
手間なく! シーリングライト・カバーの処分方法と中古買い取りまとめ
最近では、蛍光灯からLEDへ切り替えるという方が増えてきています。LEDに切り替える際は、カバーも新しいものを買うのが一般的です。そこで困ってしまうのが、古い照明機器やシーリングライト・カバーの処分方法でしょう。今回は、シーリングライトの処分方法や、買い取りに出すポイントなどをご紹介します。
お得にシーリングライトを処分したい・シーリングライトの処分に手間をかけたくないという方にはぴったりの内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。最適なシーリングライトの処分方法が見つかるはずです。
1.シーリングライトの処分について
1-1.シーリングライトとは
シーリング(ceiling)とは、天井という意味です。天井に直接はり付けるような形の照明を「シーリングライト」といいます。対して、コードやチェーンなどでぶらさげるタイプのものが「ペンダントライト」です。シーリングライトは、丸型や四角型のプラスチックカバーと、内部の電灯パーツで構成されています。部屋の天井面に付いているシーリングライト用の配線器具(ない場合は電気工事が必要)に、シーリングライトの電灯パーツ側をはめこむ方法が一般的です。配線器具の形については、こちらをご参照ください。
1-2.ゴミの分類
1-2-1.シーリングライトは何ゴミか
ほとんどの自治体では、シーリングライトを粗大ゴミとして取り扱っています。市区町村のHPなどで検索してみましょう。
1-2-2.蛍光灯について
一方、蛍光灯は危険ゴミ・電気ゴミなどとして取り扱われます。不燃ゴミとしては捨てられないので注意しましょう。また、蛍光灯は割れ物です。ビニール袋や新聞紙に包むよう指示があったり、専用のボックスが用意されていたりします。地域や回収場所によって蛍光灯の捨て方やルールが異なりますので、事前に確認しておきましょう。
1-3.処分の方法
シーリングライトを処分するには下記のような方法があります。
- 自治体回収に出す
- 買い取りに出す
2.シーリングライトの処分~自治体回収
2-1.方法・手数料など
シーリングライトを自治体回収に出す方法をご紹介します。
- 自治体のHPや電話で、粗大ゴミ申請を行う
- 粗大ゴミ処理券を購入する(スーパー・コンビニなどの自治体が指定した店舗)
- 回収日になったら、回収場所までシーリングライトを持っていく
- 蛍光灯は危険ゴミとして捨てる
シーリングライトの粗大ゴミ料金は500~1,000円です。自治体HPで調べるか、粗大ゴミ申請をする際に料金を教えてもらえます。
2-2.メリット・デメリット
シーリングライトを自治体回収に出すことで、以下のようなメリット・デメリットがあります。
2-2-1.メリット
- 比較的安全にシーリングライトを処分できる
- 壊れたライトや、汚れたライトでもそのまま処分できる
2-2-2.デメリット
- 粗大ゴミ料金がかかる
- 回収日を待たなければならない
- 回収場所まで持っていく必要がある
- まだ使えるライトであってもお金にならない
2-3.注意点
粗大ゴミは、サイズおよび品目で指定されています。シーリングライトが品目として粗大ゴミに指定されている地域では、たとえ不燃ゴミ用のゴミ袋に入るサイズだからといっても、粗大ゴミで捨てなければ回収してもらえないので注意しましょう。
3.シーリングライトの処分~リセールやオークションについて
3-1.シーリングライトは売れるか
中古のシーリングライトでも、条件によっては売れる場合があります。「まだ使えるシーリングライトを捨てるのはもったいないな……」と思った方は、参考にしてください。
3-2.中古需要について
買い値のつくシーリングライトの特徴をご紹介します。
- 通常使用ができる
- 美品である
- LEDである
- リモコンで調光・明るさなどの設定ができる
- 有名なメーカー品である(Panasonic・アイリスオーヤマなど)
- 製造年度が新しい
- 使用年数が少ないことを購入日の領収書などで証明できる
3-3.買い取りの方法
シーリングライトを買い取りに出す方法と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
3-3-1.リサイクルショップ
家電を取り扱っているリサイクルショップに持ち込んで、査定・買い取りをしてもらう方法です。即日対応ができる一方、シーリングライトが買い取り不可だった場合は、せっかく持ち込んだものをそのまま持ち帰らなければならず、手間が無駄になってしまいます。
3-3-2.ネットオークション
新品のシーリングライトでしたら落札される可能性があります。使用済のシーリングライトは、よほど価格を下げないと難しいでしょう。また、出品手続きや落札者とのやりとりが面倒という面もあります。
3-3-3.買い取り回収業者
シーリングライトを買い取りに出したいけれど、リサイクルショップに持ち込んだり、オークションに出品したりするのが面倒という方には、買い取り回収業者がおすすめです。家にいながらにして買い取りを依頼することができます。買い取り不可だった場合には、キャンセルするか回収料金を支払うことで回収してもらえるので、手間も少なくて済むでしょう。また、シーリングライト以外にもまとめて不用品を出したい場合には、料金的に最もお得になりやすい方法といえます。
4.シーリングライトの処分についてよくある質問
Q.シーリングライトが自治体HPに載っていない
A.自治体HPには「蛍光灯カバー」「電気カバー」「照明用品」などの名称で載っている可能性があります。どうしても見つからなければ、市役所などのゴミ担当係に確認してみましょう。「照明用品で、何センチくらいのシーリングライトを処分したいのですが」と言えば、教えてくれるはずです。
Q.蛍光灯を売るのに適した時期とは?
A.新生活の準備を行う2,3月がおすすめです。年末の大掃除で家のあかりをLEDに切り替えたいという人が増えるので、11、12月も売れやすいでしょう。
Q.オフィスのシーリングライトの処分は?
A.企業や自営業など、職場から出たゴミは粗大ゴミではなく産業廃棄物扱いとなります。産業廃棄物取り扱いの資格を持った業者に回収依頼を行う必要があるので注意してください。
Q.買い取り回収業者の選び方のポイントは?
A.業者によっては、見積もり外の料金を請求したり、回収した商品を不法投棄したりといった悪質なところもあります。悪質な業者を避けるための方法は以下のとおりです。
- 料金体系が明確である
- 無料見積もりを行っている
- 見積額を書面やデータで提示してくれる(口頭だけはNG)
- 古物商許可・産業廃棄物取り扱いなどの資格を持っている
Q.シーリングライトを高く売るには?
A.シーリングライトを買い取りに出す前に、なるべくきれいにしておきましょう。カバー部分は、薄く洗剤を溶かした水を布に付けてふくときれいになります。細かい部分は綿棒やようじを使いましょう。電子部分がぬれないように注意してください。また、リモコン・外箱・保証書など、付属品をなるべくそろえておくのも高額査定のポイントです。
5.まとめ
いかがでしたか? シーリングライトの処分方法についてご紹介しました。照明用品を新調すると、部屋の印象がガラっと変わり気分も良くなります。古いシーリングライトは、正しい方法でお得に処分しましょう。引っ越しなどで、シーリングライト以外にも不用品がたくさん出た場合は、買い取り回収業者の利用も検討してみてください。