
ベビー用品の処分・廃棄でお悩み? お得で便利な方法を解説!
ベビー用品は、子どもが赤ちゃんのころに重宝するものです。新生児から乳幼児の時期は、体が小さく不安定なため、適切なベビー用品を用意すると楽に子育てができます。しかし、子どもが成長すれば不用品となってしまい、処分で悩む人もいることでしょう。そこで、今回は、ベビー用品の処分や廃棄について詳しく解説します。お得で便利な方法もわかるので必見ですよ。
この記事を読むことで、ベビー用品の処分に関する正しい知識が身につき、適切な方法を選んで処分することができます。まずは、記事をじっくり読み進めてみてください。
1.ベビー用品の処分の悩みは?
最初に、ベビー用品の処分の悩みについて解説します。具体的にどんな内容で悩んでいる人が多いのか参考にしてください。
1-1.ベビー用品にはどんなものがある?
ベビー用品には、主に以下のようなものがあります。
- ベビー服
- ベビー用のおもちゃ
- ベビー用の食器類
- ベビーベッド
- ベビーバス
- ベビーカー
- バランサー
- 歩行器
- チャイルドシート
最近は、男女どちらでも使えることからシンプルなデザインのものが好まれます。また、ベビー用品専門メーカーのものやブランドものでこだわりがある人も多いものです。外出時に両手が自由になるというメリットがあるため、ベビースリングを活用するケースも増えてきました。
1-2.ベビー用品の処分の悩みとは
ベビー用品の処分では、以下のような内容で悩む人が多いものです。
- 数ヶ月~数年で使えなくなってしまう
- まだ十分に使えるのにもったいない
- 親戚や近所にお下がりをあげる子どもがいない
- ベビー用品の処分方法がわからない
- 思い入れがあるので処分したくない
2.ベビー用品の処分:ゴミとして出す場合
ベビー用品の処分で、ゴミとして出す場合について解説します。
2-1.自治体回収について
自治体では、ベビー用品をゴミとして回収しています。素材によって、可燃ゴミ・不燃ゴミに分けることができるほか、大型のものは粗大ゴミとして処分することもあるでしょう。ゴミの分類は、自治体によっても異なるので、ルールに従って出してください。
2-2.ベビー用品を回収する流れ
不燃ゴミや可燃ゴミは、毎週決まった曜日・時間に回収場所に持っていくだけで処分できます。粗大ゴミ扱いになる場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、指示を受けてください。いずれの場合も、指定の日時・場所以外では回収してもらえないので注意しましょう。
2-3.自治体の回収前にやるべきことや費用
自治体の回収前には、個人情報がわかるものがついていないか確認しましょう。子どもの名前だけでなく、住所などの情報が書き込んであることがあります。処分先が自治体であっても、個人情報の流出には気をつけましょう。なお、自治体の回収を利用する場合は、粗大ゴミ扱いになると数百円程度の費用がかかります。支払いは、コンビニなどで「粗大ゴミリサイクル券」を購入し、貼り付ける方法が主流です。
2-4.自治体にゴミとして出すメリット・デメリット
自治体にゴミとして出す場合のメリット・デメリットを学びましょう。
2-4-1.メリット
- 回収費用が無料もしくは数百円程度
- 依頼先が自治体なので安心度が高い
2-4-2.デメリット
- 自分の好きなタイミングで処分できない
- 集荷場所まで自分で運ぶ必要がある
- 粗大ゴミの場合は受付窓口に連絡する必要がある
3.ベビー用品の処分:誰かにゆずる場合
ベビー用品は、誰かにゆずることができるのが一番です。具体的にどんな方法があるのか詳しく解説します。
3-1.知人にゆずる場合
ベビー用品でも、まだ十分に使うことができるのなら、知人にゆずるのもいい方法です。どんなものがほしいか事前に聞き、必要なものをゆずりましょう。ゆずるからといって何でも押し付けないことが大切です。また、まだ使えるものであっても、汚れやにおいがひどいものは避けてください。知人だけでなく、施設などに寄付することも考えてみましょう。乳児院などでは、ベビー用品が不足している場合もあるので問い合わせてみてください。
- メリット:ベビー用品の寿命が延びる・ものを大切にできる
- デメリット:必ずしもゆずり先が見つかるとは限らない・人気のないものは残りやすい
3-2.リセールする場合
ベビー用品は、オークションやリサイクルショップでリセールすることもできます。オークションの場合は、専用サイトに登録し、出品手続きを進めましょう。落札希望者が現れ、期限が過ぎれば取り引きが成立します。落札者から入金があったら商品の発送を進めてください。また、リサイクルショップでは状態のいいベビー用品を買い取ってくれることがあります。店頭に持ち込んで、買い取りしてもらえるかどうか査定を受けましょう。買い取り可能な場合は、売ることができます。
- メリット:思わぬ高額で取り引きできることがある・本当にほしい人に渡すことができる
- デメリット:必ずリセールできるとは限らない・オークションの場合はトラブル(支払い・商品クレームなど)に巻き込まれることがある
3-3.高額処分するためのコツやポイント
ベビー用品を高額処分するためには、以下のコツやポイントを覚えておきましょう。
- 洗濯・クリーニング・掃除をしてキレイにしておく
- 付属品があるものはそろえておく
- できるだけ早く処分する
- 高額処分ができる方法を選ぶ
なお、ベビーベッド・ベビーカー・ベビーバスなど、大型のベビー用品で良質なものは特に人気が高いので有利です。
4.ベビー用品の処分:回収業者に依頼する場合
ベビー用品が大量にある場合などは、回収業者に依頼すると楽です。利用の流れや方法をはじめ、料金やメリット・デメリットなど詳しく解説します。
4-1.業者がベビー用品を回収する流れや方法
業者がベビー用品を回収する方法は、主に以下となります。
- 依頼者からベビー用品の回収の問い合わせを受ける
- 問い合わせ内容に従って見積もりを出す
- 依頼者が見積もりの内容に同意した場合は正式に契約する
- 依頼者の指示どおりの日時・場所において業者が回収する
4-2.業者に依頼した場合の料金
ベビー用品の処分を業者に依頼した場合、ベビーベッドやベビーカーの場合は、1台につき数千円程度の費用がかかります。業者では、回収のために軽トラックなどの車両とスタッフを手配する必要があるからです。具体的な料金については、業者ごとに設定が異なるため、見積もりなどで確認してください。なお、ベビー用品が大量にある場合や、ほかのものも回収してもらいたい場合は、お得なプランがないか業者に相談するといいでしょう。
4-3.ベビー用品の処分を回収業者に依頼するメリット・デメリット
うまく利用するためにも、回収業者に依頼する場合のメリット・デメリットを理解しておきましょう。
4-3-1.メリット
- 日時・場所を指定して回収してもらえる
- 自分で運ばなくていいので楽
- 買い取り対象になればお金が入る(回収費用と相殺できる)
- ベビー用品以外のものも処分依頼できる
4-3-2.デメリット
- 回収費用がかかる
- 業者選びに失敗するとトラブルに遭いやすい
4-4.回収業者選びのポイント
ベビー用品の処分を安心して依頼するためにも、業者選びに手を抜かないようにしましょう。具体的には、以下のポイントを参考にして選ぶことをおすすめします。
- ベビー用品の回収を積極的に行っており実績が豊富
- 買い取り対象にならなくてもできるだけ資源リサイクルに回している
- 無料で見積もりをしている
- 回収費用がリーズナブル
- 指定の日時・場所での回収が可能
- 問い合わせに対して親切・感じがいい
- 利用者からの評判がいい
- 古物商許可・一般廃棄物収集運搬許可を持っている
5.ベビー用品の処分に関するよくある質問
最後に、ベビー用品の処分に関するよくある質問に回答します。悩みをスッキリ解決するためにも、それぞれ参考にしてください。
Q.ベビー用品の処分はまとめて依頼したほうがいいですか?
A.まとめて依頼したほうが、個別に依頼するよりも回収費用が安く済むことが多くなります。また、作業効率を考えても、まとめて処分してしまえば早くスッキリできるでしょう。不要になったベビー用品を早く片付け、今子どもに必要なもののためのスペースを作ってください。
Q.ブランド品のベビー用品は高額査定になりますか?
A.人気ブランド品のベビー用品は、根強い人気があります。コンビやアップリカなどのベビーカー・チャイルドシートなどは、高額査定の対象になりやすいでしょう。しかし、ブランド品であればすべてが高額対象になるわけではありません。不人気ブランド・無名ブランド・状態の悪いものは、低い金額か買い取り対象外となるケースもあります。
Q.買い取りにならなかったベビー用品はどうなりますか?
A.残念ながら何らかの理由で買い取りにならなかったものは、業者に有料で回収してもらうことができます。信頼できる業者では、資源リサイクルに回すなどして有効に活用してもらえるので安心してください。なお、有料回収となった場合は、契約を中止すれば自分の手元に戻すこともできます。
Q.業者で買い取りできないベビー用品の条件は?
A.たとえば、以下の条件のベビー用品は買い取りできないことが多くなります。
- ひどい汚れ・においがある
- 故障・破損している部分がある
- 必要な付属品が欠品している(ベビーカー・チャイルドシートなどの場合)
- 盗品の疑いがある
- 海外製・無名ブランドの粗悪品
Q.査定金額に納得できない場合はほかの業者に依頼するべきですか?
A.状態がいい・人気ブランドであるなどの好条件を満たしていても査定金額が低い場合は、何かしらの理由があるはずです。まずは、査定理由を業者に聞いてみましょう。理由を聞いても納得できない場合は、取り引きを中止し、ほかの業者に改めて依頼しても問題ありません。ただし、ほかの業者でも同様の査定が出た場合は、相場と考えることも大切です。
まとめ
今回は、ベビー用品の処分について詳しく解説しました。子どもが生まれたばかりのころは役に立ったものでも、成長とともに不用品になってしまうのは仕方がありません。いつまでも残しておいても使用しないものは、思いきってスッキリ処分してしまいましょう。ゴミとして処分するほかにも、友人や知人などにゆずる・回収業者に依頼するなど、さまざまな方法があります。まだキレイな状態のものは、なるべく再利用できる方法で処分しましょう。