
中古オーディオの高額査定ポイントとは? 買取を考えている人必見です。
一昔前では、音楽を聴くとなるとスピーカーやアンプ・チューナーをセットで使用するオーディオが主流でした。しかし、最近ではスマートフォンやiPod・パソコンなどで音楽を楽しむ方が増えています。音響機器がデジタル化され、コンパクトになった現代ではオーディオの出番も少なくなってきました。そこで、オーディオの処分・買取を考えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、中古オーディオの買取について詳しく解説していきます。
オーディオの買取を考えている方は、この記事を読むことで高額査定のポイントを知ることができます。また、買取業者の選び方をご紹介していますからぜひ参考にしてください。上手に業者を選ぶことで買取の可能性を高め、トラブルなくスムーズな取引が期待できるでしょう。
1.オーディオの買取について
オーディオとは一体どのような機器を指すのでしょうか? オーディオについて解説します。
1-1.オーディオとは
オーディオとは、音楽を再生・録音する機器のことです。オーディオシステムやオーディオセット・ステレオなどと呼ばれています。オーディオは音を読み取るプレーヤーと音量を調整するアンプ、音を再生するスピーカーをセットにしたものです。一般家庭で爆発的人気となったシステムオーディオやミニコンポと言うと、懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。最近はプレーヤーとアンプの役割をスマートフォンやiPodでできるようになり、音を聞く役割はヘッドフォンが担っています。
1-2.オーディオの主な種類
オーディオにはさまざまな種類があります。
1-2-1.コンポーネントステレオ
アンプやチューナー・スピーカー・CDプレーヤーが独立し音響機器を組み合わせるオーディオシステムです。自分好みに構成できます。それぞれの機器を単品コンポと呼び、コンポやミニコンポと呼ばれることも多いです。
1-2-2.セパレート型ステレオ
レコードプレーヤー、アンプ・チューナーを一体化したものをセンターに、左右のスピーカーを分離して設置できるステレオセットです。セパレートステレオや家具調ステレオとも呼ばれ、1960年~1970年代に主流ででした。
1-2-3.アンサンブル型ステレオ
レコードプレーヤー・スピーカー・アンプ・チューナーを一体化したステレオセットです。家具調ステレオと呼ばれ、1950年代~1960年によく使われていました。
1-2-4.システムコンポーネント
システムコンポーネントとはレコードプレーヤー・スピーカー・アンプ・チューナーをそれぞれ自分好みに組み合わせ、別々に購入できるオーディオです。とはいえ、ほとんどの方がメーカーが推奨するオススメセットを購入しています。オススメセットはデザインや色が合っているからです。自分の好きなように構築できるため、音にこだわりのある方に人気があります。
1-2-5.ミニコンポ
コンパクトで場所を取らず、狭い部屋でも性能のいい音を楽しめることから人気のミニコンポです。ボリュームのある低音を再生でき現代の主流となっています。
1-2-6.わかりやすく製品で見てみよう
オーディオの種類をもう少しわかりやすくご紹介します。現在主流となっているのは以下のようなものです。
- カセットデッキ
- MDコンポ
- シンセサイザー
- DJ機材
- アンプ
- スピーカー
- ホームシアターシステム
- キーボード
- レコードプレーヤー
- ラジカセ
上記も一部です。アンプや楽器・音楽機材もオーディオに分別されます。
1-3.買取対象品とは?
買い取り対象となるオーディオは正常に再生でき、オーディオの機能を果たしているものです。壊れているもの、目立つ傷のあるものは買取対象にならないことがあります。業者が提示する買取対象製品やメーカーであることが条件です。ひどい汚れや再生不可能なものは買取不可となる可能性が高いでしょう。
2.オーディオの買取で人気の高いものとは
中古市場で人気のオーディオを見てみましょう。人気が高いものは買取価格も高くなる可能性があります。
2-1.オーディオとほかの家電はどう違う?
オーディオはコレクターアイテムとしても人気です。メーカーや機種により熱心なマニアやコレクターがいます。日本のオーディオファンは60万~100万人いると言われているのです。ですから、オーディオの査定は高額になることも珍しくありません。 一般的な家電では年式や状態で査定しますが、オーディオは違います。マニアックな製品は中古市場でも非常に人気が高く再販してもすぐに売れるのです。また、マニアでなくてもずっと使っていれば愛着が湧きます。使っていないにもかかわらず、手放すのが惜しいと悩む方も少なくないでしょう。そんな方にはオーディオの処分方法として買取がオススメです。使っていないなら買取してもらい、誰か必要な人に使ってもらうほうがオーディオも幸せでしょう。
2-2.人気の品目はコレだ!
オーディオで人気の品目をご紹介します。
- カセットデッキ
- スピーカー
- アンプ
- CDプレーヤー
- DJ機器
- ホームシアターシステム
- ラジカセ
- MDコンポ
最近、懐かしのカセットテープがじわじわとブームになっています。それと同時に、カセットデッキやラジカセの需要が高まり、中古市場も盛り上がってきました。古いラジカセが家にある方は、高値で売れる大チャンスです。
2-3.買取で人気メーカーをチェック
買取で人気のメーカーは大手メーカーのものです。以下をご覧ください。
- オーディオテクニカ
- アイワ
- オンキョー
- ソニー
- パイオニア
- パナソニック
- ヤマハ
- ケンウッド
- ビクター
- ティアック
無名のマイナーメーカーよりは誰もが知っているような大手メーカーの製品に人気が集中します。大手メーカーのものは安心感がありブランド力も強いため、中古でも高い需要が見込めるのです。必然的に買取価格も高くなります。また、DJ機器であればパナソニックの音響ブランド「テクニクス」が人気です。
2-4.オーディオの買取で大事なこと
オーディオの査定は人気の製品・メーカーにより金額が大きく変わります。さらに、時代の波も影響するため売るタイミングを逃さないようにしましょう。特に最近ではカセットの人気が復活し、中古の市場が大きくなっています。流行(はや)っているうちに売ると売却価格も高くなるためオススメです。
3.オーディオ高額査定のポイントとは?
オーディオの買取で一番気になる、高額査定のポイントについてご紹介します。買取のしくみやメリットなどもよく確認しておきましょう。
3-1.オーディオ買取のしくみ
中古オーディオを求める人は”マニアかコレクター”または”安く欲しい人”です。新品で購入すると高額なため、中古市場でも目玉の商品となっています。また、古い型であればあるほどマニアにとっては魅力的です。「少々高くても欲しい」と思うコレクターは少なくありません。業者が買取したあとは、メンテナンスを行い中古として再販します。買取は売りたい人と買いたい人の利益が一致している便利なサービスです。
3-2.買取のメリット
買取には以下のようなメリットがあります。
- ゴミの減量化
- リセールするので環境にやさしい
- 処分する手間が省ける
- 処分に費用がかからない
- 手放すことでお金がもらえる
オーディオは使わなくなったまましまっておくには惜しいです。古いオーディオにも買取の可能性はあります。喜んで使ってもらえる人の手に渡すことで、オーディオも生まれ変わるでしょう。趣味の人の手に渡れば、今よりもっと大事にしてもらえるはずです。
3-3.買取できるもの、できないもの
買取できるかできないかは、あくまでも査定しだいです。買取できない可能性が高いのは以下のような製品になります。
- 外観が破損または大きな汚れがある
- 動作しない
- メーカーが無名
古くて多少傷があってもマニアに人気のものなら買取の可能性は十分あります。また、壊れていてもコレクターがアンティーク品として探している場合もありますから、一概に買い取り不可とも言えません。まずは業者に連絡をし無料査定を依頼してみてください。
3-4.高額査定のポイントとは?
せっかく売るならひと手間加えて少しでも高く売りたいと思いませんか?高額査定になるポイントをご紹介します。
- 購入時の付属品や説明書などを揃(そろ)えておくこと
- 音割れがないかチェックしておく
- ほこりや汚れを拭き取りキレイにする
- 単体ではなくセットで売る
- 高額買取する業者を選ぶ
同じ製品でもキレイな方が査定金額は上がります。家も多少掃除してキレイにしておくといいでしょう。製品がいいものでも、汚い部屋では査定額も変わってきます。また、忘年会やくじであてたオーディオを使わないと判断した場合は早めに売りましょう。新品・未開封の商品は高額買取の可能性が高いです。
3-5.高額査定商品ってどういうもの?
高額査定商品は、製品の価値で高くなるものと業者のキャンペーンで高くなるものの2種類があります。新品・未開封のものは価値が高く、高値買取となるでしょう。さらに、古くても需要があるものなら高額査定されることもあります。業者が一定期間行う買取強化キャンペーンは、査定額をアップしてもらえるチャンスです。ぜひ活用してみましょう。
4.オーディオの買取業者はこう選ぼう
オーディの買取を依頼する業者は慎重に選ばなくてはなりません。なぜなら、買取を行う業者には得意分野があり、対象製品以外の場合は相場より安い価格で買い叩(たた)く恐れがあるからです。そのような事態にならないよう、業者はきちんと選びましょう。
4-1.業者選びのポイント
オーディオを買い取る業者はたくさんあります。しかし、きちんとした業者を選ばなければトラブルになる可能性もあるのです。一般的に買取サービスを営むには自治体の許可が必要になります。許可を得ている業者なら悪質なトラブルに巻き込まれる心配はありません。依頼時には業者ホームページなどで許可番号を確認してみてください。また、見積もりは無料で、提示する金額が納得できるものかどうかも大切なポイントです。なぜその価格になったのか、疑問にも丁寧に答えてくる業者だと安心できます。
4-2.専門業者に依頼するメリット
オーディオの買取を知識のないリサイクルショップに依頼すると価値がわからず、不当な金額を提示してくる可能性があります。オーディオの買取には素人では判断できない専門的知識が必要です。オーディオの査定に長(た)けていて、製品の質を見極める業者を選ばなくてはなりません。買取品の幅が広く、買取実績があり、経験豊富な業者を選びましょう。
4-3.買取価格について
オーディオの買取は市場の動きに大きく左右されるため、時期により価格が変動します。業者がたまたまたくさん仕入れたあとだったら買取価格も安くなるでしょう。売るタイミングを逃さないためにも中古市場を忘れずにチェックしてください。
4-4.メンテナンスについて
買取した製品は業者がメンテナンスを行い再販します。しかし、業者のメンテナンスが必要ない製品はそれだけ手間が省け査定額もアップするのです。かといって、知識もないのに無理してメンテナンスする必要はありません。故障の原因になってしまいます。メンテナンスできない場合は、ほこりや汚れを拭き取る程度にしておきましょう。
4-5.保証について
中古オーディオの場合、購入して1か月~3か月は保証期間があります。期間内に不良があった場合、無償で交換や修理が可能です。オーディオの中古市場ではよくあるサービスですから、認識しておきましょう。
4-6.買取の方法と流れ
オーディオの買取方法や流れをご案内します。
- 業者を探す
- 業者にオーディオの買取依頼をする
- 業者と見積日の打ち合わせ
- 見積もりに来る(または電話で査定)
- 見積額に納得すれば正式に依頼
- 出張の場合はその場で製品を回収
- (電話で見積もりの場合は持ち込みか宅配便など回収方法を選ぶ)
- 買取代金をもらい取り引き完了
オススメは出張買取です。自宅まで取りに来てくれるため手間がかかりません。急いで買取してほしい方は、できるだけ早めに依頼しましょう。あらかじめ製品の購入日や型番・製造日などをメモしておくとスムーズです。
4-7.オーディオ買取の注意点
絶対にやめてほしいのは、洋服や雑貨などをメインに扱うリサイクルショップに焦って売りに出すことです。取扱品目以外のものは安い価格で買取られる可能性が高いでしょう。多少面倒でもきちんとリサーチして、評価標準をきちんと持つ業者を選んでください。また、買取サービスを営むには自治体の許可が必要です。無許可の業者に依頼するとトラブルになる可能性がありますから必ず確認してください。許可番号は業者のホームページなどに記載されています。
5.オーディオ買い取りに関するよくある質問
オーディオの買取に関する質問をQ&A形式でご紹介します。買取を考えている方はぜひチェックしてください。
Q.一部動作に不具合があっても買取可能ですか?
オーディオは普通に使用していても経年劣化します。多少の不具合はさほど影響しないでしょう。不具合がある場合は隠さず業者に申し出てください。
Q.提示された金額に納得できない場合、断っても大丈夫ですか?
無料見積もりの時点でしたら断っても構いません。2~3社の見積もりを取り比較してみるのもいいでしょう。買取は焦らずしっかり検討してください。ただし、市場は常に動いているため買取のタイミングを逃さないようにしましょう。
Q.オーディオ以外にも買取してもらいたいものがあります。
オーディオ以外の買取は業者に相談してみましょう。業者によっては不用品をまとめて依頼することで買取価格がアップする可能性があります。お得に処分できますから便利です。
Q.買取が成立した製品を取り戻せますか?
ひとたび業者に引き渡した製品は二度と取り戻せません。どうしても欲しい場合は、業者から購入するしか方法はないでしょう。しかし、販売価格は買取価格より高くなるはずです。手放した商品を再び手にすることはほとんどできないため、よく考えてから売りましょう。
Q.オーディオに付属していた電源コードを無くしてしまいました。買取可能ですか?
ほとんどの製品で買取可能です。ただし、製品の状態によっては買取が難しい場合もあるでしょう。まずは業者に問い合わせてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか? この記事ではオーディオの高額査定について解説してきました。オーディオはマニアックなファンが多いため、古い製品でも高値が付く可能性が十分あります。家の隅で眠っているオーディオが、思わぬお宝になることもあるのです。要らなくなったオーディオがある方はぜひ査定に出してみましょう。手間なくお得に処分でき、お金までもらえます。家もスッキリして心地いいですよ。買取を依頼するときは満足のいく取り引きになるよう業者選びは慎重に行いましょう。