
いつまでも快適に使いたい…パソコンの寿命は何年?買い替えの目安は?
「最近、パソコンの調子が悪い…」とお悩みではありませんか? パソコンは快適に使うことができないと困ることも多いでしょう。1年もせずに新しい製品が出てくるため「もっと使いやすいパソコンにしたい」と思う人も多いはずです。しかし、決して安い買い物ではありません。パソコンの寿命を知り、タイミングよく買い替えたいものですよね。
そんな人たちのために、パソコンの寿命や寿命が近いサイン、処分方法についてまとめてみたいと思います。
- パソコンの寿命は何年?
- パソコンの寿命が近いサイン
- パソコンの処分方法
- まとめ
1.パソコンの寿命は何年?
パソコンが使えなくなる理由はさまざまですが、何をもって「寿命」ととらえるかは人それぞれです。
1-1.部品の故障
ハードディスクなどの部品が壊れたことが「パソコンの寿命」と考える人も多いでしょう。パソコンの部品は、3~5年程度で故障することが多くなっています。もちろん、メーカーに依頼することで修理可能な場合もあるでしょう。しかし、一般的にメーカーは、製品販売終了から3年以上たつと、修理を受け付けなくなります。
その理由は「部品を保有していないため」です。一定期間は修理のために部品を確保していますが、その時期を過ぎると取り扱いをやめてしまうケースが多くなっています。つまり、購入から3~5年たってパソコンの調子が悪くなった場合は、買い替えを検討することになるでしょう。
1-2.バッテリーの寿命
ノートパソコンは、バッテリーに充電することで屋外でも使用することが可能です。バッテリーが寿命を迎えると、新しいものに交換する必要が出てくるでしょう。しかし、メーカーのバッテリー販売が終了している場合は、対応できません。バッテリーの寿命は2~3年。メーカーが対応できないようであれば、バッテリーを使用せずに、コンセントにさしてパソコンを使うようにするしかないでしょう。
1-3.OSのサポートが終了した
OSにはサポート期間があります。たとえば、現在販売されているwindows8のサポート期間は、2023年1月10日まで。このサポート期間を過ぎると、アップデートの配布が終了します。その結果、コンピューターウイルスに感染しやすくなってしまうのです。対応ソフトが減ることからも、OSのサポート終了をもって「パソコンが寿命を迎えた」と考える人も多くなっています。
2.パソコンの寿命が近いサイン
「パソコンの調子が悪い」と思っても、寿命が近いことによって起こっている症状であるかの判断は難しいものです。パソコンの寿命が近いサインには、どのようなものがあるのでしょうか。
2-1.起動時に問題が生じる
パソコンの電源を押してから起動するまでに時間がかかる…。時間のないときだとイライラしてしまいますよね。購入したばかりのときはスピーディーだったパソコンも、さまざまなアプリなどをインストールしているうちに、処理能力が追いつかなくなってしまうのです。
また、起動する際に異音がするようになったら要注意。ハードディスクに何らかの問題が生じている可能性があります。さらに、起動時に焦げるような臭いが生じる場合は、電源ユニットが故障しているのでしょう。放置していると発火してしまう可能性もあるため、早めに買い替えを検討すべきです。
2-2.頻繁にフリーズする
パソコンを使用している途中で「何度もフリーズする…」という問題に直面したことはありませんか? 頻繁にフリーズするとパソコンを快適に使うことができないでしょう。フリーズの原因は、ハードディスクの寿命です。また、ウイルスが原因になっている場合もあるでしょう。最近のウイルスは完全除去が難しいため、素直に買い替えるべきです。
2-3.勝手に電源が落ちる
パソコンを使用している途中で勝手に電源が落ちるのも、寿命が近いサインです。この症状も電源ユニットが原因であり、何かしらの要因で電圧が下がってしまっているのでしょう。この状態を放置すると、電源自体が入らなくなる可能性があります。そうなるとデータを失ってしまうことになるため、早めに買い替えを検討しましょう。
3.パソコンの処分方法
買い替える際は、古いパソコンを処分する方法についても考えなければなりません。最後に、不要になったパソコンの処分方法をご紹介します。
3-1.メーカーに引き取ってもらう
パソコンは「資源有効利用促進法」により、メーカーが自主回収し、リサイクルすることが義務づけられています。そのため、基本的に自治体での処分や回収は行っていないのです。「不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てることができる」と思っている人も多いようなので、注意してください。
メーカーによる回収は、平成15年10月以降に発売された「PCリサイクルマーク」がついているものだと無償です。その前に発売されたパソコンについては費用がかかるため、事前に確認しておきましょう。ただし、パソコン内のデータ消去は自己責任という形になります。
3-2.不用品回収業者に依頼する
パソコンのような家電や家具を回収してくれる専門業者に依頼する方法もおすすめです。
最大のメリットは、自宅まで回収に来てくれるということ。
自分で持ち運ぶ必要がないため、大変便利です。
業者によっては即日対応してくれるところもあるため「すぐに処分したい」という人におすすめでしょう。
また、不用品回収業者が回収できる不用品の種類は豊富。
ほかにも処分したいものがあれば、まとめて依頼した方がお得ですよ。
買い取りも同時に行っている業者を選べば、状態のよいパソコンは買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
ただし、業者選びは慎重に行うようにしてください。
「高額な料金をだまし取るような悪質な業者もいる」ということを覚えておきましょう。
事前に複数の業者に見積もりを依頼し、比較してから決めることをおすすめします。
4.まとめ
パソコンの寿命についてご紹介しました。
- パソコンの寿命は何年?
- パソコンの寿命が近いサイン
- パソコンの処分方法
「最近パソコンの調子が悪い」「パソコンの寿命は何年なのか知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。