キッチンの収納アイデアを紹介! おすすめグッズやキレイに保つポイント

「キッチンの収納スペースがいっぱい」「常にきれいな状態をキープするコツを知りたい」など、キッチンの収納に悩んでいる方が多いでしょう。キッチンには収納するものがたくさんあるからこそ、種類ごとに収納場所をきちんと決めたり収納グッズを活用したりすることが大切なポイントです。

本記事では、キッチン収納の工夫とアイデアを紹介しましょう。

  1. キッチンに収納するものは?
  2. キッチン収納のおすすめグッズ
  3. キッチン収納のアイデアを紹介!
  4. キッチンをきれいに使うポイント
  5. キッチンの収納に関してよくある質問

この記事を読むことで、常にきれいなキッチンを保ち続けることができます。収納に悩んでいる方はぜひチェックしてください。

1.キッチンに収納するものは?

まずは、キッチンに収納するものを把握しておきましょう。

1-1.キッチンでよく使う調理器具

調理するキッチンでよく使うアイテムと言えば、おたま・包丁・鍋・フライパンなどの調理器具です。毎日料理をする人は特にたくさんの種類の調理器具を使うのではないでしょうか。いろいろな種類があるからこそ、調理器具の収納に悩みがちです。サイズや大きさもバラバラなので、どのように収納すればいいのか悩んでいる方は多いでしょう。特に、1人暮らしの場合は狭いスペースで上手に収納しなければなりません。取り出しにくい場所に収納すると使いづらくなってしまうので要注意です。

1-2.家族人数が多くなるほど増える食器類

調理器具の次に収納スペースが必要になるのが食器類です。茶碗(ちゃわん)・平皿・深皿など食器もたくさんの形や種類があります。それぞれまとめてきれいに収納できればいいですが、苦労することも多いでしょう。特に、家族人数が多い家庭ほど、食器類が増えるので収納に困ります。また、食器の中には、特別な日に使用するものや来客用に保管しているものなどもあるはずです。結婚式の引き出物としてももらうケースが多いでしょう。

1-3.調味料やラップ・ゴミ袋などの小物類

キッチンでは料理に必要な調味料やラップ・ゴミ袋などの小物類もたくさん収納します。料理が好きな人ほど、さまざまな調味料を使っているのではないでしょうか。料理しているときにすぐ取り出せるよう、スムーズに使えるところに調味料は収納しておきたいはずです。また、残り物を入れるための容器やラップ・ゴミ袋なども収納することが多いでしょう。小物類は散らかりやすいので収納には工夫が必要です。

2.キッチン収納のおすすめグッズ

上手に収納ができるように、キッチン収納に便利なグッズを活用してください。それでは、おすすめのグッズをいくつか紹介します。

2-1.伸縮・出し入れできる整理棚

キッチンの中でも収納スペースが確保できるのがシンク下です。シンク下には、しょうゆ・油などの調味料や大きな鍋、フライパンを収納する人が多いでしょう。そのままシンク下に収納するのもいいですが、空間を上手に活用するなら伸縮や出し入れができる整理棚がおすすめです。棚板の間隔や棚の高さが自由に調節できるため、収納場所や収納物に合わせて有効に使うことができます。シンク下は排水トラップが邪魔になりがちですが、避けて作れる棚もあるのでおすすめです。上下の空間をうまく使うことができるため、使用しない状態よりも多くのものが収納できるでしょう。

2-2.さまざまな使い方ができるファイルボックス

100円均ショップなどで売っているファイルボックスは、さまざまな使い方ができる便利な収納グッズです。たとえば、しょうゆなどの調味料ボトルをそのまま入れることができます。背が高い調味料ボトルはすぐに倒れやすい傾向があるため、ファイルボックスに並べることで倒れにくくなり取り出しやすくなるでしょう。さらに、見た目もスッキリするはずです。また、フライパンを立てて収納できるので、たくさんの種類があっても収納スペースが確保できます。

2-3.収納スペースが作れる収納ラック

1人暮らしのキッチンは収納スペースが限られているので、どこに置けばいいのか悩みがちですが収納ラックがあれば問題解決です。戸棚下に設置できる収納ラックを活用すれば、タオルやラップ・キッチンペーパーなどが収納できるでしょう。収納ラックの中には、フライパンが収納できるサイズもあります。毎日頻繁に使う調理器具を置くことができるので、使い勝手がいいキッチンになるはずです。

2-4.浅いタイプの収納ケース

しゃもじ・スプーン・輪ゴムなどの小物類の収納におすすめしたいのが浅いタイプの収納ケースです。キッチンツールをそのまま引き出しに入れるとごちゃごちゃになってしまうので、収納ケースでまとめてください。浅いタイプの収納ケースなら、引き出しにも簡単にしまうことができます。基本的に、1ケースに1~2種類のキッチンツールを収納するのがポイントです。種類ごとにケースで分けると取り出しやすいですし、スッキリした印象になります。

3.キッチン収納のアイデアを紹介!

それでは、キッチン収納のアイデアを紹介します。

3-1.包丁やまな板などのキッチンツールは吊す収納がおすすめ

包丁やまな板などのキッチンツールは、吊す収納がおすすめです。特に、収納スペースが限られている1人暮らしの省スペースでは、壁に吊す方法が最適と言えるでしょう。壁収納はデッドスペースになりがちですが、吊(つ)り下げ式・マグネット式・ネジ式などのフックをキッチンに合わせて選ぶことで上手に収納できるのです。キッチンツールを吊して収納する際は、包丁とまな板などセットで使うものを近くに置くことがポイントとなります。セットで収納すれば取り出して使うときも便利です。

3-2.ラップやレジ袋などは冷蔵庫横などのスペースを活用する

現在、ラップやレジ袋・キッチンペーパーなどの消耗品はどこに置いているでしょうか。作業台に置いてしまうと邪魔になってしまうので、冷蔵庫横などのスペースを活用するのがおすすめです。ここでも、場所を取らない吊り下げ方式を使用します。買い物をするたびに増えやすいレジ袋は、収納ケースに入れて保管しておきましょう。

3-3.食器やカトラリー系は仕切りを活用する

たくさんの種類がある食器やカトラリー系は、仕切りを活用して整理整頓してください。お皿を重ねて収納すると下のほうのお皿が取り出しにくくなるため、ディッシュラックを活用します。棚を活用して種類ごとに収納すれば、スッキリとした印象になるでしょう。また、専用のカトラリーポケットなどを使用するときれいに整列できます。

3-4.調味料は同じデザインの容器で統一感を出す

調味料はごちゃごちゃしがちなので、容器で統一感を出すことが大切です。大きな調味料は引き出し式のケースやファイルボックスに入れると取り出しやすくなるでしょう。そして、塩・砂糖・胡椒(こしょう)などの調味料は購入時のまま使うのではなく、同じ形・デザインの容器に移し替えてください。同じ調味料ポットに入れて保存しておくと、スッキリした印象を見せることができるだけでなく、使いたいときにサッと取り出せるので便利です。好きなデザインの容器で統一すれば、キッチンの印象もオシャレになるでしょう。

4.キッチンをきれいに使うポイント

整理整頓されているきれいなキッチンを保ち続けるポイントを解説します。

4-1.汚れたらすぐに拭き取る

キッチンをきれいに使う大切なポイントは、汚れたらすぐに拭き取ることです。こぼれた調味料や飛び散った油汚れなど、すぐに拭き取ることで清潔な状態が維持しやすくなります。キッチンの汚れはほとんどが油汚れですが、放置するほど頑固な汚れになってしまい除去しにくくなるので注意が必要です。付着したときにふきんですぐ拭き取ることができれば、大掃除も楽になります。汚れがすぐに拭き取れるように、近くに掃除グッズを準備しておくことも重要です。

4-2.収納場所を決める・使ったらすぐにもとに戻す

調理器具や調味料などキッチンで使うアイテムはそれぞれ置き場所をきちんと決めておくといいでしょう。すぐに散らかりやすい人やごちゃごちゃになりやすい人ほど、収納場所をハッキリと決めていない傾向があります。どこに何を置けばいいのか悩んでいる人は、よく使う場所の近くに収納場所を作るといいでしょう。また、使用した後はすぐにもとの場所に戻してください。使ったお皿はシンクにため込まず、すぐに洗って片付けるようにしましょう。

4-3.ラベルで中身が分かるようにする

調味料を入れたケースは間違いやすく、散らかりやすいアイテムです。キッチンをきれいに使うためにも、一目で中身が分かるようにラベルを貼ってください。ラベルに入っているものの名前を記載しておけば、すぐに必要なものだけを取り出すことができます。調理がスムーズになるのはもちろんのこと、作業スペースも確保できるのできれいに使えるはずです。

4-4.必要なものだけ置くことも大切

キッチンに収納できるものは限られているため、本当に必要なものだけを厳選することも大切です。キッチンがごちゃごちゃになってしまうのは、使っていない・要らないものまで収納している点にあります。思い出のある品でも欠けていて使えない食器などは、思いきって処分してください。また、1つで使いまわせるものや食事事情にぴったりのアイテムだけにしぼると上手に収納できます。キッチンをきれいな状態で使い続けることができるでしょう。

5.キッチンの収納に関してよくある質問

キッチンの収納に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.キッチンの収納を考えるときのポイントは?
A.キッチンの収納物をジャンル別に見直すことです。洋服を整理する際は、クローゼットや衣装ケースに入っているものを全部出して見直すことが多いと思いますが、キッチンの場合は一気にすべてを出してしまうと疲れてしまうので少しずつジャンル別に出してください。たとえば、普段用の食器・来客用の食器・カトラリー・キッチンツール・調理器具・消耗品などジャンル別に収納を考えます。ジャンル別に見直すことでスムーズに整理整頓作業ができるでしょう。

Q.突っ張り棒の活用方法は?
A.突っ張り棒はキッチンでも大活躍します。収納スペースがない場合は、キッチンのシンク上の吊り戸棚に突っ張り棒をセットするといいでしょう。突っ張り棒にメモ用紙・マスキングテープ・鍋敷きなどこまごましたものを吊り下げて収納できます。また、シンク上にはめ込み型照明があれば、空間に突っ張り棒をセットすることでピンチつきフックを引っかけることができるでしょう。保存袋を乾かしたり、レシピをまとめたりすることができます。

Q.引き出しの中はどのように収納すべきか?
A.基本的に、引き出しの中は立てて収納するようにしてください。立てて収納することで倍以上の収納力になります。また、100均ショップのかごやケースを使えば、はしやスプーンなどのカトラリーが収納できるのでおすすめです。直接カトラリーを収納するのではなく、引き出しの中は間仕切りやかごを上手に活用して種類別に分けるといいでしょう。

Q.来客用や季節用はどこに保管すべきか?
A.使用頻度が少ない来客用や季節用は、別場所で保管することをおすすめします。数回しか利用しないのであれば、納戸などにまとめて移動させるのも方法の1つでしょう。ただし、別場所に保管する場合は、新聞紙などの緩衝材を使って食器を包み、ダンボールにまとめて保管することが大切です。何が入っているのか分かるように、箱の外に明記しておくといいでしょう。

Q.タオルやふきんを収納するポイントは?
A.汚れを拭き取るタオルやふきんは、できるだけ風とおしがいい場所に吊しておくといいでしょう。生活感をあまり出したくない方は、使わないときはたたんでコンパクトに収納するのがおすすめです。できるだけきれいに見えるように折りたたみ式のハンガーや、タオルかけハンガーなどを活用するといいでしょう。

まとめ

キッチンは食材・調味料・調理器具など、収納しなければならないものがたくさんあります。使うたびに散らかりやすい人は、それぞれ種類によって収納場所をきちんと決めていないのではないでしょうか。収納場所にメリハリをつけて、ラックやボックスなど収納グッズを上手に使えば清潔でスッキリした状態を維持し続けることができます。使用した後はもとの場所に戻す・汚れたらすぐに拭き取るなど、ちょっとした心がけもキッチンをきれいに使用するポイントの1つです。