狭い部屋でも大丈夫! アパートの片付け方法や収納コツをご紹介!

日本の狭い住宅環境では、アパートの片付けについて悩んでいる方も少なくありません。アパートは狭く、収納場所も少ないことが多いでしょう。そこで、今回はアパートの片付け方法や収納のコツなどをご紹介します。

  1. アパートの片付けについて
  2. アパートの片付けを自分で行う方法
  3. アパートの片付けを業者に頼む方法
  4. アパートの片付けについてよくある質問
  5. まとめ

アパートの片付けに行き詰まってしまった方や、片付ける時間がまったくないという方のヒントになる情報もご紹介します。アパートが狭くて片付けに悩んでいる方や、収納方法を知りたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。

1.アパートの片付けについて

アパートの片付けは何が大変なのでしょうか? まずは、アパートの特徴などをご説明します。

1-1.アパートとは

アパートとは、3階建て以下の集合住宅を示します。マンションは高層階まであるのが一般的ですが、アパートは2~3階のものが主でしょう。間取りはワンルームタイプからファミリー向けまで幅広くあります。しかし、アパートというと、ワンルームや1Kくらいの狭い部屋をイメージする方も多いでしょう。

1-2.アパートの片付けの悩みとは

アパートは狭く収納が少ない間取りが多くなっています。押し入れやクローゼット・作り付けの収納棚などをうまく使いこなせない方も多いでしょう。ワンルーム・1Kの場合は、一部屋にすべてのものが集まるため、さらに収納が大変といえます。

2.アパートの片付けを自分で行う方法

2-1.収納スペースの増やし方・アイデア

アパートの収納が少ないとお悩みの方は、コの字ラック・スライド式のスノコなどを使って、奥や上まで収納スペースをフルに使えるようにしましょう。また、天袋や、頭より上にある収納スペースには、ふだん使わない季節物を入れると便利です。

2-2.アパートの片付け方

アパートを片付ける際の主な流れをご説明します。

2-2-1.ものを出す

面倒でも、収納スペースからものをいったんすべて出してみましょう。入れっぱなしのままだと、ものの仕分けがうまくいかず、不要なものも残ってしまう可能性があります。一度出してみることで、保管し続けるかどうかをより冷静に考えることができるのです。

2-2-2.仕分ける

ものを出したら、持っていたいか、いたくないかで判断して仕分けしましょう。使うか使わないかで考えると「もしかしたら使うかも」と考えてしまい、ものが減りにくくなります。服・本・書類などを先に仕分けて、あとから思い出のものなどに手を付けると時間がかかりません。

2-2-3.処分する

手放すものが決まったら、各方法でものを処分します。

  • 捨てる
  • リサイクルショップなどに売る・
  • 買取・回収業者に依頼する

家具や家電などを捨てる場合は、粗大ゴミの申請を行う必要があるので、自治体のHPや役所などで処分方法を確認しましょう。

2-2-4.収納する

残すものを決めたら、使う頻度や生活動線を考えながら収納していきます。服は、なるべくたたんで立てて収納しましょう。スペースを節約できます。他にも、本・文具・書類・小物など、立てられるものは立てて収納することで、使いやすい収納になるでしょう。もし、収納グッズを購入するのであれば、このタイミングです。先に収納グッズを買うと、すべて使いこなせずに余ってしまいます。残すものが決まってから、その量に合わせて収納グッズを選びましょう。

2-3.片付けのコツ・ポイント

狭いアパートの片付けでは、大きなものを先に処分するほうが、効率が上がることがあります。また、仕分けるまでもなく絶対にいらないものがあれば、先に捨ててもよいでしょう。物理的にスペースが広くなってからのほうが、片付け作業がしやすいからです。

3.アパートの片付けを業者に頼む方法

アパートの片付けを業者に依頼する方法や費用相場・注意点などをご紹介します。

3-1.業者に頼んだほうがいいケースとは?

ものが増えすぎて自分ではどうにもできない場合や、処分したい不用品が多すぎる場合は、片付け業者に依頼したほうがいいでしょう。不用品一点一点に対して捨て方を調べて粗大ゴミなどの手続きをしたり、リサイクルショップに運搬するのは大変です。回収業者を利用すれば、不用品をまとめて一気に片付けてもらうことができます。

3-2.片付け業者の相場とは?

回収業者は、軽トラックなどに不用品を積んで回収します。ワンルームくらいの広さでしたら、軽トラック1台分で済むことがほとんどなので、2万円くらいで引き取ってもらえるでしょう。不用品回収だけでなく、清掃なども依頼する場合は、約6万~8万円が相場といえます。

3-3.頼む方法・手順

業者を利用する手順や流れは、主に以下のとおりです。

  • 事前に無料相談や無料見積もりを行う
  • 訪問日を決める
  • 不用品を引き渡す
  • 料金を支払う

基本的には、無料見積時の料金を支払うことになりますが、無料見積時より、ものの数が増えていた場合などは料金が変わる場合があります。いずれにせよ、金額の根拠となるものは書面でもらうようにしましょう。

3-4.注意点

回収業者や片付け業者の中には、悪質なものもあるので十分注意しましょう。地域を巡回している無料廃品回収車などは、ほとんどが違法で営業しているので利用しないでください。あとから不当に料金を請求されたり、回収した不用品を不法投棄されてしまったなどのトラブルも相次いでいます。

4.アパートの片付けについてよくある質問

Q.部屋が狭すぎて、片付けのための作業スペースがとれません
A.もの別にエリアを区切って少しずつ片付けをしたり、トランクルームなどを利用して一時的にものを退避する方法がおすすめです。とにかくものを減らすことを優先しましょう。

Q.片付けをする前より部屋が散らかった気がするのですが
A.片付けを始めると、いったんは部屋がとても散らかります。仕分けと処分を繰り返すことで、ものの数はだんだん減っていき、片付けやすい部屋になるので、最後まで手を止めずに作業しましょう。

Q.片付ける時間がとれません
A.連休などを活用して一気に片付けるのがおすすめですが、どうしても時間がとれないという方は、業者を利用しましょう。料金を払った分、時間や手間を得ることができます。

Q.アパートの収納のコツを教えてください
A.狭いアパートでは、すべてのものを使いやすく置くことはあきらめましょう。使用頻度を毎日・週に数回・月に数回・たまに・年に一度、などと具体的に考えると分類がしやすくなります。毎日使うもの以外はなるべく見えないようにしまうと、片付いた印象の部屋になるでしょう。

Q.アパートの生活動線って何ですか?
A.狭いアパートにも生活動線はあります。朝の行動(洗面・歯磨き・身支度)や、休日の行動(料理・テレビを見る)、家事の行動(洗濯を干す・取り込む・たたむ・服をしまう)などを考えてみてください。それらの行動の通り道に、それぞれに関係するものを収納するとよいでしょう。行動とものが強く関連付くので、ものの定位置がきちんと決まって、片付ける場所に悩まなくなります。

5.まとめ

アパートの片付けについてご紹介しました。アパートの片付けでは、ものを減らすこと・使用頻度を考えて収納をすることが大切です。また、自分ではどうにもできない場合や、片付ける時間がとれない場合は、思いきって業者を利用するのもおすすめできます。アパートがスッキリ片付けば、生活の質も一気に上がるでしょう。