう。

Q.販売店に回収してもらえるのか?
A.買い換えの場合、販売店に古い自転車を回収してもらう方法もあります。たとえば、イオンやイトーヨーカドー・ドン・キホーテなどは、時期によって1台に限り無料回収を行っていたこともあるのです。下取りで新しく購入する自転車が安くなるケースはほとんどありませんが、販売店に無料回収が可能かどうか問い合わせてみるといいでしょう。無料回収が可能な場合、条件等もきちんと確認することが大切です。

まとめ

仙台で自転車を処分する場合、粗大ゴミ扱いとなります。粗大ゴミとして処分する方法は、普通のゴミとは違う方法となるので注意が必要です。事前の申し込みが必要だったり、粗大ゴミ処理手数料を支払って回収指定場所に持ち運んだりしなければなりません。きちんと自治体のホームページで処分方法と流れを確認してください。なお、まだ乗ることができる自転車は、買取専門店やリサイクルショップで売れるかもしれません。買い取ってもらうことができれば、処分費用を抑えられるので、ぜひ1度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。