
家電を安く買う方法を知りたい!〜安く買うコツ・3つのポイント〜
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなどの家電は、日常生活を快適に送るためNO。そして、機能の充実している新製品を誰よりもいち早く買いたい…という人でない限り、家電はできるだけ安く買いたいものです。
そこで、家電を安く買うためのポイントをご紹介しましょう。また、新しい家電を購入するときに悩む、古い家電の処分方法も説明します。併せてお役立てください。
1.家電が安くなる時期とは
1-1.決算や年末年始など
家電には、「値段が下がってお買い得になる時期」があるのはご存じでしょうか?一番ポピュラーなのは、テレビやインターネット、新聞などで盛んに宣伝する「決算セール」「年末年始セール」「ボーナスセール」です。この時期になると、家電を販売している店では、大々的な値引きセールを行います。
ただし、店舗にあるすべての製品が値引きの対象になるわけではありません。広告やチラシに掲載されている製品以外は、通常価格で販売されていることも多いのです。欲しい家電製品がある場合は、こまめにお店のサイトやチラシをチェックしましょう。
もし、自分のお目当ての製品が見つからない場合もあきらめないでください。セール時期は値引き交渉がしやすくなるのです。たとえば、「セール品とセール対象ではない製品の両方を買うのでもう少し値引きできないか」など、スタッフと話をしながら上手に交渉してみましょう。
1-2.製品の入れ替え時期
基本的に、家電は約1年間で新製品と入れ替えをします。新製品として店頭に並んだばかりの家電の価格と、1年たってより新しい製品と入れ替える直前(新製品の出る2か月ほど前)の価格では大幅に異なることが多いのです。製品によっては6割近く値引きになることもあります。
どうしても、発売したばかりの新製品でなければいやだ…という人でなければ「新製品入れ替えの2か月前頃」を狙って買うほうがおすすめです。
〜新製品が発売される時期の目安〜
- 大型冷蔵庫…9〜10月
- ドラム式洗濯機…10〜12月
- 電子レンジ…5〜9月 /11〜12月
- 炊飯器…6〜9月 /1〜2月
- テレビ…3〜5月/9〜11月
- エアコン…10〜12月
- 空気清浄機10〜12月
上記の発売時期は、メーカーによっても異なります。目安としながら、こまめにメーカーや家電量販店のニュースやチラシなどの情報をチェックしてください。
2.家電を安く買うコツ
少しでもお目当ての家電を安く購入するにはコツがあります。どのようなことをすればいいのか、ご紹介しましょう。
2-1.まずは下準備が大切
いきなり何の知識もなく家電量販店をはしごしても、どれがいいのか迷ってしまうだけです。まずは、自分の欲しい家電に関して下調べを行うのが重要になります。
下調べをするときは、価格情報だけではなく製品の情報や評判もチェックできる「価格.com」が便利です。また、楽天やAmazonもチェックしておくといいでしょう。
ただし、価格.comに掲載されている最安値はネット通販会社のものがほとんどです。店舗の維持費や人件費がかからないぶん安く販売できます。そのため、実店舗では、価格.comの最安値と同じ価格まで値切れると思わないほうがいいでしょう。
2-2.競合店がある地域のお店へ
できるだけ大きな街で、大型の家電量販店が競合しているエリアのお店で購入しましょう。自分の欲しい家電がいくらで販売されているか複数の店舗で前もってチェックしてください。他店の価格をいえば値引き交渉もしやすくなります。
2-3.天候が悪い日を狙う
家電量販店は、毎日売り上げ目標を設定しています。そのために、売り上げが伸び悩む日は、値引き交渉に乗ってくれるケースが多いのです。以下のような天候の日は狙い目でしょう。
- どしゃぶりが朝から続いている日
- 台風が直撃し暴風雨となっている日
- 大雪の日
上記のような天候の日は、特に高齢者やお子さん連れなどは外出を控える傾向にあります。店舗に訪れるお客さまが少なくなり、1日の売り上げ目標達成が厳しくなるので値引きのチャンスなのです。足元に気を付けてでかけてみましょう。
2-4.土日・祝日を狙う
土日・祝日は、お客さんが多いのでゆっくりと製品が見づらいものです。また、スタッフもつかまりにくいので「平日のほうがよいのでは?」と思う人も多いでしょう。
確かに、平日のほうが店内はすいているのでゆっくりと製品を見る余裕があります。けれども、2-3でもご紹介したように、家電量販店は毎日売り上げ目標を設定しているのです。土日・祝日は多くの来客を見込んでいるため、どの店でもライバルに負けないよう価格設定を低くします。そのため、土日・祝日のほうが値引き交渉に応じてもらえるのです。特に、月末の土日・祝日の閉店間際がおすすめでしょう。
2-5.お店の社員に交渉する
メーカーからの販売応援派遣スタッフは、値引きをする権限を持っていません。値引き交渉をするときは、さりげなくスタッフの名札をチェックしましょう。お店の社員(特に、フロア長やチーフなど権限のある立場の人)に交渉したほうが大きく値下げしてくれる可能性が高くなります。
2-6.関連する製品を一緒に買う
できるだけ、一つの店舗でまとめて購入したほうが値引き交渉がしやすくなります。たとえば、パソコンを購入するときは、「パソコンだけではなく、プリンターやスキャナーも一緒に購入したい」という意思を伝えましょう。
2-7.ポイントを利用する
ひんぱんに利用している家電量販店のポイントがたまっている場合は、ポイントを利用したほうがよいでしょう。また、当日買う家電に即日利用できるポイントが付く場合、そのポイントを利用してください。
2-8.値引き交渉はていねいに
家電量販店でスタッフに値引き交渉をするときには、ていねいな態度を心がけましょう。偉そうな態度でいきなり「値段を下げろ」と要求するのはNGです。
まずは、製品に関しての特徴や使い心地などの説明を受けつつ、購入しそうな雰囲気を見せながら徐々に値引き交渉に入りましょう。
3.不要になった家電の処分方法
家電リサイクル法により、下記の家電は粗大ゴミで処分することはできません。
- エアコン
- テレビ(プラズマ・液晶、ブラウン管)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
上記の製品は、購入したお店や、新しく買い替えするお店に引き取りを依頼しましょう。
まだ使用できる状態なら、売却する方法もあります。
3-1.リサイクルショップを利用する
リサイクルショップは家電が主力商品です。多少古くても状態がよく使用できるなら買い取ってくれる可能性もあります。特に、中古家電の需要が高まる時期の前には、買い取り強化をするので狙ってみてはいかがでしょう。
〜買い取り強化期間の目安〜
- 2〜3月…新生活がスタートする4月前は、入学や入社などで一人暮らしを始める人が増えるので小型の冷蔵庫や洗濯機、テレビなどが対象に。
- 5〜6月…本格的に暑くなる前なのでエアコンや扇風機などが対象に。
- 8〜9月…10月の結婚式シーズンを控えて、大型冷蔵庫・大型テレビ・洗濯機・電子レンジなどが対象に。
リサイクルショップは、自分で製品を店まで運ばなければならないので、車や人出を手配する必要があります。
3-2.不用品の回収・買い取り業者に依頼する
家電や家具などをまとめて回収・買い取り業者に依頼する方法もあります。家電は、種類によってメーカーに送ったり、粗大ゴミの手配をしたりと処分が面倒です。リサイクルショップに持ち込むのも大きな製品は人手がないと難しいでしょう。プロの業者なら、自宅まで回収に来てくれるのでラクチンです。
また、もし、買い取りできる製品があれば買い取ってくれ、買い取り不可能でも回収してもらえます。家電だけではなく、古い家具や日用品などもまとめて処分してもらえるのもメリットです。特に、引っ越しのときには1日でいろいろなものを処分できるので便利でしょう。
回収・買い取り業者に依頼するときには、無料で見積もり・出張査定サービスを行ってくれる業者を選んでください。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
家電は、買う時期やタイミングなどを知っておけば安く購入できることがおわかりいただけたかと思います。日頃から、こまめにお店のチラシやサイトなどをチェックして情報を集め、家電が値下がりする時期を狙って買い替えをしてください。お店の場所や訪れる日時なども大切です。安くなるポイントをおさえて、お目当ての家電を上手に入手しましょう。