
ライターを買取してもらう方法&コツは? 買取相場をチェックしよう!
「使用済みのライターは買取対象になるのか」「捨ててしまうのがもったいない」など、ライターの処分や買取で悩みがちです。壊れたライターでも人気ブランドで需要がある種類なら、買い取ってもらえる可能性があります。ただし、すべてが買い取ってもらえるわけではないため、あらかじめ、ライターの買取基準を把握しておかなければなりません。
そこで本記事では、買取してもらえるライターの特徴と買取方法・ポイントを解説します。
この記事を読むことで、ライターの買取方法とポイントが分かります。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
1.買取してもらえるライターの特徴は?
ライターの買取時に重視される基準とポイントを押さえておきましょう。
1-1.最も重要なポイントは火がつくかどうか
ライターは、タバコなど火をつけたいときに使用する装置です。そのため、ガスを補充すれば、きちんと火がつくかどうかが買取時の重要なポイントとなります。ガスを補充しても火がつかないライターは、ほとんどの買取業者で買い取ってもらえません。たとえ、高級品や人気ブランド品でも買取不可になる可能性があります。逆に、火がつき、保存状態がよくブランド名が記載されているライターなら高価買取が期待できるでしょう。
1-2.金を使用しているライター
ライターの中には、金など貴金属が使われている種類があります。金のライターは、ほかの種類よりも買取してもらえる可能性が高く、ノーブランドのものでも高価買取が期待できるでしょう。なぜなら、金は貴重かつ価値ある資源だからです。また、査定額は、金の重量と純度が査定額のポイントとなります。金の相場は常に変動しているため、こまめにチェックするといいでしょう。金の価格推移は、田中貴金属工業株式会社のホームページで確認できます。
1-3.人気ブランドのライター
火がつく状態なら、人気ブランドのライターが買い取ってもらえるでしょう。ライターはプレゼントとしても人気のアイテムで、さまざまな有名ブランドから発売されています。たとえば、フランスで生まれたデュポンや、根強いファンが世界中にいるZIPPOなどは高価買取が期待できるでしょう。ほかにも、カルティエ・ダンヒル・ギラロッシュ・トーレンス・ロンソン・ウィンドミルなどがあります。コラボや限定もの・数に限りがあるもののブランドライターなら、火がつかない状態でも買取してもらえる可能性があるのです。火がつかないから、と買取を諦める必要はありませんよ。
1-4.買取してもらえないライターは?
逆に、買取してもらえないライターは、壊れていて使えないものです。しかし、前述したように人気ブランドで限定もの、貴金属としての価値があるものなどは使えない状態でも買取してもらえる可能性があります。また、使い捨てライターや100円ライターなど、どこでも購入できるものも買取不可になる可能性が高めです。数十本まとめてネットオークション等で販売したとしても、何十円の価値でしょう。
2.ライターの買取相場と高額買取のコツ
ライターをできるだけ高く売りたい場合は、買取相場を知ることが大切です。買取相場の調べ方とあわせて、高額買取のコツを解説します。
2-1.買取業者のホームページで相場を調べよう!
ライターの買取相場は、火がつくか・状態・ブランドなどで大きく異なりますが、業者によっても価格が変動します。業者によって査定基準が変わるからこそ、複数の業者のホームページで買取実績を調べ相場を割り出してみてください。ほとんどの買取業者は、ホームページに買取実績を記載しています。「ライター 買取額」と検索してみると、査定金額がチェックできるでしょう。また、インターネットで検索することで、売りたいブランドに合わせて高価買取が期待できる買取店も選ぶことができます。
2-2.買取前にチェックしておくこと
ブランドもののライターは、それぞれ人気の年代があります。たとえば、ZIPPOの場合は、40年代初期の名品や復刻版モデルが人気です。第二次大戦時に米軍に支給されたZIPPOを再現しており、ヒビ割れ塗装がされているのが特徴といえます。人気の年代に製造されたライターほど、買取需要が高く、高値で売買されるケースがほとんどです。そのため、買取前にケースの底に記載されている番号をチェックしておきましょう。人気の年代だけでも調べておくと、交渉によって査定額を上げることができます。
2-3.高価買取のコツは付属品をそろえること
ライターの高額買取をねらうなら、保証書・外箱など付属品をそろえておきましょう。付属品の有無で買取額に大きな差が生まれることもあります。特に、人気アニメやほかのブランドとコラボしているライターの場合、付属品があればさらに買取額がアップするでしょう。たとえば、シルバーアクセサリーの代名詞ともいえるブランドのクロムハーツとZIPPOのコラボライターは、幅広い男性に人気があります。コラボや限定品は、外箱の有無が重要になりがちです。もちろん本体だけでも買取可能ですが、付属品をそろえたほうがグッと買取額が上がる可能性があります。
3.ライターの買取方法は?
ライターをどこで買取に出すのかによって、査定額が変わります。ここでは、主な買取先とそれぞれの特徴について解説しましょう。売りたいライターの特徴に見合った買取先を選んでくださいね。
3-1.高値をつけてくれる専門買取業者
専門買取業者は、ほかの業者よりもライターの価値を正しく判断する傾向があります。特に、ライターの買取を積極的に行っている業者ほど、価値のあるライターを高く売ることができるでしょう。売りたいライターが人気ブランドもの・限定品またはコラボ品・貴金属でできたものなら、専門買取業者を利用してください。そのほうが高額買取につながりやすくなります。ただし、ライターの価値を理解している分だけ査定が厳しくなるでしょう。価値がない100円ライターや壊れて使えないライター・使い捨てライターなどは買取不可となります。
3-2.査定額が下がっても売りたいならリサイクルショップ
買取専門業者とは逆に、査定があまくなりがちなのがリサイクルショップです。リサイクルショップは、ライターだけでなく、衣類・おもちゃ・電子機器などさまざまなジャンルの商品を扱っています。買取の対象商品が非常に幅広いため、ライターの価値がわかるスタッフが少なめです。リサイクルショップの中には、査定基準を理解していないアルバイトが査定を行うところもあります。ただし、査定があまい分だけ、100円ライターなど価値がない種類も買取ってもらえる可能性があるでしょう。価値が低いライターの場合は、まとめ売りなど条件が決まっているケースが多いので注意してください。また、まとめて売ったとしても、数十円になるでしょう。
3-3.買取の可否が分からない場合は不用品回収業者へ
「買取ってもらえるのか分からない」「捨てたほうがいいかも」と思う場合は、不用品回収業者を利用してください。不用品回収業者=不用品の処分しかできないと思われがちですが、買取サービスを行っているところがあります。買取と処分が同時にできるので、買取不可になってもそのまま処分してもらえるのが大きなメリットです。わざわざほかの方法で処分する必要がなく、手間と時間をかけずにライターを手放すことができます。
3-4.ネットオークション・フリマサイトの利用
買取専門業者やリサイクルショップが出した買取額よりも高く売りたいという場合は、ネットオークションまたはフリマサイトを利用するのも選択肢の1つです。ネットオークション・フリマサイトは、個人だけでなく業者も取り引きの対象となります。また、レア度が高く、人気のあるライターは欲しがる人が多いため、高額でも落札したいという人がいるのです。落札者が多くなるほど買取額も高くなり、買取専門業者やリサイクルショップの査定額も高く売れる可能性があります。特に、こだわりを持った収集家が欲しがるライターは、倍以上の額がつくこともあるのです。ネットオークションやフリマサイトを利用する際は、しっかりとライターの特徴を明確に記載し、分かりやすい写真も載せてください。
3-5.大量にある100円ライターの買取方法は?
100円ライターや使い捨てライターなど、気軽に手に入れられるノーブランドのライターが大量にある場合、1点ずつ売るよりもまとめて売ったほうが買い手がつきやすくなります。買取専門業者やリサイクルショップの場合でも、まとめ売りをしたほうが買取ってもらえるのです。ただし、買取可能でも数十円になり、高額査定は不可能といえるでしょう。売れない場合は、処分せざるを得ません。
4.ライターの買取に関してよくある質問
ライターの買取に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.壊れたライターを買い取ってもらうコツは?
A.基本的に、壊れたライターは買取不可となりますが、修理をすれば再び使えることがあります。まずは、ガスやオイルを充鎮し、正常に動くかどうか確認してください。ガスの補充直後はライター本体が冷えていることで火がつかないケースがあります。この場合は、手の平などを使って温めてみてください。また、壊れていても、買取店によっては人気ブランドのレアものやコラボデザインなどは売れる可能性があります。状態やブランドのデザインを確認し、買取先を選んでくださいね。
Q.壊れたライターの買取先を選ぶポイントは?
A.壊れたライターが買取対象になるポイントは、ブランド品としての価値と貴金属としての価値です。これら2つの価値が認められれば買取対象になりますが、その価値を理解してくれる業者選びが重要なポイントといえるでしょう。できれば、訳ありライターでも積極的に買取を行っている業者を選んでください。事前にホームページのフォームや電話で問い合わせておけば、わざわざ来店する必要もありませんよ。
Q.人気ブランドのライターはいくらで売れるのか?
A.貴金属の価値があり、人気ブランドのライターなら、数十万円で売れる可能性があります。貴金属の価値は、査定額を大幅にアップする要素なのです。貴金属の価値がなく、人気ブランドのライターとしての価値だけの場合、査定額は数千円~5万円程度になるでしょう。ほかのブランドとのコラボ商品や限定品ほど、価値が高くなり査定額もアップします。
Q.金のライターを高く売るコツは?
A.金のライターは貴金属の価値があるため、金の相場に大きく左右されることになります。近年は、金の価値が上がっているので、高く売れる可能性があるでしょう。金の相場推移をチェックしつつ、日ごろのメンテナンスも心がけてください。壊れてしまえば、金のライターでも金としての価値だけで買取額が決まります。ライターとしての価値が加われば、グッと買取額も上がるのでメンテナンスが必要なのです。水で濡れてしまった場合はしっかりと水分を拭き取り、サビや汚れを防止しましょう。
Q.買取NGのライターはどう処分すべきか?
A.ライターを処分する際は、中身を完全に空(から)にしなければなりません。中身が残ったままの状態で処分すると、ゴミ収集車や処理施設の火災につながるので注意してください。簡単にできるライターのガス抜きは以下のとおりです。
- 火の気がない場所で、炎の調整レバーをプラス方向いっぱいに動かす
- 輪ゴムをはめる、またはガムテープを着火レバーにだけ貼る
- レバーを押し下げて火をつけ、すぐに吹き消す
- 輪ゴムやテープでレバーを押し下げたまま固定する
- シューという音とともにガスを抜き、そのままの状態で屋外に半日から1日程度放置する
- 最後に確認のため火をつける。火がつかなければガス抜き完了
まとめ
いかがでしたか? ライターの買取で重要なポイントは、火がつくかどうかです。火がつく状態で人気ブランドものであれば、高価買取が期待できるでしょう。壊れているライターは買取不可の可能性が高いですが、貴金属としての価値が認められれば買取ってもらえる可能性があります。まずは、売りたいライターの特徴を知り、高価買取が期待できる業者を選択してください。ライターのコレクターが多いネットオークションやフリマサイトを利用するのも方法の1つです。