不用品処分を依頼するなら行政? 業者? 比較してみました。

自治体のゴミ回収のルールは年々厳しくなっています。
場所によっては、ひとつの不用品を何種類かのゴミに分けなければならないこともあるでしょう。
そのため、不用品回収業者を利用する人も増えています。
しかし、トラブルや料金が心配という方もいるでしょう。
そこで、今回は不用品処分をしてくれる業者と行政のゴミ回収サービスを比較してみます。
それぞれの特徴が分かれば、利用する目安も分かりやすいでしょう。
不用品を処分したいけれど行政と業者のどちらを利用しようか迷っているという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 行政と業者の不用品処分サービスの特徴とは?
  2. 業者に回収を依頼する際の注意点とは?
  3. おわりに

1.行政と業者の不用品処分サービスの特徴とは?

まず始めに、不用品処分をしてくれる行政と業者のサービスを比較してみましょう。
それぞれの特徴やメリットが分かれば、どのようなときに利用すればよいのかも分かりやすいですね。

1-1.行政の不用品処分サービスとは?

行政が行う不用品回収のサービスとは、要するにゴミ回収サービスのことです。
一昔前までは、ゴミ捨て場に捨てれば不用品は自治体が回収してくれるところがほとんどでした。
しかし、リサイクルが活発になった今は「できるだけ細かく分別してください」「企業でリサイクルできるものは企業が行いましょう」という姿勢になっています。
ですから、家電リサイクル法の対象になった家電とパソコンは、どの自治体も回収してくれません。
しかし、ごく普通の燃えるゴミや不燃ゴミ、さらに大抵の家具や家電リサイクル法対象外の家電ならば、行政は回収してくれます。
粗大ゴミは「有料」という自治体も増えましたが、それでも数百円というところがほとんどです。
ただし、自治体はゴミ捨て場に置かれたものしか回収してくれません。
タンスなどの大型家具も回収してくれますが、家にまで取りにきてくれることはないのです。
また、粗大ゴミなど数が少ないゴミは回収日も少ないでしょう。
自治体によっては月1回というところもあります。
ですから、引越しなどで至急粗大ゴミを出したいなどという場合は不便です。
なお、自治体によってはゴミの焼却センターに直接ゴミを持ちこむことができます。
この場合は、通常なら無料で引き取ってくれるゴミも有料になるのです。
また、事前に予約が必要な自治体も多いので事前に問い合わせをするとよいでしょう。

1-2.業者の不用品処分サービスとは?

不用品処分サービスを行っている業者は、危険物や引火性の高い物質など一部除いて、どんなゴミでも回収してくれるところが多いです。
もちろん、行政が回収してくれないパソコンや家電リサイクル法対象家電も回収してくれるでしょう。
また、業者は玄関先までゴミを引き取りにきてくれます。
ですから、重い家具や家電が不要になった場合も安心です。
ただし、業者は紙ゴミや石材、生ゴミなどは回収してくれないところがほとんど。
また、回収料金も行政に比べて割高です。
さらに、不用品回収サービスの需要が増えるにつれて他業種から不用品を回収するサービスへ乗りかえる業者も多くなってきました。
その結果、いいかげんな回収をしたり不当に高い料金を請求したりする業者も出てきたのです。
ですから、不用品回収業者を利用する際は業者を選ぶことも大切になります。
「時間がないから、インターネットで検索したときに一番上にあった業者に依頼した」という選び方ではなく、口コミや電話対応を確認して依頼しましょう。
そうすれば、失敗することはありません。

2.業者に回収を依頼する際の注意点とは?

この項では、不用品回収業者を利用する際の注意点をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。

2-1.値段だけにとらわれない

不用品回収業者の中には「格安」「無料」という宣伝文句で、顧客を集めるところもあるでしょう。
不用品を回収する料金は業者によって違います。
しかし、今はゴミを処分するのにお金がかかる時代です。
一部のリサイクル可能な商品を除いて無料で回収してくれることはほとんどありません。
ですから、回収料金があまりに低い業者の場合は、別の名目で料金を請求されることもあるでしょう。

2-2.見積りを必ず作ってもらう

不用品を回収する場合は、必ず事前に見積もりを作ってもらいましょう。
見積もりだけならば無料という業者は多いです。
見積もりの金額に納得がいかなければ、利用しなくても大丈夫。
逆に、理由をつけて見積もりを作ろうとしない業者や先に契約をしなければ見積もりを作らないという業者は、依頼しない方がよいですね。
また、見積もりを作ってくれてもいいかげんで加算前提な業者は利用しない方がよいでしょう。
逆に、見積もりがきちんと作られている業者ならば大丈夫です。

2-3.利用する時期に気をつけよう

3月~5月のゴールデンウィークにかけては、全国的に引っ越しシーズンです。
引っ越しをすると不用品がたくさん出るという家は多いでしょう。
ですから、不用品回収業者への依頼も増えるのです。
そのため、なかなか来てくれなかったり評判のよい業者は予約でいっぱいになったりします。
ですから、引っ越しシーズンに利用を予定している場合は、できるだけ早く依頼しましょう。

2-4.捨てるのがもったいないという場合は?

不要になった家具家電の中には「捨てるのがもったいない」というものもあるでしょう。
不用品回収業者の中には、不用品を買い取ってもらえるところもあります。
ただし、家具や家電などは新しいものほど買い取ってもらいやすいでしょう。
逆に、どんなに高価でも古いものは買い取ってもらえないかもしれません。
ですから、不用品が出た場合はできるだけ早く回収を依頼しましょう。
そうすれば、回収料も少額ですむ可能性があります。

2-5.大量に不用品を処分したい場合は業者を利用しよう

事情があって大量の不用品を一度に処分したいという場合は、行政よりも業者が便利です。
業者の中にはただ不用品を回収するだけでなく、家の中に散らばった不用品を一緒に片付けてくれるサービスを行っていることもあります。
ひとりでは処分しきれないほど不用品がたまってしまったという場合も、業者に頼むとよいでしょう。
特に、高齢者のひとり暮らしの場合はごみ捨ても大変です。
今は、体が動くうちに「断捨離」をして持ちものを整理しようという方も増えているでしょう。
そんな人々にも業者の利用はお勧めです。

3.おわりに

いかがでしたか?
今回は、行政と業者のゴミ回収サービスを比較してみました。
まとめると

  • 行政は格安でゴミ回収サービスを行ってくれるが、自力で収集所まで持っていく必要がある。
  • 家電の一部やパソコンは行政では回収できない。
  • 業者は回収料がかかるが、家まで回収に来てくれる。
  • 質のよい業者を選ぶことが大切。

ということです。
インターネットを検索すれば、たくさんの業者がヒットするでしょう。
近場の業者を選んだ方がすぐに回収に来てくれます。
業者の善しあしを判断するには、口コミのほかに電話の対応が参考になるでしょう。
電話の応対が丁寧でわかりやすければ、その業者は信用ができます。
逆に、いいかげんな対応をする業者は信用できません。
また、連絡先が携帯電話だけという業者も依頼しない方がよいでしょう。
携帯電話は都合が悪ければいつでも解約できます。
ですから、何かトラブルが起きた際に連絡が取れなくなる可能性もあるでしょう。