
アイロンの選び方でお悩みの方へ! 後悔しないコツとおすすめの5選!
そろそろアイロンの買い替えをお考えではないでしょうか? アイロンも数年程度使うと、何かと不具合や不満が出てくるものです。最近のアイロンは、機能が向上していますから、買い替えるとより使いやすくなることでしょう。しかし、どんな基準でアイロンを選ぶといいのかよく分からないですよね。それに、今どんなアイロンが人気なのかも気になることでしょう。
そこで今回は、アイロンの選び方について詳しく解説します。
この記事を読むことで、アイロンを選ぶコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.アイロンの主な種類
最初に、アイロンにはどんな種類があるのか見ていきましょう。
1-1.ドライアイロン
ドライアイロンは、高温にしたかけ面で押さえることにより、衣類のシワを伸ばすことができるものです。よりキレイに仕上げるには、霧吹きなどで衣類に水分を与える必要があります。スチーム機能がない分シンプルに使うことができ、価格が安いことなどが主なメリットです。水を使わないので、お手入れも比較的楽でしょう。
1-2.スチームアイロン
スチームアイロンは、高温に熱したスチームにより、洋服のシワを伸ばしたり脱臭したりすることができます。また、摩擦や圧力などで繊維が寝てしまった洋服も、ふっくらと仕上げることが可能です。スチームアイロンは、ボタンやスイッチ切り替えにより、ドライアイロンと兼用しているものが多く見られます。
1-3.衣類スチーマー
衣類スチーマーは、ハンガーにかけたままの洋服に高温のスチームを当てることができるものです。大量のスチームを手軽に使いこなすことができ、ほかのアイロンと違い、プレスしないために衣類が傷みにくく、最近特に人気が高まっています。軽量でコンパクトなものが多く、出張先に持ち運ぶ需要も見込めるタイプです。
2.アイロンを選ぶポイントは?
アイロンを選ぶときの主なポイントを解説します。
2-1.かけ面の種類
アイロンを選ぶときは、かけ面の種類に注目しましょう。たとえば、以下のような種類があります。
- セラミック系:高価格帯のモデルに多く見られ、耐久性とすべりやすさに優れる
- チタン系:セラミック系に次いで耐久性とすべりやすさに優れ、コストパフォーマンスが高い
- フッ素系:安価だが、傷が付きやすいのがデメリット
2-2.スチーム機能の内容
スチーム機能の内容も、しっかりチェックして選びましょう。メーカー各社および機種によって、さまざまなスチーム機能を搭載しています。機種によっては、スチームの量や出方を選べるものもあるでしょう。スチーム機能の使い勝手によって、アイロンがけの負担が大きく変わるので、細かな点まで確認してください。
2-3.安全機能の内容
安全機能が充実していることも、見逃してはいけません。アイロンは、ヤケドしやすい家電の一つです。また、火災の原因になりやすいのも心配でしょう。安全に使用するためには、電源の自動OFF機能やチャイルドロック機能などがあると便利です。特に、乳幼児やペットがいる家庭では、重要視するべきポイントでしょう。
2-4.コードの有無
コードの有無も重要なチェックポイントです。コードがあるアイロンは、電源コードをコンセントにつないで使うことになります。電源コードが届く範囲で使用することになるため、使用場所が限られるのがデメリットでしょう。ただし、使用中に電源がOFFになる心配はありません。一方、コードレスアイロンは、本体を一定時間充電することで、電源につなぐことなく使用できます。使う場所を選ばず動かしやすいのがメリットですが、充電が切れると使えなくなるのがデメリットです。今は、コードレスアイロンが主流ですが、実際にどんな場所でどんな使い方をしたいかを考えて選ぶといいでしょう。
2-5.重量や大きさ
アイロンの重量や大きさもチェックしておきましょう。大型で重量感があるアイロンは、広い面を素早くアイロンがけできるのが特徴です。大量の衣類にアイロンがけをしたい、大きなものをアイロンがけする機会が多いなどの場合におすすめします。一方、軽量でコンパクトなものは、手軽に使うことができるのがメリットでしょう。卓上で小さなものをアイロンがけしたり、ハンガーにかけたままでスチーム機能を使ったりするときにおすすめです。ただし、パワーの面では大型のアイロンに劣るでしょう。
3.主なアイロンメーカーと特徴
主なアイロンメーカーと特徴を詳しく見ていきましょう。
3-1.パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、抜群の知名度と高い技術力を誇る総合家電メーカーです。アイロン分野では、高性能で豊富なラインナップを用意し、目的や予算に合わせて選びやすいことから根強い人気を誇ります。特に、全方向にかけ面を動かしやすいモデルが人気です。
3-2.東芝(TOSHIBA)
東芝は、老舗総合家電メーカーとして、多くの人からゆるぎない信頼を集めています。アイロン分野では、高価格帯モデルから普及モデルまで幅広いラインナップを用意しているので、好みの1台を選びやすいでしょう。握りやすいオープンハンドルを採用したモデルも人気です。
3-3.ティファール(T-fal)
ティファールのアイロンは、大容量のスチーム機能を搭載し、アイロンがけがスピーディーで楽にできると評判です。個性的で都会的なデザインと性能の高さで、人気が急上昇しています。よりコンパクトに設計された衣類スチーマーも、洋服のシワ伸ばしや脱臭が簡単にできると好評です。
3-4.ツインバード(TWINBIRD)
ツインバードは、ハンディータイプのアイロンを多数展開している家電メーカーです。アイロンをすでに所持している人が、2台目に購入するケースも見られます。また、安価な価格設定で気軽に購入しやすいことでも人気です。
4.今おすすめのアイロン5選
今、特に人気のアイロンの中からおすすめの5選を詳しくご紹介します。
4-1.パナソニック カルル NI-WL705-N
約160 mlの大容量タンクと前後左右に動かしやすいWヘッドベースで、アイロンがけの大幅な時短を実現したコードレススチームアイロンです。お手入れしやすいかけ面や握りやすい指かけグリップなど採用し、使いやすさでも好評を得ています。
- 実売価格:15,400~18,200円程度
4-2.パナソニック NI-FS550-DA
ワイシャツやスーツなどをハンガーにかけたまま、パワフルなスチームでシワを伸ばすことができます。脱臭効果にも優れており、衣類の臭い対策にもおすすめです。
- 実売価格:7,200~8,000円程度
4-3.東芝 美ラクルLa・Coo TA-FLW910
持ちやすいオープンハンドルを採用したコードレススチームアイロンです。約180秒持続可能なスチーム機能や、約115㎜幅のワイドですべりやすいかけ面により、広範囲のシワ伸ばしが楽にできます。
- 実売価格:11,900~13,000円程度
4-4.ティファール トゥイニー ジェットスチーム DV9000J0
アイロンとの2WAY使いが可能な、ハンディータイプの衣類スチーマーです。パワフルなスチーム機能と扱いやすさが特徴で、取り外し可能な水タンクも手入れがしやすいと好評を得ています。
- 実売価格:4,300~5,300円程度
4-5.ツインバード SA-D087W
小型で持ち運びやすく、パワフルなスチーム機能で冬物でも楽にお手入れできます。水がこぼれにくい注水口や軽い力で回せる温調ダイヤルなど、使いやすさでも人気です。かけ面の先端が細く、ボタン周辺もキレイに仕上げることができます。
- 実売価格:4,300~5,300円程度
5.アイロン台を選ぶコツ
効率よくアイロンがけするためには、アイロン台も重要です。ここでは、アイロン台を選ぶコツを詳しく見ていきましょう。
5-1.短時間のアイロンがけには卓上型
一人暮らしなどでアイロンがけが短時間で済む場合には、卓上型のアイロン台がおすすめです。脚を立てて床に置いて使えるだけでなく、ものによっては脚をたたんで机の上に置くことができるなど、使う場所を問わないのも魅力でしょう。ただし、長時間のアイロンがけでは、腰に負担がかかりやすいので注意してください。
5-2.量が多い場合はスタンド型
スタンド型のアイロン台は、立ってアイロンがけできるのが大きなメリットです。大量のアイロン作業も、スムーズかつ楽に進むでしょう。腰に負担がかかりにくい点も見逃せません。家族の人数が多い家庭などにもおすすめです。なお、スタンド型のアイロン台を選ぶときは、自分が作業しやすい高さに調整できるかチェックしてください。
5-3.ワイシャツが多い場合には人体型
デスクワークなどでワイシャツを着る機会が多い場合は、人体型のアイロン台が使いやすいでしょう。一般的な舟型のものよりも襟などのアイロンがけがしやすく、キレイに仕上がります。ワイシャツのアイロンがけが苦手な人にも向くでしょう。さらに、スタンド型のタイプなら、大量のアイロンがけも楽にできます。
5-4.カバーの種類にも注目しよう
アイロン台を選ぶときは、カバーの種類にも注目しましょう。たとえば、アルミコーティングされたカバーは熱伝導率に優れているのが特徴で、効率よくアイロンがけできます。ただし、洗うことができないので、汚れたら表面を拭いてお手入れすることになるでしょう。一方、アルミコーティングがないカバーは熱伝導率が劣るものの、気軽に洗濯できるのでより清潔に使うことができます。
6.不要になったアイロンを処分する方法
買い替えなどで不要になったアイロンを処分する方法をご紹介します。
6-1.自治体回収を利用して処分する
不要になったアイロンは、自治体回収により以下の方法で処分することができます。
- 不燃ゴミ:自治体の指定場所・日時に出すと無料で処分できる
- 小型家電:役所や商業施設などに設置された専用回収ボックスに投入すると無料で処分できる
なお、自治体によってゴミの区分や回収ルールが異なるので、事前に確認してから出してください。
メリット
- 無料で処分してもらえる
- 小型家電は回収後に資源リサイクルされる
デメリット
- 不燃ゴミは資源リサイクルされず廃棄処分になる
- 不燃ゴミは自分の好きなタイミングで処分できない
- 小型家電は専用回収ボックスの数が少ない
- 集荷場所まで運ぶ必要がある
6-2.不用品回収サービス
不用品回収業者に依頼して、不要になったアイロンを処分することも可能です。不用品回収業者では、以下の3つの回収方法から選べることが多いでしょう。
- 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者に送付する
- 出張回収:日時・場所を指定して業者に回収してもらう
メリット
- 都合のいい回収方法を選べる
- 回収後は資源リサイクルされることが多い
- アイロン以外の不用品も同時に処分してもらえる
- 宅配回収や出張回収では集荷場所に運ぶ必要がない
- 出張回収は都合のいい日時・場所を指定可能
デメリット
- 出張回収ではアイロン1台だけだと回収費用が割高になることがある
6-3.リサイクルショップに売る
ほぼ新品のアイロンで中古需要の高いものは、リサイクルショップに買取してもらうことも可能です。買取を希望する場合は、業者の査定を受けてみてください。
メリット
- 買取後は中古品として再販される
- 査定から代金受け取りまでその場で完了する
- アイロン以外でも再販可能なものは同時に買取してもらえる
デメリット
- 個人店の多くが店頭持ち込みだけ対応可能
- 店頭に持ち込む手間がかかる
- 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない
- 買取価格が安い
6-4.ネットオークションやフリマサイトで売る
ネットオークションやフリマサイトに出品し、アイロンを売ることもできます。早期に落札されるためには、以下のコツを参考にしてください。
- メーカー・型番などを正確に記載する
- 現物の状態が分かりやすい画像を数枚添付する
- 傷や汚れなどの欠点も正直に伝える
- 買取相場と同等もしくはやや低めの価格設定にする
メリット
- リサイクルショップなどで買取不可のものも出品可能
- 自分の売りたい価格を設定できる
デメリット
- なかなか落札されないことがある
- 商品クレームや支払い遅延などのトラブルが多い
- 出品から配送完了まで数日以上かかる
- こん包や配送の手間がかかる
- 出品中はこまめなチェック・対応が必要
7.アイロンの選び方に関するよくある質問
最後に、アイロンの選び方に関する質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。
Q.アイロンの寿命は何年?
A.平均5~7年程度です。特に問題なければ、10年以上使えるケースもあります。なお、アイロンが寿命を迎えると以下のような症状が見られるので、早めに買い替えましょう。
- なかなか熱くならない
- 充電が持たなくなる
- 異臭・異音がする
- かけ面のコーティングはがれが目立つ
- スチームがうまく出ない
- 一部の機能が使えなくなる
- 電源が入らない
Q.高価格帯のアイロンを買えば満足できる?
A.断言できません。高価格帯のアイロンであっても、使用目的に合わない種類やタイプでは、使いづらくて満足度が低くなることもあります。
Q.好きなメーカーのアイロンを選ぶメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 愛着がわきやすい
- 満足度が高くなる
- 以前と同じメーカーなら買い替え後もすぐに慣れやすい
デメリット
- 欲しい機能が付いていないことがある
- ものによっては他社の同等品より価格が高いこともある
Q.アイロンを安く購入する方法は?
A.販売店がアイロンを安く売るタイミングで購入するといいでしょう。たとえば、ボーナス時期(6~7月・12月)や就職シーズンの3~4月などは、アイロンがセールで安くなります。また、最新機種にこだわらない場合は、一つ前の型落ち品を選ぶといいでしょう。型落ち品は、販売店やメーカーで在庫処分となるため、安く購入できることが多くなります。
Q.次の買い替えまでアイロンを長持ちさせるコツは?
A.アイロンの使用説明書をよく読み、正しく使うことです。汚れなどをそのままにせず、こまめに掃除してキレイに使用することも心がけてください。また、水もれによる不具合や故障を防ぐためにも、スチーム機能を使用した後は、アイロンの温度が十分に下がってから水を抜いておきましょう。
まとめ
今回は、アイロンの選び方について詳しく解説しました。実際に選ぶときは、アイロンの種類だけでなく、かけ面の種類・スチーム機能や安全機能の内容・コードの有無など、さまざまな点を考慮してください。同時にアイロン台も買い替えれば、アイロンがけがより効率よく楽にできます。なお、不要になったアイロンを処分するときは、資源リサイクルできて費用がお得な方法を選ぶといいでしょう。おすすめは、不用品回収業者に依頼することです。たとえば、宅配便の送料だけで処分できたり、スマホなど特定のものと同梱(どうこん)すると宅配便の送料以外にも回収費用すべて完全に無料となったりするケースもあります。いい機会と考え、アイロン以外の不用品も同時に片付けてしまいましょう。