銅線の買取に出す方法は? 相場や高額買取のポイントなどを詳しくご紹介

銅線は換金性が高いため、高額買取になることが多いものです。とはいえ、買取先や買取対象となるものの特徴など、疑問がたくさん出てきます。銅線を買取に出す方法や買取価格相場などを覚えておき、売却時に損をしないようにしましょう。

  1. 銅線は買取してもらえるのか?
  2. 買取で人気がある銅線とは?
  3. 銅線を買取に出す前に確認すべきこと
  4. 銅線の買取先について
  5. 銅線の買取でよくある質問

銅線は貴重な金属資源で、思わぬ値段がつくことがあります。高額買取に結びつけるポイントなどもしっかり理解しておきましょう。

1.銅線は買取してもらえるのか?

被覆線などの内部には、銅を含むものが多くあります。銅は金属資源としてリサイクルされるため、業者などによる買取などを利用して処分することが大切です。まず、銅線の中古需要について見ていきましょう。

1-1.銅率が高いものは中古需要がある

銅は、電気自動車や家電製品などを製造する際に使われていて、リサイクルが推進され、中古需要も高まっています。中でも、銅率が高いもの・不純物が少ないものは、高値で買取をしてもらえるでしょう。中古市場で取引される銅には、銅ダライ粉・電気銅・上銅・並銅などの種類があります。

  • 銅ダライ粉:銅を加工する際に削りカスとして出るもの。不純物を取り除き、再度金属として使用する。
  • 電気銅:純度の高い銅。銅箔(どうはく)・電線などに使用されることが多い。
  • 上銅・並銅:状態によって名称を区分する。銅板・パイプ・銅箔(どうはく)・電極などに使われるケースが多い。

1-2.買取可能なのは、リサイクル回収後に再資源化するため

銅は、電気抵抗が少ないのに加え、熱伝導率が高い金属であるため、いろいろな製品に使われるようになりました。パソコン・周辺機器・エアコンの配管など、銅は身近なものに使われています。業者は銅をリサイクル回収後に再資源化し、収益を得ることができるのです。近年は、ゴミの削減や環境保護なども重視されています。銅を廃棄せずリサイクルすることで、環境破壊などの問題も減少するでしょう。

2.買取で人気がある銅線とは?

銅線にはさまざまな種類があります。買取で人気がある銅線の種類や、買取価格相場などを覚えておきましょう。

2-1.ピカ線が最も高値になりやすい

ピカ線は、1号銅線と呼ばれるものです。不純物がなく、断面が1.3mm以上あるものを指します。最も高値で買取となるのが、ピカ線です。ピカ線に続き、2号銅線・並銅・混銅の順に買取価格がつきやすくなっています。

2-2.買取価格相場は日々変動する

銅は、貴金属と同様に市場相場が日々変わります。そのため、当日の市場相場で買取価格が決まるのです。最近時の買取価格相場は、以下を参考にしてください。

  • 1号銅線:1kgあたり505〜630円
  • 2号銅線:1kgあたり505〜610円
  • 並銅:1kgあたり465〜580円
  • 混銅:1kgあたり420〜500円

銅線は、銅率に基づいて価格が算出されます。銅率を調べる数式を覚えておきましょう。

  • 雑線(銅線(被覆されたままの銅線))に含まれる銅の重さ÷雑線(銅線)の重さ×100=銅率

被覆されたままの銅線が太くても、内部に含まれている銅が少ない場合もあります。断面をきちんと確認することが大切です。銅率が高くても、細いものは安値での買取になる場合があります。

3.銅線を買取に出す前に確認すべきこと

金属資源として中古需要が高い銅線でも、中には買取不可となるものもあります。高額買取につなげるポイントも併せて覚えておきましょう。

3-1.銅率が低いものや剝離が難しいものは買取不可となる

銅率が低いものは、金属資源としての価値が低いため、買取価格がつきにくいのが現状です。また、アジロ線と呼ばれる網目状のケーブルは、銅率が低いのに加え、銅線と被覆部分の剝離が難しい設計になっています。リサイクルに手間がかかるので、買取対象外となるケースがほとんどです。

3-2.なるべくまとめ売りすることが高額買取につながるポイント

スクラップでも、まとめ売りすると買取価格がつきやすい傾向があります。銅線は市場価格が日々変動するため、市場価格が高騰するまで待ち、まとめて買取に出しましょう。被覆された銅線から銅線だけを抜き出し、業者の作業負担を軽くしておくと、買取価格を上げることができます。

3-3.銅線1本だけではさほど高額買取にはならない

3-2でご紹介したとおり、銅線はまとめ売りがおすすめです。銅線1本では含有する銅の量が少なく、さほど高額買取にはなりません。最低でも1kg程度はそろってから買取に出しましょう。

4.銅線の買取先について

銅線の買取先はいくつかあります。それぞれのメリットや特徴を覚えておきましょう。

4-1.専門業者

金属クズやスクラップなどの買取を専門に行う業者なら、銅線の買取実績も豊富です。市場価格の変動や銅の価値も理解しているため、安心して依頼できるメリットがあります。ただし、少量での買取は行っていない業者もあるので、事前に業者へ問い合わせをしてください。

4-2.リサイクルショップ

リサイクルショップでは、銅線を市場相場を反映した価格で買取してもらうことができません。銅の含有量にかかわらず、ケーブル類は安価での買取となってしまうことが多く、断線などがある場合は買取不可となります。

4-3.ネットオークション・フリマサイトを使った個人売買

個人で銅線を売却する方法は、ネットオークションやフリマサイトの利用があります。しかし、出品数は少ないのが現状です。価格に影響する銅率や状態などは画像や説明文だけでは伝わらないため、買い手がつきにくくなっています。銅線の買取は、個人売買より専門業者を利用したほうがいいでしょう。

4-4.不用品回収業者

不用品回収業者は、銅線などケーブル類の回収も行っています。買取にも対応しているのが特徴です。しかし、銅の市場相場を専門業者ほど理解しておらず、日々変動する相場を反映した価格を下回るケースも目立ちます。また、古い銅線は不用品として回収されてしまう場合もあるため、必ずしも希望する価格で買取が成立するわけではありません。

5.銅線の買取でよくある質問

銅線の買取に関する質問を集めました。

Q.銅線以外のパーツは外しておいたほうがいいのか?
A.パーツを外したほうが、買取価格が上がります。自動車部品などの場合、操作盤やメーターなどが銅線につながっているケースがあるでしょう。できる範囲で取り除き、銅線だけの状態にしておいたほうが、買取に出すときは有利です。

Q.専門業者に出張買取を依頼した場合、出張費用や手数料などは取られてしまうのか?
A.業者によっては、出張費用や手数料が発生する場合があります。買取を依頼する前に、業者の利用規約を確認してください。出張対応を依頼して、赤字にならないように注意しましょう。

Q.銅線から銅だけを取り出す方法とは?
A.ナイフなどを使い、表面の被覆部分を切り開いてください。被覆部分と銅線の仕分けができます。電気工事専用ナイフを使うと、スムーズに作業が進むでしょう。ただし、ナイフで銅線を傷つけないように注意してください。

Q.定期的に銅線の買取を依頼する契約をしたら、専門業者の買取価格も上がるのか?
A.はい、上がる可能性があります。毎月、一定量の銅線を持ち込むことなどが前提です。業者によって契約内容は異なるため、契約前に買取価格や持ち込む量などを交渉しましょう。

Q.黒ずみや油の付着がある場合、銅線の買取価格に影響するのか?
A.はい、影響します。黒ずみや油以外に、エナメルやメッキなどの加工がある場合も、買取価格が下がる可能性が高いでしょう。

まとめ

銅線は、金属資源として価値があります。銅率が高いものほど、買取価格が上がるでしょう。銅は市場価格の変動に伴い、買取価格も変わってきます。なるべく市場価格が上がっているときを狙い、買取に出す方法がおすすめです。また、適正価格をつけてもらうためにも、専門業者を利用しましょう。